2008/04/27 (Sun)
医療事件の迅速化2008:04:27:06:25:48
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朝日新聞によると通常の民事裁判と比べて時間がかかる医療訴訟を迅速化するため、千葉地裁は、裁判官のサポート役として医師ら「専門委員」を積極的に活用していく方針を決めた。5月に開かれる、裁判所、病院、弁護士会などでつくる「医事関係裁判運営委員会」で議題に取り上げるほか、専門委員リストを拡充していくとのことだ。
最高裁によると、証人調べをした民事裁判の一審の平均審理期間は全国平均で18・8カ月かかっているが、医療訴訟では25・5カ月と約1・5倍長引いている。千葉地裁の場合は18・6カ月で、全国平均より約7カ月短い。千葉地裁は02年から、鑑定人の推薦から選任までの時間や手間を省くため、医事関係裁判運営委員会のメンバーの病院長に鑑定人を選んでもらう仕組みを採り入れた。千葉地裁によると、06年中に終了した裁判では、鑑定を実施した裁判の平均審理期間は42・3カ月(全国51・5カ月)で、鑑定にかかった期間は4・6カ月(同6・4カ月)だった。
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医療事件の長さは非常に大きな問題だと痛感している。北海道においても医療訴訟は長くかかる。もっとも大きな原因は、そもそも医療事故の原因調査が徹底していないことにある。解剖も満足になされず、荼毘にふされていってしまう医療事故被害者が多い。最も貴重な証拠が消失してからの原因調査になってしまうから、その原因を巡って裁判で激しく争われることになる。また、病院側で真剣な第三者の意見も取り入れた事故調査委員会などを組織した検討がほとんどなされていないということも大きな問題である。
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さらに、病院側では、責任が明らかだと思われる事件でもとにかく徹底的に争ってくることが多い。ガチンコで徹底的に争わねばならない事案も確かにあるが、過失が明らかと考えざるを得ない事件もある。しかし、それでも委細構わず徹底抗戦となることが多い。
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しかし、徹底的に争っている内に、病院側は何とかなってしまいうことがある。医療事故の勝訴率は35%。医療側が内心は過失だと思っていた事案でも責任が問われないということもあったと医療関係者から聞いたことがある。
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医療事故が発生したらもっと医師や弁護士が本腰を入れて原因を調査すべきだ。遺族ももっと死因に関心を持つべきだと思う。

