2008/06/22 (Sun)
齋藤健太郎弁護士の努力状況
●
齋藤健太郎弁護士が、札幌弁護士会の会報に近況を報告していた。とても良い記事だったので、引用して活躍の一旦をご紹介しよう。
以下は、齋藤健太郎弁護士に会報の原稿をサミーズウェブ用に編集してもらったものである。
□
弁護士の齋藤健太郎です。
弁護士になって5ヶ月になろうとしています。私が当面目標にしている医療事故案件と刑事事件と高齢者障害者問題について現在の努力状況について報告させていただきます。
□ 医療事故案件
医療事故案件では、患者側の代理人として、様々な事件を学ばせていただいております。新人弁護士の中では、多く事件を扱わせて頂いているほうだと思います。
一番難しいのは、証拠保全をした後、責任を追及するか否かの選択だと感じています。その決断をするには、医療記録の検討と医療知識の勉強とに多大な時間を費やさなければならないと思っています。しかし、記録の検討と協力医への相談を通して、事案の真相が垣間見えることが少なからずあり、その際には小さな感動を覚えます。
□ 刑事事件
刑事事件では、身柄の解放について努力するよう心がけています。
最初の国選事件は、大麻の譲り渡しの罪で、大麻の入手先を秘匿していたことから、保釈は困難と思われましたが、どうにか保釈されました。周囲の方々からも保釈は困難であろうと言われましたが、裁判官の面接もなくすんなり出ました。何事も、最初から決めてかかってはいけないということを感じました。
また、公務執行妨害の否認事件を被疑者段階で弁護した際に、勾留延長決定に対する準抗告を申立て、認容されたことがありました。勾留決定に対する準抗告は棄却されていたのですが、あきらめずに申立をして良かったです。
その他、東北地方のある県を制限住居地として、保釈請求が認められました。最初は、無理なのではないかと思っていましたが、東京の事件で、長野県の塩尻を制限住居地として認められたケースがあることを本で知り、ならば札幌と東北地方でも可能ではないかと思うに至りました。
事務所の事件や会務などがある中、迅速さを要求される被疑者弁護をすることは非常に辛いものだと感じていますが、十分な準備をすれば結果が出ることもあることを胸に刻み頑張っていきたいと思います。
□ 高齢者障害者問題
高齢者・障害者問題には、主に委員会活動に取り組んでいます。まだ、何もお役には立てていませんが、少しずつ制度について学び、貢献できたらと思っています。
現在、知的障害者の国選弁護人をしています。この事件を通して知的障害者が、十分な弁護を受けないまま刑務所に送られ、再犯を繰り返すという現状があるというのを肌で感じました。この問題については、刑事弁護と障害者問題を両方含む問題であるので、しっかり取り組みたいと思っています。






