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このコーナーでは、出張の行き帰りの乗り物の中で、時間を忘れて読み終えてしまうような作品ばかり、すなわち、満足度は低くても、少なくとも私が一気に読み切るほどの魅力を感じた作品ばかりを紹介しています。
なお、2007年分以降は、サミーズダイアリーの中で都度取り上げる形になって います。
弁護士と医師は、通常の職業をしていては絶対に知ることがかなわない数多くの方々の人生に触れることとなり、時としてその運命の岐路に立ち会うこととなる。本書は、その経験上も首肯できる論述がかなりあった。本書は、人を見極める上でも、あるいは人から信頼を勝ち得るためにも役立つと思われる。漫画の原作を作っているだけに、漫画のテクニックの引用等があり、楽しくあっという間に読めてしまう。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
ナチス時代の時代考証が徹底的になされているらしいが、その時代の雰囲気を感じつつ徐々に物語に引き込まれていく。ジェフリー・ディーヴァー作品らしいどんでん返しもあり、後半はどんどん物語に引き込まれていく。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
精神科医の和田秀樹氏の著書。仕事が遅いことがストレスになっている方、仕事を早めに切り上げてプライベートな時間を作ろうと考えている方は是非ご一読下さい。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
立花隆氏のリアルポリティックスから数100年の時間的スケールで見ると、目の前に起きている事象が全く違ったものに見えてくる。このようなものの見方のベースがどう培われたのかは、立花隆氏の「思索紀行」を読むと判る。最近NHKの番組でみた「サイボーグ」特集も大変面白かった。この手の本は出たら直ぐ読むに限る。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
医療訴訟を手がける第一人者の石川先生の著作。医療訴訟の最高レベルの弁護士の考え方は仕事のやり方を知りたい若手弁護士、ロースクール生にお奨めしたい本。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
ワインを題材にしたうんちく系マンガ。読みながらワインの知識も身に付く。ワインのおいしさに気がつき始めた方は是非お読み下さい。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
何故、大陸によって、文明の発達に大きな差ができたのか。それを様々な切り口で考えさせてくれる。まさに、目から鱗が落ちる著書である。これを読むと、世界観が変わってくる。上・下2冊だが、買う価値は十分ある。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
北条民雄という作家をご存知だろうか。ハンセン氏病に冒されながら、第1回文学界賞を受賞した作家である。この書物は北条民雄の生涯を、川端康成との交流関係をまじえながら、隔離政策がどれだけ壮絶なものであったのかを克明に書いている。読破後、巻末の年表や写真などみると胸に迫るものがある。是非、弁護士を志すロースクール生や司法修習生にも読んでもらいたい。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
2001年4月に発生した浅草女子短大生(レッサーパンダ帽)殺人事件についてのノンフィクションである。マスコミを通じて知り得る情報と実際の裁判と事件関係者を綿密に取材した著者から提供される情報の質と量の違いに驚く。報道による人権侵害、障害者支援の問題、犯罪被害者の問題、刑事裁判に関する問題など司法を巡る諸問題について考えさせられる。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
小泉首相が面白いと絶賛した書。本能寺の変や桶狭間の戦いなどについての見方を一変させる内容となっていいる。首相ほどは面白く感じなかったが、最後まで一気に読める。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
私と同じ世代の方々には特に面白く読める本で、あっという間に読めてしまう。
アリ対フォスター戦、トム・ジョーンズ来日公演、アリ対猪木戦、ネッシー捕獲大作戦、オリバー君招聘など殆ど知っている破天荒なイベントは、全て同じ人物がプロデュースしていたとは・・・。
読んだ後、成し遂げようと思い、実行に移そうと動き始めることの重要性を痛感させられる一冊。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
46才の私が読んでも、一気に読める作品。できれば、現役の高校生に読んでもらいたい作品。読後感が爽やか。思わず自分の高校時代のことを思い出してしまい、タイムスリップできる。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
江戸時代の始まりの頃、一つの村全員が殺害された。どうしてそのような事態になったのか、そこに至る経緯が語られる。江戸時代の検地の実際、当時の農村の生活などがリアルに表現されていく。読後感は重たいが、一度読み始めたら止まらない。
お勧め度4 お役立ち度1
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
見ることが到底出来ない江戸時代天明年間を細かいディテールの積み重ねと無駄のない描写で映像のように見せてくれる小説。空を飛ぼうとした男がいたという史実をモチーフに、その男の力に満ちた生き方がやがて周囲の人々を幕府の経済的規制に抵抗する勇気を与えることになる。読後感が本当に爽やか。特に、航海を舞台とした第2部は面白い。・・・・「久しぶりに真人と出会った。力に満ちているというのは、危機に瀕していながらそれを撥ねのけるだけの気力を失っていない者の様を指す。既に蓄えた力に安住している者には、単に醜さしか感じない。まさに、己がそれなのだ。」
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
白い巨塔を思わせる大学病院の教授戦と候補者の起こした医療事故を、一人の麻酔科医の目を通して、語られていく。また、医療過誤とは別に、安楽死の問題にも、タブーを恐れず切り込んでいる。
作家が医師だけに、医学的な記述はリアルである。医師の考え方、医師の世界の描き方も鋭い。山崎豊子の白い巨塔の世界は今も厳然と残っているというのが現実だ。
裁判の進行とともに、結末まで、一気に読ませる。訴訟の形勢も、患者側に有利になったり、病院側に有利になったりと、スリル感もある。
裁判実務に関してもかなりリアルだが、証拠保全の着手金とは別に訴訟の着手金が250万円となっている点は現実とは違う(私の場合は0)。また、証拠保全に、ノンフィクション作家が弁護士と同行するシーンがあるが、このようなこともは通常あり得ない。これらの点は残念だった。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
密室トリックの解明を筋とした本格推理であるが、盗聴、侵入、架空クレジットの策出などの知識は犯罪から身を守るために役立ちそうである。
しかしながら、刑事関係についてはリアリティにかけていると思わざるを得ない。巻末に司法関係者から協力を得たとあるが、弁護士が被疑者と接見する際の状況に大きな間違いがあるように思われる。日本の刑事司法では、弁護人と被疑者の接見の際、接見室に警察官が同席するということはありえない。もし、著者が接見室に警察官が同席していると考えているのであるば、是非、この点について再検討して欲しいものである。また、否認事件で取り調べを受ける被疑者の苦悩などの取材もまったくしていないのではないか。本格推理とはいえ、リアリティが欠けていては、読み手を引きつけられないのではないだろうか。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
書店で気になって購入したが、電子メールで会議が99%省略できるなど刺激的な項目が並んでいる。日頃の通信手段として電子メールを多用している人とそうでない人とで時間の速度感覚が全く異なっていることが問題だ。会議などでは電子メールを多用していないリーダーと多用している構成員の組み合わせが多いのが現実だ。電子メールを利用できるようになったのはつい数年前からだからだ。このタイムラグが悲劇を生む。しかし、電子メールを全く利用しようとしない人がいる間は、電子メールを利用している人のアドバンスはものすごく大きいということだ。電子メールを活用していない人は是非読んで欲しい。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
昭和9年の自転車ロードレースのお話。自転車ロードレースの醍醐味が味わえる。展開が面白くどんどん頁が進んでいく。映画を見ている感覚で読み進めることができる。疲れている時の気分転換に最高。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
旅について共感できる記述が多く、漠然と旅について考えていたことを端的に表現してくれた本である。ためになる箇所に下線を引いて読み済んだ程だ。学生時代にもっともっと一人旅をしておくべきだったと悔やまれるこのごろだが、今後とも一人旅にはこだわって行きたい。同じ環境に安住してしまっては進歩はない。未知の世界に挑戦してこそ進歩がある。団体旅行ではなく「ひとり旅」「個人旅行」を一度味わってみてはどうだろうか。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
自然の恩恵を受けて暮らすマタギの物語だが、とても面白かった。史料に基づくと思われる各種記述が物語に信憑性を与えている。弁護士会の環境問題で、野生生物の保護に取り組んでいるが、いろいろと考えさせられることも多かった。自信をもってお勧めできる本である。
同じ作者の「ウェンカムイの爪」はヒグマを集英社文庫を読んだ。こちらもお勧め。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
戦後、ブラジルに大勢の日本人が移民したが、その悲惨な実態が明らかになる。同じようなことはドミニカへの移民でも起きたそうである。史料とルポに裏付けられた前半は圧巻である。それが、後半のストーリーに生きている。
お薦め ★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
リンカーンライムシリーズ最新作だが、コフィン・ダンサーに並ぶおもしろさだった。リンカーンライムシリーズは、毎回書かさず読んでいるがはずれが少ない。ニューヨークの治安や警察・検察のシステムも知ることができる。同じ作者の作品では、「悪魔の涙」(文春文庫)がお勧め。筆跡鑑定についての理解も深まる。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
平清盛から源義経までの時代に現代人がタイムスリップして、その目を通して、様々な出来事が語られていく。改めて、この時代を見直し、歴史のおもしろさを認識することが出来た。歴史ファンでなくとも、是非読んでもらいたい本。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
昭和史が平易な語り口で語られていく。太平洋戦争を開戦してしまった日本人の愚かさに気が付かされる。今を考える上でも、是非読んでおきたい本である。
歴史で勉強した事実を点とすればそれが線でつながっていくおもしろさがある。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
55年体制の崩壊とよく言われるが、バブル景気の崩壊は実は、戦後の改革でも残されてきた系列や護送船団方式などの経済体制が、アメリカの圧力によって、日米構造改革会議によって、アメリカの企業が進出しやすい体制に変えられたという意味で、40年体制の崩壊こそが、真相であり、第二の敗戦ともいうべきものであるという指摘には納得させられるものがある。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★★
東電OL殺人事件をヒントにして書かれた小説グロテスクと東電OL殺人事件をルポルタージュしたノンフィクション2冊を是非お薦めしたい。東電OL殺人事件は、一流企業に勤めながら、夜は娼婦をしていた女性がネパール人に殺害されたとして逮捕起訴された事件である。一審は無罪となったが、二審は逆転有罪で無期懲役となり、現在最高裁で審理中である。一審で無罪判決を受けながらも、再勾留が認められ拘置所に身柄が留め置かれたままである。ノンフィクションはこの事件が冤罪であるという確信の下、刑事裁判の現実を鋭く指摘していく。そして、裁判史上例を見ない再勾留決定(最高裁の決定は3対2で適法とした)に関わった、高裁判事が当時行っていた買春行為日本の刑事司法の問題点を知って戴くためにも、是非、呼んで頂きたい作品である。読みながらどうして被疑者が有罪とされ、一審無罪とされながら再勾留されたのかについて考えてみてもらいたい。
小説はこの事件をヒントにしながらも、事件を超えたストーリーが展開される。娼婦の心理に鋭く迫りながら、予想外の展開にあっという間に終盤に行き着く。長編ということを感じさせない。できれば、小説をまず読んで、それからノンフィクションを読んでみると良いと思う。
上下二冊の分厚い小説だが、読み終えるのが惜しくなる作品。第二時世界大戦の終了時のローレライという秘密兵器を搭載した潜水艦を舞台とする物語。単なる戦争小説ではない。騙されたと思って是非、読んでみて頂きたい。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
日航ジャンボ機が雄鷹山墜落事件を取材する新聞記者の物語。作者の実体験が生きていると思われるストーリー、心理描写。盛り上げて置いて、肩すかしを食う感じがあり、残念。日航ジャンボ機の墜落事故では、山崎豊子「沈まぬ太陽」の方がお薦め。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
ドイツに旅行する前に読むには最適の本。ドイツの小旅行を楽しみたくなること請け合い。個人的にはハルツ地方を是非訪れてみてくなった。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
作者と同じ1958年生まれの私には大変良く実感できた。中学、高校時代には正確に理解していなかったことが、この本を読んでようやく理解できた。北海道に住んでいたため、東京の情報には疎かった。今考えてみると、今より北海道と東京の間には、大きな隔たりがあったように思う。昭和30年前後の生まれの方々には是非読んで頂きたい本である。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
北朝鮮やイラク問題、さらには、生物化学兵器などの問題がクローズアップされている現在、物語の設定は荒唐無稽とも言い難く、日本の防衛問題を考えながら、エンターテイメントとして存分に楽しむことができた。
主人公の活躍が人間離れしているところで、違和感を感じるところではあるが、それをカバーして余りある物語の展開のおもしろさがある。
福井晴敏作品に興味を戴いたので、次は最近出た「終戦のローレライ」を読むことに決めている。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
沖縄調査の行き帰りの飛行機の中で一気に読み終えた。「マークスの山」と一緒に読んでみられてはどうだろうか。相変わらずの人物描写など読み応えがあり、飽きさせない。
弁護士として、殺人事件の弁護を2件担当したことがあるが、人というものは、ストイックに自己規制をする生活ができる存在である一方、それまで何の社会的な問題を犯すことがなくても、置かれた精神状態・生活状況によって、殺人まで犯してしまう弱い弱い存在であることを実感する。その弱さを理解した判決が少なくなっている気がする。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
超一流メロドラマ復活宣言、「泣ける」といううたい文句に釣られて読んだが、純愛小説ということだが、こちらの感性がなくなっているのか、宣伝が上手いのか。ただし、一気に読めることだけは確か。その意味では面白いともいえるかもしれない。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度☆☆☆☆☆
札幌医療事故問題研究会の代表の上田文雄弁護士の執筆した著書である。上田文雄弁護士の取り扱った事例から医療訴訟の実際が良く伝わってくる。我々は医療事故とまさに背中合わせの生活をしているが、それに気が付いていないことがいかに多いことか。病院は、安全な場所ではなく、危険な場所である。患者もお任せ診療でなく、細心の注意を払ってこそ、医療過誤を未然に防げるものなのである?療過誤は、交通事故と同じようにどうしても発生してしまうものなのだということを前提に、保険制度の見直し、事故の原因を調査しそれをフィードバックさせる航空事故調査のようなシステムが必要であろう。
医療事故に関心のない方にも是非ご一読いただきたい良書である。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★★★
警察の捜査が、一人の刑事の目から、リアルに書かれている。文書にパワーがあり、どんどん引き込まれていく。以前読んだ「レディージョーカー」よりも面白く、一気に読むことができた。定評通りの作品。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
「火の粉」ほどのおもしろさはなかったのは残念。但し、ストーリーの意外な展開で、飽きずに読み切ってしまえた。警察捜査の書き方などはリアルではない。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
アメリカの陪審法廷もの。舞台となっているサンディエゴには以前数日滞在したこともあり、読んでみたが、定評のある作者ということであったが、それほどおもしろさを感じなかった。法廷ものでは、ジョン・グリシャムの「原告側弁護人」と「陪審評決」が面白い。
お薦め度★★☆☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
個々の裁判官への取材し、ドキュメントとして書かれた本であるが、札幌地裁で知己のある裁判官も多数登場している。
今更ながら、裁判官の言葉の少なさを思い知った。
裁判に興味のある市民の方、法曹関係者には是非お勧めしたい本である。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★★★
乳児突然死症候群という言葉は知っていても、それが実際どのようなものなのか知らない方も多いのではないであろうか。
この本は、現在関わっている事件の参考のために読んだのだが、乳児突然死症候群というものについて、もっと新生児を持つ親が知らねばならないことと、逆に、乳児の医療過誤死を隠すためにこの病名が使われることがないかということについて、考えさせられた。
お薦め度 未記入 法的問題に関するお役立ち度★★★★☆
物語の最初から引き込まれ、起承転結とページをどんどん進めてしまう作品。文体もなかなかいい。癒し系ともいえるべき作品。読後感が爽やかである。
脳の勉強にもなるという側面がある。クラシックのピアノ曲が好きだとさらに親しみの湧く作品かもしれない。悩んで落ち込んだりしているときには最適。
1日で読み切ってしまいたくなる一作。
お薦め度★★★★☆ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
無罪判決を下した裁判官の隣に、元被告人が転居してくるという状況を考えついたところが面白い。その状況設定から自然に物語りが展開されていく。上下二段で300ページを超える作品だが、どんどん結末に向けて読み進めてしまう。スリラーとしての展開の中で、日本の裁判官社会の閉鎖性なども垣間見ることができ、その面からもお勧めである。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
アメリカの医事法学の研究者が日本のインフォームド・コンセントについて、実際に弁護や医師などに取材して書いた本である。注が充実しているが、注を見ずに本文だけ追っていくだけでも日本の医療のこの分野に関する現状、問題点が良く理解できる。医療訴訟に興味のある方には是非読んで頂きたい。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★★★
この本も先輩のT弁護士に勧められ購入した。読んでいる途中に丁度NHKの新日曜美術館でゴッホとゴーガンの特集を見ることができたが、本の理解に役立った。
ゴッポとゴーガンの共同生活を作品の分析から推測する謎解きの妙味がある。
数年前、オランダゴッホ美術館に行ったとき、人混みに紛れることなく、ゆったりと、時系列順にゴッポの作品だけを見て感動したが、もう一度、同美術館を訪れたくなった。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
この本は先輩のT弁護士に勧められ購入した。読んでみると、本当に面白い。今まで藤田嗣治という画家を知らなかったことに恥じ入るばかりである。口絵に紹介される絵画にも魅せられる。フランスで最も有名な画家をなぜ自分は知らなかったのか。そのテーマをもって読み進めていくと謎解きの妙味もあり一気に読める。戦争画の存在も知らなかった。画集も発売されているが、それをすぐ購入してしまったくらい感動したのである。
この本を紹介してくださったT先輩弁護士に感謝したい。
なお、作者はNHK特集で放送された「展覧会の絵」(ムソルグンスキーの組曲展覧会絵のテーマとなった絵画を一枚一枚探し当てていくという名作)を作った方ということで、その取材能力には驚かされた。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
評判の作品であったが、個人的にはそれほど大満足とは行かなかった。しかし、刑事裁判に携わる警察・検事・裁判官・弁護士・記者などの内情を本当にリアルに書いてあり、この点については敬服である。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆
映画を未だ見ていない人にお薦め。映画を2時間読むよりも、この本を読み進める方がわくわくすること請け合いである。次々に展開するストリーに、あっという間に読み切ってしまった。エンターテイメントとして、理屈なしに楽しめる。文庫本なので、出張や旅行のお供に最適。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★☆☆☆☆
同じ作者の「ホワイトアウト」と同じ興奮を求めると、肩すかしを食うかも知れない。展開が読める部分もあるが、飽きさせないストーリー展開の妙がある。
お薦め度★★★☆☆ 法的問題に関するお役立ち度★★☆☆☆
70年代歌謡曲の歌詞を、男女観の問題という視点から分析している。本書で取り上げられている歌謡曲の殆どの歌詞を記憶している自分にも驚いたが、それだけこの当時の歌謡曲には抒情があり、心に響いてくるものがあったのであろう。
男女観の問題として、あらためてこの当時の歌謡曲を振り返る時、現代の男女をめぐる様々な社会的諸問題、法的問題などを考える視点が与えられるような気がした。
「そうか。そうだったのか。」「そうだ。そうだ。」と言いながら、読み始めたらそれこそどうにも止まらずあっという間に読み終えたが、もう一度、太田裕美のCDを聴きながら、最初からじっくり読んでみたい本である。
お薦め度★★★★★ 法的問題に関するお役立ち度★★★☆☆