2008/11/27 (Thu)
坂東玉三郎・言の葉コンサートに行く2008:11:27:11:32:53
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板東玉三郎の言の葉コンサートを聴きに教育文化会館まで出かけた。泉鏡花原作の戯曲「天守物語」を玉三郎が朗読する。笛奏者が効果音を担当。ト書きを読む役の方を含めて3名での上演だった。
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第一幕は、言の葉コンサートというだけあって、玉三郎の朗読が音楽の調べのごとき心地よさで、アルファー波が大量に出て、うとうと気持ちよく半覚醒状態で、聴き入った。休憩を挟んで第二幕は、天守を舞台に、殺陣も交えた場面が続き、幻想的、SF的世界が繰り広げられ、台詞もたたみかけるように続き、うとうととする暇もない程であった。
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玉三郎の芸は流石。数時間にわたり、数人の役を演じ分けて、舞台が目に浮かぶように語りかける。特に、主役の姫(この世のものではない、妖怪とも言うべき存在)は、女形だけあって、際立っていた。
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会場は、年配の女性が中心であったがほぼ満員。熱心に聴き入っていた。和服姿の女性も多く、泉鏡花の戯曲を聴くには会場もとても良い雰囲気になっていた。
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教育文化会館の大ホールはホールとしては小さいが、規模としては、演技者との距離感が遠くなり過ぎず、ほどよいのが気に入っている。
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一つのものに集中して聴き入る、見入るという体験はなかなかしずらいのが現代。どうしても細切れ的な体験の積み重ねに終始してしまいがちだ。芸術の秋というにはもう冬になってしまったが、映画でも美術館でも良い。何か集中して見入るということを試みてはどうだろうか。結構、リフレッシュできるものである。

