2007/12/19 (Wed)
生物と無生物のあいだ 話題書を読んでみました2007:12:19:13:56:00
本書は、生物学の解説本ではありません。ドラマです。分子生物学でノーベル賞をめざす研究者のホットでダークな戦いのドラマを書いた本です。中でも、DNAの二重らせん構造を発見する下りは圧巻です。特に、研究成果を盗み見たワトソンとクリックらがノーベル賞を受賞し、盗まれたロザリンド・フランクリンが非業の死を遂げるところは小説のようです。
分子生物学の研究者のドラマを読みながら、分子生物学が分かったような気になるのも快感です。
理科系が苦手だからといわず、理科系が苦手な人だからこそ読んでみたい本です。人間というものについて、深く考えさせられる本です。
書店に平積みされていると思います。
お勧めです。

