2008/04/07 (Mon)
法曹人口拡大にブレーキ 〜質より量、量より質か〜
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外食をするとき迷うのは、質より量で、少量だけども美味しいものを食べるか、味には余りこだわらずに、量をたくさん食べるかということである。
そして、美味しいものだと少量で我慢できるが、余り美味しくない場合には空腹感を満たすために、どうしても大量に飲食してしまう傾向があるともいえる。
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読売新聞によると・・・司法試験合格者の拡大を巡っては、昨年10月に中部弁護士会連合会が「弁護士の急速な増加で大都市などを中心に弁護士の飽和状態が生じ、弁護士の就職が困難な状況が生まれている」とし反対決議を行ったほか、各地の弁護士会が反対を表明し始めている。自民党でも「法曹養成・法曹教育及び資格試験のあり方に関する小委員会」が、昨年11月から適正な法曹人口について議論を始めた。・・・そして、この度、合格者を3000人にすることについては慎重にすべきという閣議決定が出た・・・とのことである。
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ここで問われているのは法曹の質の問題だ。質を犠牲にしても量を確保すべきかどうかという問題である。質を犠牲にしても、量を確保すべきだという意見もある。
しかしながら、それは大いに疑問である。医師のレベルを下げても医師の数を増やすべきだと言ったら暴論ということになるが、弁護士の場合には暴論とは言われないのが不思議だ。
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法科大学院を作って弁護士を増やすという議論の中には弁護士の質は下がっても良いからと言う議論はなかったはずだ。レベルを維持するという前提での新司法試験体制だと思っている。
試験を実施してみてそれが質が低下してきているというのであれば、どこに原因があるのかを突き止めて修正していかねばならないだろう。
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法曹になる人数が多すぎて仕事がなくなるというのは国民の目から見て納得がいかないだろう。
もし、量を確保するため質が落ちるというのであれば、それこそ、質を犠牲にして量を選ぶのか、質を守って、量は我慢するかどちらかを国民が選択すべきということになる。
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弁護士の質の確保の問題は十分検討されねばならないが、それが合格者を増やしたからだというのはまだまだ早計だと思う。






