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2007/11/06 (Tue)

車内アナウンス・今昔

仕事柄JRを利用することが多い。私の父親は、旧国鉄の車掌を定年まで勤め上げて退職した。当時は国鉄職員の家族には無料パスが配布され、それを利用してよく夏休み母親の実家の南茅部町まで帰省したものである。当時は、笑点の小道具としてもよく用いられた鉄琴を叩く音の後、車掌自身がアナウンスをしてくれた。そのアナウンスが旅情を駆り立てくれたものだ。ところが最近はアナウンスが城達也のような美声の男性のナレーションになっていることが多いのだ。判りやすいが味も素っ気もない。渥美清の映画で、渥美清演ずる車掌が彼女への思いをマイクを切り忘れて独白するシーンがあって大笑いしたものだ。食堂車も懐かしい。今は食堂車はないが、海外でそれを楽しむことが出来る。書物で人間等言うのはゆったりとした空間で移動すること自体に喜びを感じるという記事を読んだことがある。列車に乗りながら食事をする。車窓を眺めながら本を読むというのもなかなか良い。私が最も好きなのは、海外の鉄道に乗って、車窓を楽しみながら、iPodですばらしい音楽を聴くことが至上の喜びなのである。

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