2009/03/15 (Sun)
刑事コロンボの世界を知っていますか。
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刑事コロンボの再放送がNHKのBS放送で開始された。
刑事コロンボは、 1968年から1978年まで45本がNBC放送で放送され(日本語版タイトル「刑事コロンボ」)、その後1989年から2003年まで24作品がABC放送にて放送された(日本語版タイトル「新刑事コロンボ」)。制作はユニヴァーサル映画。主演のピーター・フォークにとって初めての本格的な刑事ドラマ。原作・原案はウィリアム・リンクとリチャード・レビンソン。独特のテンポで進むストーリーで知的な犯人が完全犯罪を目論むも、一見愚鈍で無害そうなコロンボ警部補にアリバイを突き崩され自ら破滅の道を転落する必罰的展開ながら、静かにかつ確実に追い詰められて行く犯人の内面の葛藤や焦りといった激しい感情やコロンボのユーモラスな台詞回しなどそのいずれもが味わいのある1話完結の人間ドラマとなっている。犯人は最初から分かっている。しかし、完全犯罪を目論む犯人のトリックやアリバイをどう崩していくのかその過程が面白い。
ちなみに、最近のお気に入りの、ジェフリー・ディーヴァーの作品も、犯人は最初から分かっていて、それをリンカーン・ライムがどうやって追い詰めていくかが面白い。
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刑事コロンボが制作されたのは、昭和で言えば、43年から53年まで。自分の年齢でいうと、小学校4年生から大学2年生までだ。
改めて、刑事コロンボを見てみると、当時のアメリカの生活の様子などが垣間見られて、面白い。携帯電話はないが、車に電話がついているし、外からかかってきた電話を録音するシステムもある。また、当時から、アメリカではトレーニングジムが流行っていたこともわかる。
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刑事コロンボの中で、傑作だと思うのが、「別れのワイン」と「パネルD-3」だ。別れのワインは、ワイン収集とワインの製造に心血を注ぐ犯人とコロンボの対決が見物である。事件の決め手となるワインの味の変化を見抜くのは、他ならぬ犯人自身であるという結末が何ともすばらしい。犯人役は、大脱走で、ジェームス…ガーナーと飛行機でスイスに脱出しようとした盲目の脱走兵を演じていた役者だ。「パネルD-3の壁」は、死体が建築現場のパネルに隠されているのではないかという推理を見る側に与えておいて、あっと驚く、大どんでん返しを用意している。このストーリーも面白い。
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刑事コロンボには、葉巻のシーンが多い。オフィスであろうと、殺人現場であろうと葉巻を吸いながら、捜査をしている。今からみると隔世の感がある。当時は愛煙家の天下だったのだ。また、コートを脱がないというのは、日米の習慣の違いだそうだ。日本ではコートは脱いでからチャイムを鳴らすが、外国では、コートのまま入って、中に入ることや長居することが許された時にコートを脱ぐのである。






