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2009/01/19 (Mon)

大統領就任式・アメリカ合衆国ジャパン州

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 オバマ大統領就任式の模様が大々的に報道されている。

 先日の新聞報道によると、麻生太郎首相に期待する人が殆どいないのに対して、アメリカのオバマ大統領に期待する人が非常に多いとのことである。
 小泉首相が行った40年体制の崩壊、すなわち、事前規制社会から事後救済社会へという大転換により、様々な市場参入への規制緩和によりアメリカ企業が日本市場に参入しやすい経済構造が作られた。
 規制緩和によって、日本も殆どがアメリカ型社会に変わってしまった。アメリカの会社が進出しやすい、アメリカ型の社会が作られてしまったのだ。

 当然、アメリカの影響を大きく受けることになる。だから、麻生首相というジャパン州知事に期待するよりも、アメリカ大統領に期待を寄せてしまうのは当然と言えるのかも知れない。

 小泉首相、竹中大臣は、日本がアメリカ型になることによることが幸せになることにつながると考えたのかも知れないが、当時の日本人が本当にそう思っていたかどうかは疑問だ。郵政選挙に踊らされて、小泉首相を圧倒的に支持し、小泉チルドレンを選挙で選んだ国民が、小泉首相の訴えていた規制緩和、福祉予算の縮減が、どういう意味を持っていたのか分からなかったのではないだろうか。

 日本人は身の丈にあった、コンパクトでエコ的な生活をする国民だったはずだ。勤勉で、終身雇用で安心して、小さいながらも明るい我が家で暮らしていたはずだ。そして、皆中流という意識を持っていた。金儲けが上手い人間がはどこまでも儲けることができる社会、労働力を簡単に市場から調達し、不要になれば切ることができる社会は、多くの国民の求めたことだったのだろうか。
 簡単に労働者をカットすることができるから、過大な設備投資をしたということも考えられないだろうか。

 時代の曲がり角というのは、そのまっただ中にいるときには、気がつかないもののようだ。小泉首相の数年間は、本当に曲がり角だと今判ってきたのではないだろうか。曲がり角を曲がった先には何があるのか。まだ、見えてこないが、もう後戻りはできないことだけは確かなようだ。

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