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2009/03/03 (Tue)

北海道大学法学部教授大塚龍児先生退官記念祝賀会に出席して

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 北海道大学法学部には、学部公認の法律相談室がある。毎週、土曜日、無料相談会が開かれている。法律相談会では、学生が市民の皆さんの法律相談に当たり、相談にのっている。もちろん無料である。相談後の事後検討会では、顧問の教官を交えて意見交換が行われ、もし回答に誤りがあれば、相談者に連絡をする等のフォローアップをしている。もちろん、相談会の最中にも教官がバックヤードに控えている。

 この法律相談室は、比較法の第一人者である五十嵐清教授が顧問として創設に関わっておられ、今日まで50年以上の歴史がある。商法を専門とされている大塚教授はこれまで35年間顧問を務められてきた。私が法律相談室に在籍して、室長をしていたのは、今から30年前だから、当時大塚先生は顧問を務められてから5年目くらいだったことになる。当時は、五十嵐先生と大塚先生のお二人が顧問だった。
 その頃は、毎年5,6名の室員が入り、そのうち1名程度が女子というような具合だったが、今は、一学年20名程度が所属し、その半分以上は女子学生だということである。
 集まった卒業生も女性が非常に多く、隔世の感があった。

 私は、卒業後の司法試験浪人中、北大給湯室で勉強していたが、大塚先生に過去問の論文試験問題の答案を採点していただいたり、商法の分からない論点について尋ねるため、教官室にお邪魔したりしていた。また、弁護士になってからは、法曹テニスを通じて交流があり、さらに、この5年間は北海道大学ロースクールの非常勤講師として、お話しをする機会に恵まれた。
 特に、昨年は、北大教官チームの一員として、小樽商大教官チームとのテニス対抗戦にも出場させていただき、ペアを組んで、商大チームと大接戦を演じたことが記憶に新しい。

 大学の教授には様々なタイプの教授がいるが、学生との関わりよりも、研究に専念したいと思う教授が多い。その中で、大塚先生は、学生とのふれあいを本当に大切にする先生だ。学問に対する極めて厳しい姿勢と、学生に対する優しいまなざしの両方を持つことは非常に難しいことだし、教育に対する情熱がないとできないことである。

 大塚先生は、本当にこよなく学生から愛された先生だ。数多く集まった卒業生の数がそれを証明してくれていた。

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