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2008/11/16 (Sun)

病院の食堂で食べたラーメンの思い出

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 小さい頃はよく風邪を引いたり、体調を崩していた。母親も同じように病気がちだったので、病院にはよく行っていた。
 当時真駒内に住んでいたが、近くの病院には行かず、中心部にある鉄道病院に通っていた。 親父が国鉄職員(車掌)をしていたからだ。

 鉄道病院の帰りには必ず地下の購買部で母親は干し芋や煮干しなどの乾物を買ってから、食堂に寄って、ラーメンを食べるのが慣わしであり、それが楽しみでもあった。
 よく食べていたのは、昔ながらの醤油ラーメンで、四角く切った海苔とスライスしたゆで卵、なるとが入っているという典型的なラーメンだった。麻疹にかかってすぐ受診した時も、ラーメンを食べた記憶がある。その後、全身にぶつぶつができて、高熱となり、食欲も減退したが、麻疹の症状が出る前にラーメンを食べておいて良かったと幼心に思ったことを思い出す。

 よほど、このラーメンが気に入ったのか、実家のアルバムには鉄道病院の地下食堂でラーメンを食べているスナップがある。撮影したのは父親だが、どうして病院までカメラを持って行ったのか不思議でならない。当時はカメラは大きく、今のようにデジカメやインスタントカメラもなかったのに、良く撮影したものだと感心してしまうのである。

 ちなみに、鉄道病院からは、札幌駅のステーションデパートの前からバスセンターに歩いていって、そこから定山渓鉄道バスか市営バスに乗って真駒内まで帰っていた。石山通を通るコースと、平岸街道を通るコースの二つがあって、そのどちらかに乗車していたのである。

 大学生になって、病気をしてしばらくの間市立札幌病院に通院したことがあるが、当時は、兎に角、混んでいた。一時間待って数分の診察を受け、さらに1時間薬がでるのを待つという具合で、朝、当時住んでいた手稲から国鉄バスに乗ってSTVテレビの近くまで来て、くたくたになって、お昼過ぎに戻っていた。
 その通院の際、楽しみだったのが、市立札幌病院のカレーライスである。値段の割に結構美味しかった。食堂は、購買部の横を通過したところにあって、いつも患者さんでごった返していた。そして、その食堂は、職員の看護師さんやお医者さんの食堂と兼用となっていたので、社員食堂という雰囲気だった。

 今、桑園に移った新しい市立札幌病院には、医療安全委員会の外部委員として、月一度通っているが、食堂の前を通る度に、あの頃の記憶がよみがえる。しかし、食堂は、レストランと呼ぶべきこぎれいな場所に変わっているので、あのカレーライスはもう味わえない。

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