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2009/01/15 (Thu)

タクシーには広告設備より防犯設備を

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 最近タクシー強盗が横行している。犯人の身元が判明しづらいし、後部座席から無防備の運転手を脅すのは簡単だというのがあるだろう。ニュースでは、運転手の防犯訓練として、ナイフをクビに突きつけられたら、手で頸動脈を保護しつつ、相手の手首を噛む等の講習をしていたが、とっさにそのようなことができるか疑問である。

 ハリウッド映画に出てくるアメリカのタクシーは、運転席と後部座席の間にアクリルのボードがあり、後部座席から直接攻撃されないようにできているが、日本のタクシーは素通しという仕様が多い。ちなみに、ヨーロッパのタクシーも日本と同じ仕様だ。

 タクシー強盗が頻繁に起きるとなると、運転手と後部座席の間にバリアを設けなければならないかもしれない。
 仕事柄タクシーに乗車して運転手さんとよく話をするが、深夜、遠い場所を指定されると、冷やっとするそうである。寡黙な客も恐ろしいと話していた。
 一方、乗客の側からしても、何を話しかけてもむすっとして寡黙な運転手には恐怖感を覚えてしまうものだ。

 お互い見ずの者同士が、密室に閉じこもるわけだから、そこにコミュニケーションがなければ、不安感だけが残る。先の講習でも、とにかく陽気に話しかければ、犯行を断念することもあるという指導がなされていた。

 最近、タクシーに乗ると目の前に、画像と音響で見たくも聞きたくもない番組が強制的に流されるシステムが横行しているが、これこそコミュニケーションを遮断する装置に他ならない。タクシー運転手には話しかけずに、画像を見てくださいということだからだ。
 この装置を止めてくださいとお願いしたことがあるが、止められないシステムになっているとのこと。この装置を備えているかどうか外観から判るようにしてもらいたいものだ。そうしたら、絶対、この装置のついているタクシーには乗りたくない。

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