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2008/05/30 (Fri)

ユーロスターで2時間15分、ロンドンからパリへ


 英国の視察先であるNHSLA(国民保健サービス訴訟局)の視察を終え、次の視察先であるパリに移動した。移動方法は、ユーロスターである。空港を利用するより遙かに便利。空港まで移動する手間や時間を考えれば、時間は半日程度節約できる。

 ロンドンの始発駅はセント・パングラス駅。近代的な新しい建物だ。この駅の完成で、イギリス国内においてもユーロスターの線路工事が完了。トンネル以外の全線でフランス国内と同じ速度を出せるようになり、所要時間は2時間15分と大幅に短縮となったそうだ。なお、ロンドンからパリに向かった場合、時差があるため、到着した時刻は、発車時刻の3時間15分後となる。

 改札を終えるとパスコントロールがあり、国際線であることを実感する。発車30分前に車内に乗り込むと、車内は満席。新幹線に比べて車両が一回り小さいので、窮屈に感じた。隣の女性が窓際の席を譲ってくれて、車窓を確保することができた。

 前席の女性は幼稚園児を2名連れて1席に座っていた。たまらず、隣の紳士が車掌に別の席を要求し、紳士が移動していった。そして、その後には、幼稚園児がちゃっかり座っていた。多分座席料は一席分しか支払っていないと思う。

 スピードを期待していたが、車内に乗っているとスピードは意外に感じることができない。ちょっぴり残念。車窓を眺めながらiPodで、音楽を楽しむことにした。
 エルトン・ジョンやエンヤ等地元の歌手の歌がイギリスの風景にあうのは当然だが、日本の音楽で意外にもマッチするのは小田和正の曲。乾いた声質と曲がとても良い感じなのだ。

 1等では機内食ならぬ車内食サービスがある。まさに、国際線飛行機と同程度のサービス。出発前にハイドパークを30分ジョギングした心地よい疲れも手伝い、車内食ででた赤ワインで眠気が来て、小一時間ぐっすりと眠るともうそこはパリ・ノルド駅。慌てて身支度を調えて、ホームに降り立った。

 パリでの視察は明日から。パリでは、重度の医療関連事故に対して、2003年から無過失補償が導入されているが、その制度で重要な役割を果たしている組織やフランスでの医療訴訟の中心となっている行政裁判所を訪問する予定となっている。

 視察もスケジュール半ばとなった。健康に留意して、最後まで乗り切りたい。

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