2009/03/30 (Mon)
貴方は何世代ですか。〜ボードゲームの思い出〜2009:03:30:21:14:43
○
前回のブログで、大前研一の世代分類方法(少年ジャンプ世代、テレビ・コンピュータゲーム世代、ケータイ世代)を紹介したが、貴方は何世代だと思っているだろうか。テレビ世代か深夜放送世代か・・。私は、自分自身をボードゲーム世代だと思っている。
○
小学校時代の外の遊びと言えば、野球やソフトボール、缶蹴りが定番なら、室内の遊びの定番は何と言ってもボードゲームだった。
ボードゲームで最初に出会ったのは、ディズニーの家族版だ。ダイヤモンドゲームやロケットゲーム等の人気ボードゲームを全て楽しむことができた。厚紙でできた台紙が3枚くらい入っており、表裏にボードゲームがあったから6種類くらいのゲームが入っていたことになる。
かなりマイナーだったが、36マジックボードというゲームは面白かった。サイコロを2つ振って、でた目だけ進めるが、6×6=36枚にボードが区切られており、サイコロに符合する四角形のピース(例えば、1−2のボードや、2−5のボード)を自分の好きなところに移動して、相手を孤立させたり、自分の近くにゴールを持ってこられるというのが斬新だった。
○
それら様々なボードゲームの中で、当時の小学生に最も人気があったのは皆さんもよくご存知の「人生ゲーム」だろう。友人の家に集まって、人生ゲームをやってとても面白くなってしまい、自分もお年玉を貯めてそれを買って、友達と何度も楽しんだのを覚えている。
そして、その人生ゲームよりも、面白かったのが、何と言っても「モノポリー」だろう。モノポリーは、二つのサイコロ(ダイス)をふって、自分のコマを進めて、ボードの縁のマス目状の土地を一周し、一周し終えたら給与がもらえるというゲーム。但し、土地に止まったら、その土地がだれも所有していなければ銀行からこれを買える、もし、誰かが買っていたら、その所有者に地代を払わねばならないし、ログハウスやホテルが建っていたら宿泊料を支払う必要があるというこのだ。一周回ると確かに200ドルというサラリーが得られるが、最終的には、土地を買って独占(モノポリー)して、ホテルを建てて、他の人がその土地に止まって高額の宿泊料をもらった方が勝つことになる。
このゲームが面白いのは、土地に2つないし3つずつ色が付いていて(カラーグループ)その土地を全て揃えないと、ログハウスやホテルが建てられないということだ。そして、プレイヤーは自由に取引をすることが可能なので、自分の土地と相手の土地を交換したり、三角トレードをしたり、付加金や特権を付す等して、相手との合意点を探っていく。
○
プレーヤー相互の虚々実々の駆け引きが醍醐味だ。勝敗は、もちろんダイスの目という偶然に委ねられてはいるのだが、それに交渉力という自分の力が試され、運だけでは勝てないところが本当に面白いのだ。
○
大前研一的に評価するならば、ボードゲーム世代は、人生ゲームや運命ゲーム、モノポリーなどで自分の人生を疑似体験しながら、他者との競争に打ち勝って、ビッグな大立て者になったり、億万長者を夢見ることができた、高度経済成長期的な思考が育った世代で、その世代が、バブルの主役となった・・・のではないだろうか。
○
ちなみに、お正月休みなどに、親戚が集まった際に時々モノポリーをやっているが、結構勝つことが多い。但し、勝利した後、必ず、ずるいとかだまされたという批判が集まってしまうのは心外だ。モノポリーで勝つためには、過去にこのゲームで負けた経験が生きてくるので、経験があるものが勝つのは当然の成り行きなのだが・・・。

