2008/10/11 (Sat)
ミルクの一人飲み・・・くわえ飲みは、絶対に許されてはならない。
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報道によると・・・・「生後間もない赤ちゃんの命を守る新生児救急の現場の多くで、乳児を抱かずにミルクを飲ませる「一人飲み」が常態化している。看護師の配置が不十分な現状が背景にあるが、ミルクが誤って気管に入るなどすれば、生命にかかわりかねない。制度の不備を訴える声が広がりつつある。一人飲みは、保育器に寝かせたままの乳児に哺乳(ほにゅう)瓶の吸い口をくわえさせ、瓶を保育器の中に置いたままにする飲ませ方。新生児集中治療室(NICU)や、乳児が回復直後に入る後方病床(GCU)で、一人飲みが常態化する実情を指摘する声は多い。NICUのある病院でつくる新生児医療連絡会が05年、184施設を対象に一人飲みについて調査したところ(回答率50%)、「度々する」が26%、「時にする」が28%で、「しない」と回答したのは半数足らずだった。一人飲みを実施している施設の4割で、呼吸困難による嘔吐(おうと)などのトラブル経験があった。「現状では一人飲みは必要悪」と説く医師は「出産施設が減少しており、この地域でうちが引き受けなかったら赤ちゃんの行き場がなくなる。もし禁止されたら、地域の新生児医療は成り立たない」。・・・というのが実情だ。
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私は、くわえのみをさせていて、ミルクを誤飲して、窒息し、低酸素脳症になったという案件の裁判を担当し、第一審勝訴で終わったが、くわえのみは大きなリスクをはらんでいるとつくづく感じた。事件は、くわえのみをさせたまま、別の部屋の患児に関わっている間に起きてしまった。一度、このような事態になると取り返しは付かない。
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自宅で授乳させる時に、母親が時間を節約するためにミルクを乳児にくわえ飲みさせることはない。くわえ飲みをさせている患児から目を離した時が一番怖いのだ。
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裁判では、くわえ飲みをさせて、別室に看護師が移動しても、ハートモニターを付けていれば問題ないとする被告と絶対に目を離してはならないという原告の主張が鋭く対立した。絶対に負けられない戦いだったと思っている。私が医療訴訟における弁護士の姿勢を決める大きな事件であった。
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この判決は当時の病院に大きな影響を与えたらしいが、今も状況は変わらないようだ。本当に残念だ。もし、お子さんやお孫さんが病院に入院し、授乳をすることがある場合、当該病院ではくわえ飲みを肯定しているのか、くわえ飲みをさせたまま別の仕事をしていないか、新生児室をよく観察してみるといいし、病院の姿勢を聞いてみると良い。
患者が関心を持って、病院に問い合わせることが一番の解決への近道のような気がしている






