2007/08/31 (Fri)
1.6%の壁~上告審の壁2007:08:31:13:22:13
札幌高等裁判所でここ数年で上告が認められて控訴審判決は破棄された例は500件中8件で、確率1.6%。極めて厳しいようです。
一つ下の控訴審での第一審判決の破棄率は27%だから、地裁の判断で負けても4分の1の確率でひっくり返せるが、控訴審判決をひっくり返すのは極めて困難な状況です。
これを平たく言うと、第一審で負けても諦める必要はないし、逆に勝っても安心できない。控訴審の判決で負けたら極めて旗色が悪いと考えて良いでしょう。
現在、第1審全面敗訴、控訴審全面勝訴、上告審破棄差し戻し、現在控訴審にて差戻審という案件を担当してますが、確率的に言うと本当にレアケースなのでしょうね。
ちなみに、現在私が担当している控訴審は、上記を含めて、3件あります。自ら控訴している件はこのうち2件、控訴された件が1件です。控訴した件はそれこそやむにやまれぬ気持ちで控訴した事件です。

