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Sammy'sダイアリートップ > 2007年12月

2007/12/27 (Thu)

12月末現在の医療訴訟の数と内容2007:12:27:13:48:33

 現在、札幌地裁で係属中の案件は、①歯科事件、②胎児仮死案件、③骨癒合に関する整形外科案件、④⑤腰椎に関する整形外科案件、⑥小児科に関する事件、⑦大腸癌見逃し事件、⑧眼内レンズに関する眼科事件、⑨未破裂動脈瘤に関する脳外科事件事件、⑩胃癌摘出術後の腹膜炎事件、⑪ポケット感染症事件、⑫検査後のアナフィラキシーショックによる死亡事件、⑫函館地裁に係属中している脳塞栓見逃し事件、⑬旭川地裁に係属中の麻酔事故事件の合計14件(うち札幌地裁分は12件)です。
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 このうち、ポケット感染症事件は判決となります。
また、⑫検査後のアナフィラキシーショックによる死亡事件を新たに提訴いたしました。
 さらに、来年1月中に3件の訴えを提起する予定になっています。
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 年末に、2件が和解で終了しました。残念ながら、両訴訟とも当方の主張が認められた上での和解ではなかったのですが、両事件とも一生懸命担当させていただきましたので、当事者の方にもご納得を戴けたのではないかと思っております。
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 私に任せてくれたら勝てますよなどと浮かれたような宣伝をするつもりは全くありません。逆に、医療訴訟の勝訴率は一般事件の半分程度だから負けてもやむを得ないという言い訳をするつもりもありません。どの事件も勝訴できると確信して裁判に臨んでいるつもりです。でも、大きな壁があるのも事実です。
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 壁があるから諦めるか、壁があるからこそチャレンジするのかそこが問題です。それは弁護士だけの問題ではありません。患者側に与えられた問題でもあります。
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 救済されるべき医療過誤が救済されるべきです。病院側が過失を自覚している事案は、保険会社が何と言おうと責任を認めて賠償していくべきです。それが病院側の正しい態度だと思います。自分は過失があると考えていたのに、争って、責任を問われずに済んだ、よかったと思っている病院があるのであれば、誠に残念です。

2007/12/27 (Thu)

医師・病院の死因解明・死因説明義務2007:12:27:10:50:37

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 死因解明義務というものを認めるかどうかは議論のあるところであるが、私は認められると考えている。しかし、これを否定する見解を主張している病院もある。
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 医療における患者及びその遺族と病院との関係は、高度な専門技術による医療行為を病院側が提供する医療機関に対して、期待や信頼を寄せる関係に立っている。
 また、患者の死亡時においては、死因を特定するための資料は病院側に偏在しており、病院側こそが患者の死因を最もよく知りうる立場にあるということができる。そうすると、医師法、死体解剖保存法等の法律や医療契機といった契約関係から直接的に死因を説明すべき義務が認められないとしても、信義則上、患者の遺族に対して、患者の死因を説明すべき義務を認めることができる。
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 すなわち、医療機関が説明した死因が実は客観的根拠を欠いていたり、当該説明と相容れない事実が存在するような場合、病院としては、遺族に対し、病理解剖の提案またはその他の死因解明に必要な措置についての提案をして、それらの措置の実施を求めるかどうかを検討する機会を与える信義則上の義務を負っていると解すべきであると思うのである。
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 これを否定する病院があるが、果たしてそのような病院は信用できるであろうか。病院で死亡した原因がはっきりしないのに遺族から要求がないという理由で、放置して良いのだろうか。医学も科学である。どうして死んだのか分からなければ解明するのが科学者ではないであろうか。
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 少なくとも自分が病院で死んで、その原因が分からないというのであれば、自分は自分を病理解剖して欲しいと思っている。そして、死因を究明して、何が原因かを突き止め、医療の進歩に役立てて欲しいと思っている。死んだ後の肉体を切り刻まないで欲しいとは思っていない。死んだ後には痛みはないのであるから。
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 死体にメスを入れるのは可愛そうだという遺族の思いによって、数多くの医療過誤事件が表面にでないで終わっているのではないかという疑問も払拭できない。ちなみに、イギリスでは事情を問わず全件解剖することになっているそうである。

2007/12/27 (Thu)

齋藤健太郎弁護士登場2007:12:27:09:51:41

 無事、司法研修所の修了試験に合格して、弁護士登録した齋藤健太郎弁護士が、いよいよ新年から登場します。齋藤健太郎弁護士のプロフィールや顔写真ももうすぐ掲載予定です。
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 齋藤健太郎弁護士の活動開始にともなって、当事務所は弁護士4名・秘書5名体制となります。
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 平成8年に独立した時には、弁護士1名、秘書2名体制でしたが、徐々に秘書の数が増え、弁護士1名秘書4名となり、その後は弁護士の数が増えていきました。
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 弁護士の数は無理に増やしたというつもりはなく、ご依頼を戴いている事件を丁寧に取り扱わせていただくためにはどうしても弁護士を増やさざるを得なかったという事情によります。
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 弁護士や医師の世界は唯一徒弟制度の伝統が残っている世界です。良い意味でも悪い意味でも、ボス弁(経営者弁護士のことです)の影響がイソ弁に承継されていくものです。何某弁護士出身というのは一生ついて回ることかもしれません。
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 しかし、最近はボス弁と一緒に過ごしているのに、ボス弁の良い面は真似せず、悪い面ばかりまねてしまう傾向があるように思います。
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 実は、ボス弁の方も、イソ弁から刺激をうけることも沢山あります。若い弁護士と一緒に仕事をすることはそれだけで楽しいものです。
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 これからの齋藤健太郎先生の活躍をご期待下さい。
そして、ボス弁の悪い部分をまねていたら、それは真似しない方が良いよとお声掛け下さい。

2007/12/24 (Mon)

メリークリスマスそして良いお年を2007:12:24:13:52:32

Image107_1.jpg ●
 今年は皆様にとってどのような年だったでしょうか。弁護士としての年の瀬を迎えるのは16回目になります。
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 弁護士をはじめた数年間は年の瀬になると、毎年どっと熱が出て節々がだるくなって動けなくなる事態に陥っていました。弁護士という激務に体も心も慣れるまで大変だったのかもしれません。
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  最近は、倒れることもなく、逆に、テニスに没頭したりしています。変われば変わるものです。
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  誰もがすっきりとした気持ちで年の瀬を見変えたいと思うものです。物理的に言えば、昨日と今日は代わりがないのに、年を挟むというだけで心理的には大きな違いがあるものですね。
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 独立して事務所を構えてからは、仕事納めが終わって、ガランとした事務所の中で、静かに残務整理をする時が感慨深いですね。
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 小学生の頃から、お正月に入るまでが楽しかったですね。それは今も同じです。もういくつ寝るとと数えている時が一番楽しいのかもしれません。
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 だから人はエンドレスに目標を作っていくのでしょうね。
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 今年上手くいかなかった人も来年はきっと良い結果が出ると信じて、今年幸運だった人は来年もそれが続くように努力して生きましょう。中島みゆきの「時代」の歌詞のようですが・・・。
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 人間というのは、DNAレベルでいうと、絶えず止まることなく入れ替わっているもののようです。変化しながら一定の形、量を保っているのだそうです。昨日から今日へは本当に小さな変化です。でも長い目で見ると大きく変わっています。時間は裏切りません。人生とはお重き荷物を背負って坂道を登るがごときもののようですね。
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 良いお年を。

2007/12/23 (Sun)

地域の医師不足、弁護士不足2007:12:23:13:53:31

「北海道ワースト3 産婦人科医師数 地域格差鮮明 厚労省調査」という報道があった。
 厚生労働省は二十一日、女性(十五-四十九歳)と子ども(十五歳未満)それぞれ十万人当たりの産科・産婦人科、小児科の都道府県別の医師数を初集計し公表したが、北海道は産科・産婦人科でワースト3で、小児科では下位から十六番目。特に道内や東北地方で深刻な医師不足が目立つなど、医療をめぐる地域格差があらためて浮き彫りになったとのことである。
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 医師不足の問題の解決策は、専門家ではない私には思いも及ばないが、医師の偏在は、弁護士の偏在に似ているところがあるように思う。
 日本は、ひたすら中央集権の路を突き進んできた。弁護士の世界、商売の世界、政治の世界でも東京が一番である。
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 ドイツを旅していて思うのは、魅力的な中都市、小都市が沢山あるということだ。それぞれの歴史や趣があり、それぞれの都市を誇りにしている。
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 日本はどの町に行っても同じような風景、景観だ。それぞれの町を誇りに思える都市作りが必要だが、日本には残念ながらそのポリリーがない。多分、江戸時代までの地方分権が一気に中央集権になってしまってからだろうか。
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 私は、札幌で生まれ、札幌が大好きだ。上田市長がよく話しているが、札幌にずっと住みたいという市民が多いという。弁護士も医師も人間だ。魅力的な町に住みたいと思うのは人情だろう。
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 商業施設ではなく、地域の人間関係の暖かさでも良い。それぞれの町のすばらしさを大切にしたいものだ。
 地域に根付いた医師や弁護士を育てていくのは実はそういうところが大切なような気がする。
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 医師不足の解消は政治的課題ではあるが、地域医療に取り組もうという意欲を医師に抱かせる動機付けも大事なように思う。
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 東京だけで日本が成り立っているかといえばそれはありえない。地方から農水産物、労働力、電力などの供給があって成り立っているはずだ。
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 医師不足は、医療訴訟が増えたからだという話を耳にするが、医療訴訟自体は増えていないし、認容率は一向に40%を切ったままだ。医療訴訟が医師不足には全く関係がないことは確かだ。

2007/12/22 (Sat)

司法修習修了試験の成績に関する報道から2007:12:22:13:54:28

 先日、司法研修所終了試験(通称二回試験)受験者の7・2%、76人が不合格 法科大出身の法曹が初めて誕生との報道があった。法科大学院1期生で昨年の新司法試験に合格した司法修習生ら1055人のうち、11月の修了試験に979人が合格し、76人(受験者の7・2%)が不合格だったと発表された。
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 私が受験した頃(約16年前)は、司法試験の合格者は500名程度だったが、現在はその3倍だが、研修所の修了試験に合格しないものは1名いるかいないかで、その1名も試験当日体調が悪かった等の理由が多かった。
一緒に勉強していて、疑問符が付く、修習生はいなかったように思う。
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 しかし、現在は、司法試験合格者の質の低下が叫ばれている。質の低下は研修所で実際に指導している教官、実務修習で実際に指導している指導官等の現場からだから事態は深刻だといえる。
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 ロースクール制度は、研修所教育をロースクールで先取りして実施するという位置づけから、以前のように研修所にあつまって、数ヶ月教育を受けるということもなくなった。
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 また、実務修習といっても、弁護修習期間は、従前の半分の2ヶ月間となった。ロースクールで実務に即した教育を受けていない修習生は極めて厳しい環境に置かれる。
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 基礎がなく、実務に接してしまうと、消化不良を起
こすからだ。消化不良の中途半端な修習を終了しても、良質な弁護士を期待することはできない。
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 ロースクールの数を増やして自由競争原理を取り入れてしまった以上、ロースクール生は弁護士になってから役立つ勉強などしている時間はなく、司法試験に合格することだけに時間を割くようになる。
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 本来は、合格率を70%程度にしてじっくりロースクールで教育するという前提だったはずだったが、ロースクール生の数の制限がゆるやかで合格率が40%前後ということになると、そうも言ってられない。試験に受からないと、お話にならないからだ。
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 北海道大学ロースクールで学生を指導している身としては、できるだけ授業が実務に即したものになることを心がけているつもりだ。毎回、弁護士の心構えなどを力説している。
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 私が担当している医療訴訟法の受講者が将来良い弁護士になってくれるよう心から願ってやまない。

2007/12/22 (Sat)

乳癌に関する説明義務違反の判例から学ぶべき事2007:12:22:12:55:06

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 乳ガンとの診断に基づいて乳房切除術が行われた後に乳ガンではなく良性腫瘍であったことが判明した場合において、術前の細胞診を行った医師に細胞診の診断を誤った過失があったとした上、手術によって肩関節可動域制限などの後遺症が発生し、乳房再建手術も必要となったとして、合計1645万円あまりの損害賠償請求が認められた事例(東京地裁平成18年6月23日)がありました。
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 乳房喪失は自賠責では後遺症に当たらないから独自に算定するとして、200万円を慰謝料として認めています。
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 裁判所は、乳房は女性の母性を象徴するものであって、それを失ったことによる精神的喪失感は非常に大きいものである。乳房再建により精神的苦痛の一部を慰謝されたと言えるが、人工物を挿入した乳房は元来の乳房に代替しうるものではなく、その再建によって、原告の精神的苦痛の全てを慰謝しうるものではないと判断しています。
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 乳房切除術を行う根拠は細胞診の結果得られた検体からの情報であるが、一回の検査で手術の方針が決まってしまったようです。検体の検査は人の目によるものですから、手術に踏み切るには、複数の人の目や再度の細胞診検査が必要ということでしょうね。
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 人ごとではないですね。セカンドオピニオンは大事ですね。重要な決断をする時、迷ったら、他の弁護士の話も聞いてみても良いかもしれません。
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 この事案でも夫から別の病院でも検査してもらったらと言うアドバイスがあったけども、恐怖心から他の病院を受診しなかったそうです。
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 慰謝料額ですが、200万円というのは低額に過ぎる気がします。女性の皆さんは如何お思いでしょうか。

2007/12/19 (Wed)

生物と無生物のあいだ 話題書を読んでみました2007:12:19:13:56:00

本書は、生物学の解説本ではありません。ドラマです。分子生物学でノーベル賞をめざす研究者のホットでダークな戦いのドラマを書いた本です。中でも、DNAの二重らせん構造を発見する下りは圧巻です。特に、研究成果を盗み見たワトソンとクリックらがノーベル賞を受賞し、盗まれたロザリンド・フランクリンが非業の死を遂げるところは小説のようです。
分子生物学の研究者のドラマを読みながら、分子生物学が分かったような気になるのも快感です。
理科系が苦手だからといわず、理科系が苦手な人だからこそ読んでみたい本です。人間というものについて、深く考えさせられる本です。
書店に平積みされていると思います。
お勧めです。

2007/12/16 (Sun)

釧路は炉端2007:12:16:13:56:50

釧路に出張してきました。空港にはシマフクロウの大きなオブジェがあります。前は丹頂鶴だけだったような気がしていました。新たな発見です。
釧路の夜はいつも駅の近くの炉端「たるげん」に行くことにしています。
もう数年前になりますが、先輩弁護士と刑事事件で釧路刑務所に出張尋問にいった時に先輩弁護士に連れて行ってもらったのが最初です。
その後、日弁連公害環境委員会の湿地調査の際、メンバー約10名で押し寄せ、お店にある魚を全部平らげてしまったという思い出があります。
札幌にも炉端焼きの店はありますが、やはり炉端といえば釧路でしょう。演歌の有線を聞きながら食べる魚は格別です。
美味しいものを現地で食べるのはこの上のない最上の幸せです。
出張先で美味しいお店に行くのは楽しいものです。
東京は便利になって泊まりは少なくなっているのですが、宿泊できるときは、ドイツ料理のお店「ツムアインホルン」に行くことにしています。ドイツで食べるより美味しい料理が出て、しかもドイツビールが飲めるので最高です。


2007/12/10 (Mon)

セレクトショップとイタリアンレストラン2007:12:10:13:57:58

近代美術館と知事公館の辺りに、新しくできたセレクトショップに立ち寄りました。
数十年にわたって作り続けられている商品が売られている店で、なかなか味わい深い物がありました。
ツバメの大学ノートとモレスキンのノートブック(ヘミングウェイ、ピカソも愛用していたメーカー)を思わず買ってしまいました。
この他、ビスケットから膿盆まで色々ありました。
喫茶店も併設されています。
興味のある方は一度立ち寄ってみてはどうでしょうか。
ロングライフを意識するということは、なかなか新鮮なものです。
二階は家具やCDが置いてあり、犬も飼われていました。

別の日、時計台近くにオープンしたホテルのイタリアンレストランに行ってみました。生憎、結婚式で入れなかったのですが、同じお店が経営しているラウンジで、パスタセットを食べました。パンやサラダ、コーヒー付きで1000円というのは得した感じです。
ガイドブックの写真はきれいに写っていることが多く、当てになりません。
実際に行ってみて、雰囲気、味を確かめてみてから、お友達に紹介したり、懇親会に場所に使うようにしています。

2007/12/06 (Thu)

詐欺事件で一審無罪判決をとりました。2007:12:06:13:58:33

本日、診療報酬請求をめぐる詐欺事犯で、無罪判決をとりました。裁判に約1年を要しました。事案は、病院の事務方と外部委託業者が診療報酬を水増し請求していたことに、病院長も共謀者として関与していたとして、逮捕勾留起訴されたという案件でした。
共謀を裏付ける事実はないこと、病院は当時健全経営をしており不正をする理由は全くないこと、病院長はそのような不正を行うような人格ではないことなどを一貫して主張して参りました。
病院長は逮捕・勾留されても、一貫して容疑事実を否認していました。
保釈を求める嘆願書が数千通患者の皆さんや地域の皆様から寄せられました。皆さん、病院長の無罪を確信していました。
本当に、無罪判決が出てよかったと思っています。
反響も大きく、年内10件目の無罪事件(昨年は2件)としてテレビや新聞で大きく取り上げられていました。特に、読売新聞の記事はよかったと思いました。
知り合いからの声も多数声を掛けられました。皆様ありがとうございました。
私にとっては、弁護士生活16年目にして、通算4件目の無罪判決(器物損壊事件、放火事件、控訴審で逆転有罪判決が出て現在上告中の特別背任罪)でした。

2007/12/05 (Wed)

医療訴訟実務に関する発表2007:12:05:13:59:12

医療訴訟実務に関する研究会で発表させていただく機会を得ました。
法曹関係者で行っている研究会で発表をさせていただきました。内容は、医療訴訟における因果関係と慰謝料を巡る若干の考察です。最近の判例を題材として、発表させていただきました。
研究発表をするのは、久々で緊張しましたが、発表の出来不出来は別にして、一番良かったことは、何よりも自分自身の勉強になったということでしょうか。
先日、大学受験の予備校の父母向けの説明会に出席しましたが、何事もまずは自分の頭で考えてみる、発言してみる、話してみることが肝心のようです。

2007/12/05 (Wed)

東へ西へ・南へ北へ2007:12:05:13:00:06

この2週間ほどは土日に休養できない厳しい日々が続きました。土曜日は東京のシンポジウムに参加して、翌日曜日は稚内の現地調査へ。
さらに翌週は泊まりがけで道東方面に、日曜日に戻って苫小牧に接見へという具合です。
土日のうち1日は休養に充てたいところですが、なかなか思うように行きません。
移動する飛行機の中や列車の中では本を読んだり、仮眠を取ったりするのですが、移動するだけでも結構疲れるものです。
日弁連の公害環境委員会で人権大会シンポジウム担当者になった時には、東京にかなりの頻度で出張し、その年は、年間で50回以上飛行機に乗ったことがあります。
ビジネスで乗り物に乗るのと、個人旅行で乗り物に乗るのとで、疲れ方が全く違うのが不思議です。

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