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2008/10/25 (Sat)

自分の脳を騙して、ポジティブに

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 苦境に立たされる時というのは、弁護士になってから何度もあったが、だからといって、むすっとした顔をしていると、考え方は悪い方向悪い方向に流れるものだ。

 先日、脳科学者の茂木健一郎先生がテレビ番組で、笑顔を強制的に作ることによって、脳をポジティブな状態に向けていくことができると話しておられた。実証済みの効果だそうだ。嬉しいと笑顔になるが、それを覚えている脳は、笑顔をつくることによって、嬉しいことがあったと誤解してしまうのかもしれない。
 苦況なときほど、笑って前向きになる必要があるようだ。

 また、集中力を高めたり、上がらないようにするには、ルーティン行動をすると良いそうだ。これも、自分の脳を騙す手段の一つだろう。イチローのバッターボックスの仕草もそうだろうし、ナダルの挨拶の後ダッシュすることや飲み物をいつも定位置に置くというのもそうなのだろう。

 年配になったら、自分の顔には責任を持てと良く言われているが、人間には基本となる顔が笑顔か、怒り顔か、泣き顔か等一つの傾向があるものだ。脳と表情に相関関係があるとなると、脳の状態が顔に反映されているとも言えるから、自分の顔はその人の人生や考え方の現れということもできるだろう。

 人は、出会ってすぐ第一印象でその人を判断するという。その時、一番の判断材料は顔だろう。自分がどういう顔をして仕事をしているか、時々気にして見てみるのもいいかもしれない。

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