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2009/02/27 (Fri)

お奨めの一冊 vol.4・半藤利一著・「幕末史」・新潮社(1,800円)2009:02:27:15:36:47

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 半藤氏は、文芸春秋社で編集をしていた時、松本清張と司馬遼太郎の担当だったことでも有名。半藤氏の著書の「昭和史」「昭和史 戦後編」は、日本が太平洋戦争に何故突入したのか、戦後どのように日本は復興したのかを、寺子屋の教師風に語っている本だ。日本史では、有名な出来事をプロット的に暗記しているが、本当はそれを繋ぐ線があることに気づかされる。
 特に、昭和史では、半藤氏自身の体験も重ね合わせられているから、その当時の時代の雰囲気が直截に伝わってくる。
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 今回の「幕末史」では、ペリーの黒船来航から大久保利通暗殺に至るまでの期間が取り上げられている。単行本で、450ページと大部だが、活字も大きく、分かりやすい語り口のため、あっという間に読み進めることが出来る。教科書がこのような語り口だったら、高校や中学校の授業もさぞかし楽しかったろうなあと思わずにいられない。
 歴史的事実は動かせないものであるから、もちろん結論は分かっているのだが、途中経過からするとどう考えてもその歴史的事実は起きるはずがないはずと思ってついつい読んでしまう。推理ドラマでいえば倒置物と言われるスタイルと同じだ。つまり、一種の謎解き風にもなっていて興味が尽きない。
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 歴史というのは面白いもので、その時の決断が、その時は単なる決断に過ぎないのに、後から振り返ってみると世の中を左右してしまうということがあるものだ。
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 幕末は、天命を背負った傑出した人物が登場しては、それぞれの役割を果たし終えると、暗殺されたり、病気になったりして、舞台から去っていく。本当に「天命」を感じてしまう時代だ。特に私が興味をそそられるのは、坂本龍馬が活躍した薩長同盟結成までの過程、西南の役に至る経緯などだ。
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 この本で、坂本龍馬に興味を持ったら、是非、司馬遼太郎の「竜馬が行く」を読んで欲しい。来年の大河ドラマを待たないで原作を読むべきだ。特に、若い世代に読んで欲しい。そして、大久保利通に興味を抱いたら、やはり司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んでもらいたい。こちらは熟年の皆さんに読んでもらいたい。どちらも単行本で出ている。
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 幕末史のお奨め度は、★★★★☆
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 その他の読書履歴
1 「人間関係力」困ったときの33のヒント・齋藤孝著・小学館101新書
  人間関係に悩んだら読んでみてはどうでしょう。★☆☆☆☆☆
2 人生は「引き算」で上手くいく・人生戦略会議著・WAVE出版
  アラウンドサーティの方々に読んで欲しい本。★★☆☆☆
3 リンボウ先生の「大人の知的旅行術」・林望・オータパブリケイションズ・1300円
  旅のヒントにどうぞ。★☆☆☆☆
 

2009/02/26 (Thu)

苫小牧の男子高校生のズボンは何故ずれ下がっているのか。2009:02:26:06:54:34

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 苫小牧に出張して、バスに乗ったが、降りていく男子高校生が全員ズボンの後ろを下げて、パンツを半分くらい出した状態で、ベルトを締めていた。しかも、全て穴あきベルトであった。非常に寒い日だったので、さぞかしお尻が寒かろうにと思ってみていたが(半分トランクスを見せて歩いている)、どうしても、このズボンをだれ下げるのかが分からない。
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 札幌でも一時期数多く見かけたが、苫小牧では未だに流行しているようだ。女子のミニスカートが新潟県で流行っていると言うことをこのブログで取り上げた。ミニスカートがファッションとして流行するのはわかるが、このズボンのズレ下げだけはどうして流行したのかが分からない。このような「ださい」ファッションが流行ると言うことは、日本のピアプレッシャーの強さ、個人主義が教育の中で尊重されていないことの現れではないかと思ってしまう。
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 ミニスカートは一般社会人でもはいているが、ズボンをズレ下げてはいている一般人はいない。アメリカにも、アジアにもいないのではないか。どの国から見ても「ださい」と思われるに違いない。それを恥ずかしくもなく、しかも、寒いのを我慢してはいているところが恐ろしい。きっと、そのような格好をしないと仲間から虐められるのかも知れないし、仲間から浮いてしますのかも知れない。
 本当に、それが格好良いと思って、ズボンズレ下げファッションをしている学生がいるならいいのだが、ただ、周囲もしているからというのでは情けない。自分のファッションに自身があるなら、その格好で社会人になっても貫き通して欲しい。そのくらいの気概が欲しい。・・・などと思ってしまうのは、相当私も年をとったということか。
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 ・・・・その後、事務所のメンバーに聞いたら、ズボンとズレ下げて身につけるのは、腰パンというらしく、アメリカが発祥の地で、ロールクールでもこのスタイルで着ている人がいるらしい。うーん。私の認識不足がはからずも露呈してしまった・・・。お恥ずかしい限りである。
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 ルーズソックスが札幌で流行していたとき、東京ではルーズソックスを殆ど見かけなくなっていた。高校生のファッションの流行は、中央から地方に時間差で流れてくるらしい。それだけみても、日本は東京中心主義なのだなあと思ってしまう。地方の活力がないはずだ。・・・などを思ってしまうのは・・・

※写真は、雪祭りと札幌地裁・・・雪祭り会場を見ることが出来る札幌地裁は最高のロケーションだ。

2009/02/25 (Wed)

「遺言はいつでも書けるよ。」・・・男の優しさと遺言2009:02:25:07:40:55

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 人間の平均余命は、分子生物学的に観て、女性が長い。例えば、ロシアでは12歳も男性の平均余命が短い。福岡伸一先生の書著「できそこないの男たち」を読んでいただければ分かるのだが、兎に角、男性の寿命が短いことは間違いがない。
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 しかも、日本では未だに年上の男性と年下の女性が婚姻するというのが多いのだから、夫が妻よりも早く死亡する確率は非常に高いことは当然といえよう。
 そうなると、残された妻の立場が非常に問題となる。
 妻や子以外の、親や先妻の子、兄弟に相続財産の一部が承継される場合、すなわち、お子さんがいないご夫婦や再婚されたご夫妻の場合、夫の死後、相続問題が深刻となることが多い。
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 妻というのは、微妙な立場で、子や親、兄弟などがいると、相続分を100%もらえないことが多い。そうなると、夫が死亡してから、それらの者と交渉して相続財産を確保する必要に迫られることになる。どんな小さな不動産であろうと、相続人全員の同意がなければ、妻名義にはならないのだ。しかも、このような不況下とものなると、何らかの見返りがないと同意をしてくれない場合も多い。
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 妻の立場からすると、遺言を書いて欲しいとはなかなか言えないものだ。また、男性の側も、書く気持ちがあっても、つい面倒で先送りにしてしまうことが多い。結局、遺言を書くよと言いながら、そのままお亡くなりになってしまう方々が非常に多い。
 また、妻の側としても、夫が病気になってしまったら、約束通り遺言を書いてと言い出したくても言い出せないという心境になってしまうようだ。
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 そこで、私からの提案だが、再婚をしたり、お子さんがいない夫婦の場合、先に死亡する確率の非常に高い男性の側が遺言を率先して残すという男の優しさを持ってはどうだろうか。
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 内縁関係も同様である。内縁関係では相続権は発生しないのだ。内縁関係にある方々は、もし、子がいなければ、夫名義の財産は全て夫の親や兄弟にとられてしまうことになる。育毛剤の宣伝ではないが、・・・してから初めて分かる婚姻届のありがたさでは困るのである。内縁関係には遺言状は必須である。もちろん、婚姻届を出さないのはそれなりの事情があるからだろうが、遺言はせめてもの、そして最大の男の優しさではないだろうか。
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 もし、ブログを観てくださる方でこのような身上にある方は一度夫婦で話をしてみてはどうだろうか。そして、私の事務所に相談に来て下さると嬉しいのだが・・。

2009/02/24 (Tue)

ブログを読んでます・・・相談お願いします2009:02:24:15:05:53


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 先日、遠くからの相談者の方がいらしてくれた。ウェブサイトを読んで、当職事務所を選んだとのことであった。相談をしていく内に、相談者の方が、ウェブサイトの取扱分野や得意分野のコーナーだけではなく、サミーズダイアリーを丁寧に読んでお電話をしてくださっていることが判った。本当にありがたいことである。
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 考えてみれば、自分が依頼しようとする弁護士や法律事務所がどのような事務所でどういう仕事をしているのか、どういう考え方を持っているのかを知りたいと考えるのはしごく当然のことである。法律相談の中で、そこまで知ってもらうことは難儀なことであるから、予め自分の情報を開示しておくことはかなり重要なことなのではないかと思っている。
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 私は、美味しいお店を探すとき、まず、ウェブサイトで内容を確認してから、でかけるようにしているが、ウェブサイトの写真で綺麗に見えても、実際に行ってみると大したことがないお店もあるし、お店の店員の態度が全くフレンドリーでないお店もある。ウェブサイトでいくら確認しても、このようなことがらは実際にその場所に足を運んでみないと判らない。
 実際に足を運んで、ウェブサイトと全く違っていたら、二度とその店には近づかないようにしている。
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 だからというわけではないが、自分の五感で、この弁護士が信頼に足るかどうかを確認することは不可欠だと思う。ウェブサイトで検索して、予約して、法律事務所に出かけて、ぴんと来なかったら止めても良いと思う。
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 最近は、電話相談を希望する人も多い。電話で済ませたいという気持ちも分からないではないが、弁護士からきちんとした回答を引き出したいならば、面談に出かけていくことが必要だと思うがどうだろうか。

2009/02/23 (Mon)

癌と最後まで闘いますか。2009:02:23:16:09:09

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 朝日新聞のウェブサイトによると、・・・・・東大病院(東京都文京区)の放射線科外来を受診中の患者450人と東大病院でがん診療にかかわる医師155人、看護師470人に加え、無作為に抽出した東京都に住む市民千人(20〜79歳)を対象に、「望ましい死のあり方」について尋ねたところ、「最後まで闘うこと」は、81%の患者が必要と答えたのに対し、医師は19%にとどまった。一般市民は66%、看護師は30%。「やるだけの治療はしたと思えること」でも、92%の患者は必要と答えたが、医師は51%。「容姿がいままでと変わらないこと」は、必要としたのは患者70%に対し、医師は29%だった。
 研究グループは「医療者の回答は、現実や実現可能性を反映していると思える部分もある」としたうえで、「医療者は自らの価値観とがん患者や一般市民の価値観が必ずしも一致しないことを自覚すべきだ」としている。逆に、「残された時間を知っておくこと」は、医療者は89%が必要と回答したのに対し、患者は69%。「先々何が起こるかをあらかじめ知っておくこと」では79%の医師が必要としたが、患者では63%と医師よりも低かった。
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 医師も弁護士も見方を変えれば、タイムマシーンに乗ることができる職業だと言えるだろう。類似事案を何件も経験する中で、経験値として、将来を予想することができるからだ。しかし、将来を予言されたからと行って、合理的に動けるかというとそうでもないのが人間というものだろう。
 将来を予言されても、それを否定して生きるていくのか、それを受け入れつつ生きていけるのか、痛みと闘うのか、緩和するのか、自分だったらどうするだろう。
いずれにせよ、現実と向き合い、話を聞いて、納得の上で、自分の進路を決めようと、自分なりには決意をしているのだが・・・。
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 なお、蛇足だが、医療のの世界はさておき、法律問題の世界では、一人の弁護士に、否定的な見解を述べられただけで悲観してはいけないと言うことも言える。弁護士によっては、別の見方をしてもらえるかもしれない。セカンドオピニオンは大事だ。私のところに来る前に3人の弁護士と相談してきたが納得できないという相談者の方もいらっしゃった。立証が困難な問題があるが、どうしても諦められないのだという。それまでの弁護士には書証がないから難しいと言われたという。私は、理屈は通っているのだから、客観的な書証がなくてもやってみる価値はあると判断して、きちんとそのあたりを説明して、訴訟を提起することにした。幸い、証人尋問の結果がこちらの意図したとおりの結果となり、実質的に勝訴することができた。

2009/02/22 (Sun)

エクスターンシップ生が頑張っています。2009:02:22:14:45:26

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 北大ロースクールの春休みに合わせて、エクスターンシップの授業が始まった。北大ロースクールの授業の一貫として、2週間程度、ロールクール生が実務家の弁護士の下で実務を見学、体験するというものだ。単位も取得することができる。
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 ロールクール生は、実際の実務に触れることで、生きた題材を基にして、自分の今まで勉強した知識を駆使して、事案を解析し、法的な分析を加えて、結論を出してみて、実務家と議論をしてその差異について検証をするという作業を行う。日頃は、狭い空間の中で、籠もって勉強しているロースクール生だからこそ、一度外に出て実務を知っておくことは とても大事なことだ。
 そして、こういう事務所で働いてみたい。こういう弁護士になってみたいという気持ちになってもらうえるなら、何よりだと思っている。
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 当職事務所でエクスターンシップ生を受け入れるのは、2人目だ。今回来ているのは、社会人経験のある男性のロールクール生だ。礼儀正しいし、いろいろなことをこの期間にできるだけ吸収しようとする真摯な姿には、好感が持てる。あっという間に、研修期間の半分が過ぎ、1週間になってしまったが、是非、有意義な時間を過ごして欲しいと思っている。
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 私も、司法試験を目指して、大学を2年留年して卒業してもまだ合格せず、結局卒業後4年間勉強した経歴がある。司法試験に受からねば後がないという、崖っぷちを歩いてきた訳だ。だからだろうか。苦学して、頑張っているロースクール生をみるとどうしても応援したくなってしまうようだ。
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 昨年エクスターンに来た方は見事司法試験に合格した。彼にも是非最終合格して欲しいものだ。

2009/02/21 (Sat)

最近の流行のスタイル2009:02:21:21:16:52

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 ボディギアというスポーツウエアがブームのようだ。スピード社の水着のようなフィットしたシャツをまとって、筋肉の動きを制御したり、贅肉の動きを押さえて、力が出せるようにするというものだ。試しに、着用してみたが、皮膚呼吸が制御されるのか、結構息苦しいものだ。汗もしたたる。心臓に自信があって、痩せたいという方には良いかもしれない。
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 ブームと言えば、最近よく見かけるのが、コートの裾が袋状になっている提灯のようなもの。家内に聞いてみると、今ブームだそうだ。そういわれて、家内のコート見てみると、提灯型になっているではないか。ブームというのはいつの間にか身の回りにやってくるもののようだ。
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 私は、好きでキャップ型の帽子にバックパック型の鞄で、裁判所に通っていた。いずれ、同じような格好の弁護士が数多く出てブームになるのではないかと思って数年になるが、バックパック型の鞄は少数派ながら現れたが、キャップ型の帽子を被っている弁護士は見かけない。どうやらブームは来ないらしい。
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 帽子は、冬は雪をしのいで便利だし、体内温度も1度違うという。冬は帽子が手放せない。一度被ってみてはどうだろう。ロシア人もそうだが、寒い国の人々には帽子がよく似合う。

2009/02/20 (Fri)

お奨めの一冊 vol.3・岡本浩一著・「上達の法則」効率の良い努力を科学する・PHP新書2009:02:20:21:21:20

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 著者は東洋英和女学院大学人間科学部教授・専門はリスク心理学。
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 茶道、英語、テニスなど、上級者になるためにはどうしたら良いかを科学的に分析している本。最近平積みで本屋さんで売られている。
 趣味のテニスで壁を突き破るために、手にとって読んでみたが、テニスだけではなく、様々な趣味の上達に通じることが書いてある。
 私が参考にしたのは次のような箇所である。
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 理論的思考を身につける。相対的に少ない練習量、少ない経験量を有効に血肉にするためには、理論が有効である。理論はプロのためにあるのではなく、その逆である。
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 イメージ能力を高める。他者のプレーを見るとき感情移入して見る。電車の中でじっと、テニスの試合を思い浮かべる。球離れの瞬間など手応えを思い浮かべることができるようになる。これを繰り返すと、記憶のシステムが鍛えられ、自分の成功失敗の記憶や他人からのアドバイス通りにプレーしたりするための認知の受け皿が鍛えられる。良いプレーが出来たときは、反芻して何度も思い浮かべることが大切だ。
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 高い買い物をする。高い買い物をすると、目に見えない形で自我関与を高め、打ち込む姿勢を支えてくれたりする可能性も否定できない。
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 何もしない時期を活かす。水泳は冬に上手になり、スキーは夏に上手になる。やはり、テニスは冬に上手になる。長年訓練を続けてきた技能についても、しばらく訓練を止めた方がうまくいくという感じが出てくるということもある。
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 反復練習をする。得意がいくつかでき、その得意を中核とした鳥瞰的認知が形成され、広域的知識にまで関心が及ぶ段階になると得意を形成していた初期の反復練習がついおろそかになる。この時点で、毎回短い時間でも良いので、反復練習の機会を設けると良い。そうすると、記憶のコード化やコードシステムが習得された後の反復練習は質的にもっと豊かなものとなる。
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 もう分かっていると言わず、一度、頭を整理するために読んでみてはどうだろうか。★★★☆☆
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 付録(最近の読書の記録から)
 「毒と薬の世界史」ソクラテス、錬金術、ドーピング・船山信次著・中公新書 ★☆☆☆☆
 ・薬の発明の世界史をつづった本、著者は薬学研究者日本薬科大学教授。医療訴訟や医療に携わる者であれば、手元に置いておいて良い本。資料にもなるし、教養にもなる。☆☆☆☆☆
 「あなたの苦手な彼女について」・橋本治著・ちくま新書 
 ・「自分」がない男と「自分」しかない女について書かれた本、語りがストレートではなく、不満。
 「そうか、もう君はいないのか」・城山三郎・新潮社 ★☆☆☆☆
 ・映画化される予定の本、熟年夫婦にお奨め、奥様を、旦那様をもう一度見つめてみてはどうでしょう。
 「40歳から伸びる人40歳で止まる人」川北義則・PHP文庫 ★☆☆☆☆
 
 

2009/02/19 (Thu)

無罪事件(診療報酬詐欺事件)が確定しました!2009:02:19:13:33:13

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 毎日新聞の報道によると・・・レセプト(診療報酬明細書)を偽造して約920万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われたが、1、2審で無罪判決が出た北見市留辺蘂町の診療所「小助川クリニック」の男性院長(47)について、札幌高検は上告期限の17日、上告を断念し、男性の無罪が確定した。1、2審とも共犯者とされた札幌市内の元医療事務会社社長(57)と元診療所職員(41)=いずれも有罪確定=との共謀の有無が争点だったが、今月3日の札幌高裁判決は「元社長が独自の判断で不正請求を始めた可能性が非常に高い」と指摘した。事件は社会保険庁の刑事告発を受け、札幌地検特別刑事部が捜査した。札幌高検の向井壮(つよし)次席検事は「判決に不満があるが、上告理由が見当たらなかった」と話した。・・・とのことであった。なお、報道にはないが、共犯者とされた者達には執行猶予判決が下っている。
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 本件は札幌地検特別刑事部が直接捜査した案件である。検察官は、警察の行き過ぎた捜査をチェックするという役割も担っているのだが、検察官自らが捜査をすると事実を客観的に見る目が鈍る可能性が高い。本件では、診療報酬の詐害だから、診療報酬の入る病院長が首謀者に違いないという先入観が捜査側にあったとしか思えないのである。
 経営破綻に陥っていない病院、しかも、贅沢も豪遊もしていない病院長、地域医療に懸命に取り組んでいる病院長が、自分の医師生命を賭けて、診療報酬の詐欺をするということは先ず考えられないはずである。病院の会計状況をきちんと調査してくれていたらと思わざるを得ない。
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 冤罪が生まれる典型例の一つは、共犯者が第三者を一緒に共謀したとして、刑事事件に巻き込むパターンである。本件もそのパターンであった。捜査官がある人物が首謀者だろうと考えて捜査をしていると、その意図は取り調べを受けている者達は容易に理解することができるから、捜査官の意図にそった供述をすれば刑が軽くなると考える。そして、捜査側も捜査官の意図に沿った供述をする者を優遇するのである。
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 病院長も、刑事事件とは無縁と思って生活してきた。本件事件はまさに青天の霹靂であった。刑事事件は、品行方正な者でも、ある日突然見に降りかかってくるものだ。
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 もう一つ、診療で忙しく、多数の入通院患者を抱えているのに、あえて、病院長を逮捕勾留する必要はあったのであろうか。逮捕、勾留後、しばらく保釈も叶わなかった。その間、地域にある病院には代診に来てくれる医師などいるはずもなく、病院は一時休業し、多くの職員も転職をして新たな職を求めざるを得なくなった。また、患者も別の病院に転院することを余儀なくされた。
 このまま病院が破綻したら、国はどのような責任をとってくれるのだろうか。
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 刑事事件によって、逮捕勾留されただけで、市民は大きなダメージを被ることになる。日本では、簡単に逮捕勾留がなされ、保釈も容易に通らない。否認していれば、なかなか保釈もなされない。一般の人々は自分が逮捕勾留されることはあり得ないと思っているから、簡単に身柄が拘束されることに本当に鈍感だ。むしろ、刑事事件の厳罰化を求めて止まない人が多い。それは自分は絶対に捕まるようなことはないと確信しているからだろう。
 志布志事件を含め多くの冤罪は、普通の人々の上に起きている。
 

2009/02/18 (Wed)

北大ロースクール一期生の新たなる旅立ち2009:02:18:19:49:43

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 ロースクール一期生の教え子3人が、一年間札幌の法律事務所で働いた後、それぞれ東京や室蘭等新たなるフィールドに向かって、旅立つこととなった。
 ナーノマーノというイタリアンレストランを借り切って行われた送別会には、同じ一期生で札幌で弁護士をしている仲間の他、6名の当時の実務家教官も出席した。送別会は、大いに盛り上がり、三人の旅立ちを祝福した。
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 北大ロースクール一期生は、二期以降の学生と明らかに違う。様々な社会人経験や学歴を持つ多士済々のメンバーが集まっていた。授業にも積極的に発言してくれた。一期生の授業は本当に面白かった。残念ながら、二期以降は急激におとなしく授業での発言も少なくなっていった。北海道大学法学部からの入学者が多いからかも知れない。
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 旅立つ若者達には、それぞれ大きな夢や未来がある。一年先どんな弁護士になっているのか自分でも楽しみだろう。それこそが青春なのだ。皆、札幌でハードにかつオールラウンドに仕事をこなしていた弁護士ばかりである。札幌での経験は絶対に将来役立つことだと思う。
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 当時の実務教官(うち現役は2名)からはなむけの言葉があったが、とても良い言葉ばかりであった。どの教官も(私を除き)すばらしい弁護士ばかりであるが、そのような教官達に珠玉の言葉を贈られた彼らは幸せ者だと思う。
 彼らの大いなる前進に期待を掛けたい。

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2009/02/17 (Tue)

嫌われているということは感じるものだ2009:02:17:12:52:20

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 人間の脳は動物としての本能の部分の上に、高度で知的な思考が出来る部分が発達しているという構造をもっているらしいのだが、動物的感なのだろうか、自分のことを嫌っている人かどうかということをすばやく察知する能力を持っているように思う。
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 多分この人は私のことを嫌っているのだろうなということは、大抵ピンと来るのである。そして、どうして嫌われるのかは、大体こちらも察しが付くのである。接触が全くない者同士では好きも嫌いもない。ある程度、関わりを持つと好き嫌いが出てきてしまうのである。
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 この好き嫌いという感情は一旦発生してしまうと、やっかいなものだ。最初は好きだったけど、やがて嫌いになるということも往々にしてある。その逆もあるのだろうが、大抵最初抱いた感情からは抜けきれないものだ。
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 人を見る場合でも、本質を見る、長い目で見る、いろいろな角度からみるということが大切なように思う。
その人物の本質を見極め、将来性を考え、別の観点から評価をしてみるということだ。そうすると、第一印象では苦手だと思ったり、嫌だなあと思った相手も、見直すことができるものだと思う。
 だから、弁護士同士の評価、裁判所からの評価、依頼者からの評価は、それぞれ全く別ということも不思議ではないのだ。裁判所からの受けがいい、物わかりの良い弁護士が依頼者にとって、人気のある弁護士とはいえないのだ。また、弁護士からは人格者として通っている先輩弁護士と法廷で対峙してみて、その弁護士の法廷での態度のすごみに驚いたことがある。
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 人から嫌われるということはつらいものだ。逆に、好かれていると感じるのは嬉しいものだ。どうせなら、好かれたいものだが、その人に面と向かって好きになってくださいと言っても、叶わないだろう。残された手段は、自分がそういう思いを相手にさせないようにすることだろう。
 だから、私は、依頼者の方のことは大好きになろうと努力してきたつもりだ。不思議なことに、好きになることを努力していると、嫌いになることの方が難しくなるものだ。
 こちらが好きなのに、相手からは嫌われていることが多いが、それでもこちら側が好きになっていいれば、いずれこちらのことも好きになってくれると考えている。

2009/02/16 (Mon)

奥入瀬渓流、ブナ枯れ枝落下事件最高裁判決2009:02:16:12:33:05

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 読売新聞によると、十和田市の十和田八幡平国立公園にある奥入瀬渓流沿いの遊歩道付近で、落下したブナの枯れ枝に当たって重い障害を負った茨城県内の女性(43)とその夫(58)が、国と遊歩道を管理する県に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は5日、国と県の上告を棄却する決定をした。国と県に計約1億9300万円の賠償を命じた2審・東京高裁判決が確定した。1、2審判決によると、女性は2003年8月4日、遊歩道脇の休憩所付近に立っていたところ、地上約10メートルの高さから落下した長さ約7メートル、太さ最大41センチの枯れ枝が直撃した。女性は胸などの骨を折り、両足がまひする後遺症が残った。敗訴を受け、5日夜に記者会見した県商工労働部の九戸眞樹部長は「被害者に対し、誠意を持って速やかに対応したい」との三村知事のコメントを読み上げ、損害賠償は国と県で折半し、できるだけ早く支払う考えを示した。裁判では国と県の管理責任の有無と落枝の予見可能性が焦点となった。
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 過失の本質は、予見可能性・予見義務、結果回避可能性と結果回避義務だ。それを本件に当てはめてみると、・・・・枯れ枝が落下して、下を歩く人にぶつかる可能性があり、また、それがぶつかった場合、大きな損害が生じることも予見できたといえることができた。そして、そう予見したなら、伐採などの結果回避義務措置をとる可能性もあった・・・・となると過失責任が認められることになる。
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 言われてみれば当然の結果だが、事故の被害が大きかったのと、国家賠償訴訟だということで、大きなニュースになったと思う。
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 一市民でも国を相手取って高額の賠償責任を認めさせることができるのは、裁判手続があればこそである。政治力、経済力では優劣が決まらない、法律に適合するかどうかと言う理屈だけで勝負できるからである。裁判システムはすばらしいシステムだ。ただ、実務に携わると、国に責任を認めさせるのはなかなか難しい面があるというのが実感されてしまうのも事実だろう。

2009/02/15 (Sun)

事務所近況報告2009:02:15:16:52:42

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 北大ロースクールエクスターンシップスタート
 北海道大学ロースクールからエクスターンシップとしてロールクール生が1名当職事務所で2週間研修をすることとなった。ロースクールの授業の一環として、実務経験を積んで、今後の学習に活かしてもらおうというものである。
 ロースクール生には、真摯な態度で学習をして行くことを期待する。
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 2009年度サマークラーク生内定
 サマークラーク生の応募をしたところ、1名からの応募があり、書面審査及び面接試験の結果、1名が採用となった。サマークラークとしての仕事は5月中旬からの予定である。
 是非、最終合格に備えた準備期間として、充実したサマークラーク期間を過ごして欲しい。
 私も一緒に働くのを楽しみにしている。
 なお、サマークラークの応募が1名しかなかったことは誠に残念かつ寂しいことであった。
 応募しなかった学生は、試験終了後、発表までどういうことをして過ごす計画なのだろうか。その当たりが非常に心配である。
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 2008年度ウィンタークラーク進行中
 ウィンタークラーク1名が一生懸命働いてくれているが、早いもので、修習開始まであと1ヶ月半となった。一緒に働ける期間もあとわずかだ。修習の実が上がるように頑張って欲しい。
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 バレンタインデー
 事務所内では、バレンタインデーの義理チョコ禁止となっている。このため、当然ながら、チョコが行き交うことはないのだが、打合せにいらっしゃる女性のお客様等からチョコレートやお菓子を戴いた。誠にありがたいことである。お菓子は、事務所全員で美味しく戴いた。
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 事務局体制の変更
 昨年末、秘書2名を補充し、一旦7名体制となったが、残念ながら秘書1名が退職し、秘書体制は6名となった。秘書の補充が行わず、秘書6名体制で事務体制を組むこととなった。

2009/02/14 (Sat)

シンポジウムのご案内 「川は流れる~ダムでなくてもいいんでないかい?」2009:02:14:06:46:15

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 3月14日、札幌弁護士会公害環境委員会の企画したダムシンポが行われるので、ご案内しておきます。
 興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
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 私も、2005年に札幌弁護士会副会長をつとめるまでは、公害環境委員会に所属し、活動してきました。札幌弁護士会では、千歳川放水路問題や士幌高原道路や松倉川ダムなどの問題に取り組んできました。また、日弁連の委員会にも所属し、公共事業問題、野生動物保護問題、湿地保全問題などで、世界各地の現地調査に参加してきました。
 ダム問題を含む河川管理は自然保護を考える上で、大きな問題です。自然豊かな松倉川にもダム計画がありましたが、その計画は函館の人口や産業が右肩上がりで伸びていくということを前提としていました。松倉川のダム計画は実現されずに終わりましたが、公共事業は一旦予算が付き、着工してしまうと、なかなか止められないものです。
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 以下は、上記シンポジウムの広告からの引用です。
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 我が国は、明治以来、「洪水を河道に押し込める」という原則に則って治水対策を進めてきました。中でもダムは、本来下流へと流れる川を大規模に堰き止めて流量の調節をするものであるため、洪水防止に効果があるとされ、全国各地でその建設が行われてきました。しかし、ダム建設は、周辺ないし下流の環境を不可逆的に変えてしまうほか、想定以上の洪水が起こった場合に対応できないという弊害もあります。そこで、私たちは、ダム建設が計画され、ないしは完成している現場を、道内にとどまらず全国的に視察・調査し、ダム以外の洪水防止対策を模索してきました。このシンポジウムにおいて、ダムの良い点、悪い点を見つめつつ、ダムによらない治水対策の有無につき、考えてみませんか。

1 基調講演  宮本博司氏(元国土交通省近畿地方整備局局長)

2 パネルディスカッション
 パネル 宮本博司氏(上記) 小野有五氏(北大大学院地球環境科学研究員教授) つる詳子氏(環境カウンセラー) 渡辺洋子氏(八ッ場あしたの会事務局長) まさのあつこ氏(ジャーナリスト)

3 日時  平成21年3月14日土曜日 午後1時半~

4 場所  かでる2・7 大会議室 入場料 無料

2009/02/13 (Fri)

お奨めの一冊 vol.2・佐藤賢一著・小説フランス革命Ⅰ「革命のライオン」Ⅱ「バスティーユ陥落」・集英社2009:02:13:12:27:43

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 最近、考えるところがあって、ビジネス書等いろいろな本を読んでいる。読み方はテレビ番組を見るように同時並行的に違うジャンルの本を読み進めている。これはという本はサミー通信で毎年2冊紹介しているが、サミー通信の読者の方からお奨めの本を聞かれることがある。そこで、毎週金曜日に、週末読書お奨めの一冊ということで、私が最近読んだ本で面白かった、役だったと思える本を紹介していこうと思う。
 最初に紹介したい本は、直木賞作家佐藤賢一が著した小説フランス革命だ。
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 1789年のバスティーユ陥落に始まり、ナポレオンの即位する1804年に終わる15年間のフランス革命を、小説として書き記したものだ。フランス革命は、世界史の中でも有名な出来事だで、世界史を選択した高校時代も一応のことは記憶したが、どうしてフランス革命が生じたのか、どのようにしてナポレオンが登場したのかは、正直、ほとんど分かっていなかった。北大法学部では、憲法の授業で、人権宣言がとても重要であること、ナポレオンの作ったナポレオン法典は我が国の明治政府の法制にも大きな影響を与えていたこと等は学ぶが、どうしてフランス革命によって、どのようにして自由と平等が獲得されたのかについてまでは学ばなかった。
 ちなみに、フランス革命といえば、池田理代子作の漫画ベルサイユのばらが有名だが、弁護士同士の飲み会でフランス革命の話をしたところ、大抵の弁護士は、この「ベルばら」の知識がフランス革命の基礎知識になっていることに驚いた。
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 マリーアントワネットはどうしてギロチン台にかけられたのか、ロベスピエールの恐怖政治とは何なのか、ナポレオンはどうして平民から皇帝になれたのか、点としでしか理解していない知識を縫うように物語りは進行していく。結果は歴史上明らかだが、どうしてそのようなことになったのかを知るのは知的好奇心が大いに満たされる。その上、人間ドラマにもなっているのだから、本当に面白い。
 物語は、ロベスピエールがまだ地方の弁護士で、三部会会議の第三身分の議員として登場するところからスタートする。
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 フランス革命は、二転三転、スリリングな出来事が数多くあるが、それを実況中継風に語っていくこの物語は臨場感がある。是非、読んでみてはどうだろうか。1冊目は、導入的な内容だが、2冊目はいよいよバスティーユ陥落の場面である。一気に2冊読まれてはどうだろう。なお、第三巻は近日中に配本となるようだ。
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 この小説をより一層楽しんで読むのには、フランス革命をコンパクトに語っている安達正勝著「物語フランス革命」中公新書を読まれることをお奨めする。
 また、実際に、パリに行った方はより楽しめる。ルイ16世が処刑されたのは、コンコルド広場。バスティーユのオペラ座の前の広場には監獄があった。そして、ノートルダム寺院ではナポレオンの戴冠式が行われた。
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 写真は、ナポレオンの戴冠式が行われたノートルダム寺院。
 ちなみに、ナポレオンの戴冠式の絵は2枚ある。ルーブル美術館とベルサイユ宮殿で見ることが出来る。同じ絵だが、ベルサイユ宮殿にかかっている方には、作者のダヴッド自身も描かれている。実は、戴冠式の絵は、妻ジョセフィーヌに対してナポレオンが皇后冠を授ける絵である。ナポレオンはだれからも冠をかぶせてもらっていない。自分自身でかぶったのである。
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 単行本で、一冊1500円。値段だけのことはある。 IMG_0015.JPG

2009/02/12 (Thu)

スカートの丈が気になりますか。全国一女子高校生のスカート丈が短いのは?2009:02:12:12:08:29

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 朝日新聞の報道によると、新潟県ではスカート丈でバトルになっているようだ。
 新潟県の県内の高校の生徒指導の教師は、「勉強もスカートも、やる気次第でまだまだのびるんだ」「女性の品欠く」といった標語のポスターを3種類作るなどしてきたが、一方、女子高生は生活指導が終われば、生徒たちはウエスト部分を折り曲げて短くする。ウエスト部分が相撲の「まわし」のように厚く、折り曲げできないスカートを導入しようとしたが、値が張り、採用したのは数校どまり。「採用した学校でも、生徒たちは何とか折り曲げようとしたんです」
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 女子高生がスカート丈を短くしようとするのは、明らかに「ピアプレッシャー」がかかっているからだろう。仲間と同じでいたい。仲間と同じでいないと虐められる。もともと農耕社会だった日本ではピアプレッシャーが異常に強いからだと思う。
 日本の学校が学生に皆同じ服装をしなければならないという大きなピアプレッシャーを与えて、ピアプレッシャーを高めているにもかかわらず、ピアプレッシャーから発生しているミニスカートの流行を押さえようとするのは矛盾のようにも思われる。
 もし、ピアプレッシャーが強くなければ、制服の着方も個性があって良いはずだが、判を押したように、同じミニスカートというのでは、個性の発露ではなく、ピアプレッシャーの発露に過ぎない。
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 戦争が終わってもう半世紀が過ぎた。制服というものにこだわる時代はもう卒業しても良いのではないだろうか。北朝鮮の一糸乱れぬマスゲーム、行進を見て恐怖心を覚えるように、高校生が揃って詰め襟の制服を着ているというのも海外の人に恐怖を呼ぶ姿ではないだろうか。
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 母校の札幌南高校では、学生運動によって、制服が廃止された。あの時の熱気はどこにいってしまったのだろうか。女子高生が皆揃って、制服廃止、化粧解禁を訴える学生運動があっても良いはずだ。
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 スカートの丈が見かければ、おじさんは喜ぶし、おばさんは眉を潜めるだろう。そういう常識の中で、堂々と超ミニスカートで歩くことが自分のアイデンティティーに繋がるのであれば、彼女たちの自由にさせればいいと思うのだ。
 明日から自由だよ、何を来ても良いよと言われた時、自分自身で何を着るのかを考える力が果たしてあるのかが問題だろう。
 スカートの丈を短くする工夫だけをしてみても、ファッションセンスは磨かれない。

 

2009/02/11 (Wed)

ダイエット宣言と途中経過(原始的脳を騙すテクニック)2009:02:11:16:42:23

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 昨年12月8日にダイエット宣言をしてから、すでに2ヶ月近くを経過したが、約82㎏の体重が順調に減少し、現在約77〜78㎏になっている。約4キロ程度の減量というわけだ。体脂肪率は、現在25ないし26%を推移している状況だ。
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 一ヶ月1㎏を目標にして、無理しないで、徐々に痩せていくというのが私のダイエット法だが、その基本的コンセプトは、大脳基底核(は虫類脳)と大脳辺縁系(旧ほ乳類脳)を大脳新皮質(新ほ乳類脳)によって、騙しながら痩せていくという方法である。
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 いわゆる原始的な脳にストレスを与えず、痩せていこうというものである。例えば、コーヒーに入れる砂糖をほんの少しずつ減らしていったら、1年後にはブラックでコーヒーが飲めるようになるように、大きな変化を身体に与えず、すなわち、脳がストレスと感じないように、毎日少しずつ少しずつ食事を減らし、逆に運動を少しずつ少しずつ増やしていくという方法である。
 原始的な脳は変化をおそれる。だから、極端なダイエット・・・バナナだけ、リンゴだけ、今日から一切ビールを止める等々・・・はストレスが蓄積され、リバウンドが来る。
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 その為には、一日に摂取すべきカロリー量を意識する必要がある。食べた食事をカロリーブックでチェックして、一食600キロカロリー程度の食事を覚える。そのためには、1週間程度、食べたものをレコーディングしてみる。レコーディングしてみると、如何に、自分が余計なものを口にしているかが分かるし、おおよそのカロリー摂取量が分かる。例えば、おにぎり1個220キロカロリー、かけそばが300キロカロリーなど。
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 朝の運動は、たった5分間。太ももを鍛えるスクワットと膝立腕立て伏せなどを行い、代謝を高める。朝、5分やるだけで、昼迄代謝量が高い状態が継続するので、朝の運動は極めて効率的だ。また、運動に慣れてきたら、ちょっとずつ時間を多めにしていく。また、夜寝る前にも腹筋などをする。これもほんの短時間で良い。ダイエット効果が上がってくると、楽しくて、少しずつ黙っていても運動時間は増える。ジムに行く必要もない。ジムに行くという厳しいノルマを課すと、原始的脳がストレスを感じてしまう。家で身体を鍛えるので十分。それで満足できなくなったらジムへ行けばいい。ジムの効用は、効率的な運動方法を教えてくれるところにあると思うので、そういう利用の仕方もある。
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 空腹時の過ごし方だが、私は、トマトジュース(約30キロカロリー)で誤魔化している。トマトジュースは、健康にも良いし、何と言ってもカロリーが少ない上、飲んだという実感がある。
 トマトジュースが苦手だという方には、平取町の無添加の「ニシパの恋人」が絶対のお奨め、少し高めだが、スーパーの「ラッキー」なら、1本100円以下でまとめ買いできる。美味しい桃太郎という種類のトマトを原料にしているので、美味しいはずだ。
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 また、励みになっているのは痩せることで、テニスが上手になったことだ。テニスの練習を何十時間も繰り返すよりも、ダイエットとストレッチで身体各所の可動域を拡げる方が上達に繋がるということが分かった。考えてみれば、2ヶ月前までは、重たい5㎏の米袋を担いで、テニスをしていたようなもので、競馬で言えばハンデ戦のうようなもの。体重というハンデがなくなれば、それまでのスキルが相対的にアップするのは当然といえば当然なのだが、体験して初めて分かることもある。
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 ダイエット開始から1年して成功体験が確実になったら、ダイエット本を書こうかなと考えている。
 現在、ダイエットをしていて、苦しいとか辛いと感じられない。そこが、最大の本の売りだ。ダイエットが我慢と感じているといことは、すなわち、原始的な脳を騙し切れていないのだ。原始的な脳を騙せれば、辛いとは感じないのだ。意志の強さとダイエットは関係がない。

2009/02/10 (Tue)

自分に関する自分の評価と他人からの評価の落差2009:02:10:12:28:26

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 「自分は他人からどう思われているか」・・・自身の評価と、実際の他人からの評価には大抵大きなギャップがあるらしい。つまりは、自分が思っているほど、他人からは信頼はされていないし、良い人間だとも思われていないということだ。これは、様々なビジネス書でも指摘されているから本当のことなのだろう。
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 これも本の受け売りだが、外貌も同じ。毎日見慣れている自分の外貌は、自分自身はまあまあだと思っているのだが、他人から見るとどうもそうでもないらしいのだ。
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 私も、自分自身のことをつい調子に乗って話すことがあるが、常識ある社会人の方は黙って笑みをたたえながら話を聞いてくれているのだが、人伝いに聞こえている私に関する噂からすると、内心ではこの男は自慢の強い、鼻持ちならない男だと受け止めている方もかなりいるようだ。
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 大抵のビジネス書には、だから他人に自慢することは止めようとか、他人の真の評価を受けられるように謙虚になろうという流れになる。もちろん、その通りではあるのだが、私がちょっと違う視点で考えている。
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 人間はそれほど強くない。自分にとって、自分は一番かわいい、大切な存在である。
 だから、自分の顔や価値に対して高い点数を付けるのは当たり前だと思う。せめて、自分で自分を褒めてやらないと生きていく活力も出ない。私は自分自身の顔や仕事、態度に自信をもつことはすばらしいことだと思っている。大いに自信を持って良いと思う。
 但し、問題は、その自信に確固たる根拠があるかどうかだ。こんなに頑張った、頑張っているという裏付けがあるなら、大いに誇りに思えばいいと思うのだ。
 他人からどう思われようと、天が知ってくれているという清々しい心境になるということが大切だと思うのだ。
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 自分の話をすることが、単なる自慢話に聞こえるのか、貴重な話と聞こえるのかは、話す人物に徳があるかどうかによるのだろう。私の場合、徳が足りないので、しばしば誤解をうけるのだろうと思う。徳がある人間に近づくべく研鑽を積んでいくつもりだ。他人を変えるためには、自分を変えるしかない。東洋教学の権威安岡正篤監修「安岡正篤の一日一言」・致知出版にはこの記されている。「学問は人間を変える。人間を変えるような学問でなければ学問ではない。その人間とは他人のことではなくて自分のことである。他人を変えようと思ったならば、先ず自分を変えることである」

 

2009/02/09 (Mon)

「ここに電話してごらん。多分大丈夫だと思うよ。」2009:02:09:16:33:56

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 先日、当職事務所のウェブサイトを見たという方から電話を戴き、面談の上、個人再生事件を引き受けることとなったが、よくよくお話しを聞いてみると、ウェブサイトを検索したのは、自分自身ではなく、友人の方ということだった。その友人の方にホームページで、弁護士を探してもらった結果、「ここに電話してごらん。多分大丈夫だと思うよ。」と言われたとのことであった。
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 確かに、お悩みを抱えているご本人でウェブサイトを検索して自らお電話をしてくださる方も多いが、そういえば、それ以上に、ウェブサイトをヘビーに使っている子供や知人、友人に、弁護士を探してもらって、当職事務所にたどり着く方もかなりいるということに改めて気がついた次第である。
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 ウェブサイトの検索をしなれてくると、どこが信用できるサイトで、どこが信用できないかは結構分かってくるものである。広告のバナーがあるからといって、すぐに、信用するということではなく、よくよくウェブサイトの中味を見た上で、判断するという方が多い。
 そのような方に、選ばれたというのは光栄である。
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 当職事務所のウェブサイトの内容は全て私自身が書いたものであり、それだけに内容に真実味があると考えている。時々、ウェブサイトを見ていながら、それが本当かどうかを確認する電話があるが、本当なので、心配しないで欲しい。
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 ウェブサイトを立ち上げるのは簡単だが、内容を整えるのは難しい。一朝一夕にはできないものだ。特に、ブログ的な記載はその人の本質が出てしまうと思うのでその場限りの小手先のごまかしでは続けられないものだ。
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 これからもがんばって、ウェブサイトを充実させていく覚悟だ。
 ウェブサイト上から特別無料相談会への応募を募るなどの企画、私が読んだ本の短い感想文等を書いた読書ノートコーナーなども考えている。
 乞うご期待。

2009/02/08 (Sun)

サミー通信第8号完成!!2009:02:08:07:02:26

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 サミー通信第8号が完成した。今回も労作となっている。エッセイは、前々回の小学校、前回の中学校時代の思い出に続いて、札幌南高校時代の思い出を中心にまとめてみた。札幌南高校での思い出は、ちょっぴり暗いイメージがつきまとう。中学校までの底抜けに楽しく明るい思い出とは一線を画している。まさに、多感な時期で、大人の階段を登っていった時期なのかも知れない。
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 この他、近況報告、勤務弁護士や秘書さん達の書いた文書もある。近く、このウェブサイトからもダウンロードできることになる予定だ。なお、当職事務所の依頼者や知人の方には、年賀状代わりに毎年郵送をさせてもらっている。
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 毎回、表紙では頭を悩ませるが、今回は、私が昨年パリのオルセー美術館で撮影した写真を利用した。評判は上々のようだ。オルセー美術館は鉄道の駅舎だった建物。その大時計ごしにパリの街を撮影した写真だ。
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 愛読者の方が多く、発刊を楽しみにしてくれているらしい。バックナンバーを下さいという方もいる。嬉しい限りだ。

2009/02/07 (Sat)

美味しいお店紹介vol.1 イタリアンレストラン「ナーノマーノ」Nano Mano2009:02:07:00:45:26

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 贔屓にさせていただいているイタリアンレストラン「ナーノマーノ」が、昨年暮れ円山から北1条西10丁目のタナベビルに1Fに移転してきた。
 円山にあったお店で、ご夫婦でやっているお店だ。奥様がとても感じよく、また、ご主人の料理も美味しいので、しばしば利用させていただいていた。
 近々、私の事務所の近くに引っ越してくると言う話は聞いてはいたが、何の前触れもなくだったので驚いている。
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 先日、準備中のお店に立ち寄って、オーナー夫妻にご挨拶してきたが、実は、移転のお知らせを出そうとしたら、パソコンに入っていた顧客データが故障で消えてしまって、移転通知を出したくてもだせなかったそうだ。
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 これまでのお店は閑静な場所にあったが、アクセスがよくないのが難だったが、今回は交通の便も良い。場所は、ちょうど弁護士会館とSTVの間に位置している。赤れんがにイタリアの国旗が目印。ランチは1000円で出しているそうだ。
 私は手作りのフォカッチャやパスタがとても美味しいと思っている。また、雰囲気も良い。
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 以前は、満席であきらめて返るというお客さんもいたようだが、今度は席も増えているので、安心して利用できると思う。
 是非、一度、訪ねてみて欲しい。
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 電話とFAXは、011-251-7276。営業時間は、ランチは火曜日から金曜日のみ11時45分から13時30分まで、ディナーは18時から、21時ラストオーダー、日曜日・祝日は休み。移転の情報はどこのウェブサイトでも掲載されていないので、間違って、円山に行かないように要注意。
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 追伸
 知人の札幌美容形成外科の本間先生が、ご自身のブログで、私の無罪判決を取り上げて下さっていた。面はゆい限りである。
 この他、何人かの依頼者の方から、新聞やテレビを見たというお電話を戴いたり、懇意にしている弁護士の方々からお電話を戴いたりした。嬉しい限りである。

 

2009/02/05 (Thu)

いつもブログを見てくれている後輩弁護士O君に大いに期待する2009:02:05:19:56:05

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 いつも私のブログを見てくれている弁護士がいる。若手のO弁護士だ。O弁護士は、札幌弁護士会テニスクラブの監督であるT弁護士事務所の弁護士である。O弁護士も弁護士会のテニスクラブ(札幌ロイヤーズテニスクラブ、略して、LTCという)に入っていることから、一緒に飲む機会があるが、O弁護士は毎日私のブログを見てくれているらしいのだ。現に、ブログに書いた事柄をいくつも知っているのだ。
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 私のウェブサイトはのべ現在約4500人の方がアクセスしてくれている(一日複数回のアクセスを1一人ではなく複数人とあつかうと8000人)が、多分、弁護士はその中に多くは含まれていないだろう。
 しかし、私のブログには、実は、私の弁護士としても仕事のエッセンスが結構詰まっている。だから、後輩の弁護士には結構役立つ内容が含まれていると密かに思っている。
 だから、O弁護士が私のブログを毎日見て、その中から弁護士業務に役立つことを一つでも二つでも盗んで行ってくれたら嬉しい限りである。
 O弁護士には、私を乗り越えて、是非、良い弁護士になってもらいたいと思っている。
 そして、テニスでも今年は飛躍的に実力をアップして、次代を担うプレーヤーになって欲しいと願っている。
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 私のロースクールの学生達にも、私のブログをいつも見てくれている学生がいる。彼らも是非私のブログから刺激を受けて、最終合格を果たしてもらいたいと心から願っている。
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 というように、自分の書いたものを一生懸命読んでくれる人がいることを知るだけで、本当に嬉しくなるものなのだ。脳の中にドーパミンが放出される瞬間だ。だから、また、ブログを調子に乗って書いてしまうのだろう。
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 追伸
 昨日の新聞報道、テレビ報道を見てくれた方々からメールやお電話を戴きました。反響の大きさに驚いています。本当にありがとうございました。

 

 

2009/02/04 (Wed)

詐欺被告事件・高裁でも無罪判決獲得!!「今日は節分です。明日は立春です。」2009:02:04:16:39:20

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 北海道新聞の報道によれば、・・・・診療報酬を架空請求し約九百二十万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた北見市留辺蘂町旭一区、「小助川クリニック」院長小助川治被告(47)の控訴審判決公判が三日、札幌高裁であり、矢村宏裁判長は無罪とした一審の札幌地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。
 裁判では、札幌の診療報酬事務代行会社社長(同罪などで有罪確定)らと共謀があったかが争点となった。矢村裁判長は二〇〇七年十二月の札幌地裁判決と同様に「共謀があったとする社長の供述は不自然で信用できない」と認定した。
 検察側は「診療報酬の不正請求にはカルテの偽造など医師の関与が不可欠」と主張したが、判決は「不正請求は社長が独断で始めた可能性が非常に高く、被告の共謀を認定するには大きな疑問が残る」とした。・・・・
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 矢村裁判長からは、判決言い渡し後、「引き続き地域医療に尽力してほしい。今日は節分、明日は立春。この判決で春が来たと思って頑張って欲しい」という趣旨のお言葉を戴いた。このような言葉を戴くのは異例のことである。
 高等裁判所の事実認定は、現在極めて厳しい状況で、地方裁判所で無罪となっても、高等裁判所で逆転有罪となる判決が続いていた。
 その厳格な裁判所から無罪を勝ち得たことは極めて大きな意義を有している。
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 北海道新聞の2月3日付夕刊には、カラー写真で小助川先生と私が映った写真も掲載されているので、興味のある方は記事を見て欲しい。
 刑事裁判で無罪を勝ち取ることは極めて難しい。しかも、医師の一生、病院の存亡がかかった事件だっただけに、一審の無罪判決が維持され大変嬉しく思っている。
 絶対に負けられない戦いであった。
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 一緒に弁護活動をしてくれた田端綾子弁護士(ラベンダー法律事務所)、伊藤めぐみ弁護士(当職事務所)の労をねぎらいたい。また、小助川医師をサポートしてくれていた奥様、お姉さんをはじめ、小助川先生を支持、支援してくれていた従業員の皆さん、患者さんの皆さんに感謝したい。
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 早く、事件が確定し、正常な医療業務が一刻も早く実現できるよう願うばかりである。

2009/02/03 (Tue)

札幌南高の生徒さん達からの手紙に感動2009:02:03:23:57:01

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 先日、このブログでも紹介した、当職事務所を訪問してくれた札幌南高校の男子生徒の皆さんからお手紙を戴いた。また、家族の方からも御礼のお手紙を戴いた。少しでも彼らのモチベーションを上げることに貢献できたとしたら本当に有り難いことだ。
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 弁護士経験を経てくると、様々なお話しをする機会があるが、残念ながら、こちらの真意が伝わらないことも多い。最も大事だと思うことを受け止めてくれず、表面的な事柄だけが記憶に残ってしまう人もいる。ところが、札幌南高の生徒さんの手紙は、私がもっとも言いたかったことを的確に理解してくれていたことが分かる文面になっていた。流石、我が母校の生徒達という感じだ。
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 どんなにいい話を聞いたり、本を読んだりしても、それを実践に移せる人は、3%もいないというのが実感だ。先日読んだビジネス書にも同じ事が書いてあった。
 そのビジネス書によると、本を読む習慣のある人は殆どおらず、さらに、読書する人でも、読書にかけるお金も本当にごくごく少額だから、本をたくさん読み、その一部でも実践することができたなら、他人との差は簡単に付けることができるということであった。同感である。
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 本もそこに何が書いてあるのか、その本の本質を見抜く力が問われる。そのような力を養うために、小学校、中学校、高校と国語を学ぶのであろう。だから、その獲得した国語力を使わないのは本当にもったいない。
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 札幌南校の生徒さんにも読書の大切さを解いたつもりだったがきっと伝わっていると思いたい。
 最近読んだ、林望著「新個人主義のすすめ」集英社新書には、人生は山登りと同じで、眺めの良い場所にたどり着くまでには、山登りと同じで様々な困難(上り坂、崖、川等)が待ち受けている。それらの困難に立ち向かうことは、楽しいことばかりではなく、むしろ辛いことも多い。しかし、それをくぐり抜けなければ、絶景を眺めることはできないという趣旨の文書があった。
 興味のある方は是非手にして欲しい本だ。

2009/02/02 (Mon)

ナダルの優勝・全豪オープンテニス男子2009:02:02:23:42:08

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 ナダルが4時間に及ぶ熱戦を制して優勝を飾った。準決勝が5時間に及ぶ熱戦だったことから、ストレートで準決勝に一日前に勝ち上がったフェデラー優位という声が多かったが、ナダルが劣勢の中粘りに粘って優勝を果たした。
 圧巻は第三セット。ブレイクチャンスを何度も与えながら、ぎりぎりのところで、すばらしい起死回生の切り返しのショットを繰り出し、最後はタイブレイクでこのセットをとった。この第三セットが最後までものをいった形だった。
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 下馬評では、マレーやツォンガなどのフランス勢が強いと言うことだったが、グランドスラムになると、ナダルとフェデラーの強さは際立つようだ。ナダルが全豪を制したことから、得意のクレーコート、そして、苦にしなくなった芝のコートで行われる、ローランギャロス、ウィンブルドンまで勝ち続け、年間グランドスラムの期待も膨らんできた。
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 錦織選手は腕の故障が癒えてなかったようで、今後の活躍に期待したい。また、男子ジュニアダブルス準優勝の内山選手(16歳)は、札幌出身で今錦織選手と同じフロリダのテニス学校に通っている。地元出身でもあるし、大いに期待したい。
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 女子は、セリーナ・ウィリアムスが強すぎて、興味半減。彼女が、テニスだけに集中したら、かなわない。今回はぽこんと出ていたお腹も引っ込み、トレーニングを積んできたことがよくわかった。兎に角、強い。問題は、フットワークが効き、球足が遅くなるローランギャロスをどう戦うかだろう。

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