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2009/04/11 (Sat)

お奨めの3冊vol.7 北尾吉孝著・「何のために働くのか」・致知出版社(1500円)、本田直之著・「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」大和書房(1000円)、竹中平蔵著「竹中式、マトリクス勉強法」幻冬舎(950円)

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 今回は、仕事に対する見方、仕事に対する姿勢、方法を見直すきっかけとなった3冊をご紹介したいと思います。。北尾吉孝著・「何のために働くのか」は、「仕事」とは何かを深く考えさせられるきっかけとなった本です。著者は、ソフトバンク孫正義氏の片腕として活躍し、ライブドア問題で白馬の騎士として名乗りを上げた人物で有名ですが、その経歴を知らない方が多いのではないでしょうか。同氏が現在の地位を築くまでの過程で体得した経験値や読書を元に語られる内容には思わず納得という感じになってしまいます。本の帯には、大反響ロングセラー・13万人の仕事観を劇的に変えた本というタイトルが付けられていますが、その通り、仕事に対する考え方が劇的に変わります。

 時節柄、仕事を始めたばかりのビジネスマン向けの一説をご紹介しましょう。
・・・・仕事を辞めたくなる理由には自分がつまらない業務をやらされていると感じるというものがある。二宮尊徳翁は「積小為大」という言葉を残している。「小を積み上げて大を為す」という意味だが、この考え方が大事なのだ。日常の小さな努力の積み重ねがいざというときに大きな力となっていく。大きな仕事をしようと思うなら、小さな仕事を大切にしなければならない。小さな事を続ける。それは尊い行いなのだと見方を変える必要がある。・・・・・「あいつはいつも課長と一緒に昼飯に行っているから、課長に気に入られている」と本当につまらないことを言う人がいる。しかし、一緒に昼飯に行った回数で部下を評価するような上司であれば、どうせ業績も上がらないし、そのうち別の部署へ転勤させられるのがオチ。それまで二、三年の辛抱だというくらいに考えておけばいい。そういうつまらない日常の出来事を気にするよりも、世の中に目を向けて、常に大きな志を掲げ、自分に何が出来るかを考える習慣を身につけることが大切だと思う。

 北尾氏は、大きな志を持って仕事をすることの大切さを説いています。若者には、スモールハピネスの獲得を目指すのではなく、大きな志と抱いて欲しいと思います。

 もう一冊の本田直之著の面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則です。志を持つだけでは、仕事の質と量をこなせません。本田氏の本は定評があります。本田氏の著書では、この他、幻冬舎新書のレバレッジ時間術、東洋経済のレバレッジ・マネジメントなどがお勧めです。
 例えば、面倒くさいから時間と大切にする。・・・有限であるはずの時間を、無限であるかのように考えてしまうこと、お金を節約するために時間をかけよういう発想は的外れである。時間を節約するためにはお金をかけても良いという意識が大切。例えば、ビジネス書を読むのも、近道を見つけては無駄な時間を過ごさないようにするための投資活動。良い本に出会えると、本来なら5年10年かけてようやく気づくような法則をわずか数時間で手に入れることが可能。・・・・

 さらに、おまけでご紹介したいのは、竹中式マトリクス勉強法です。もっとも、この本は勉強法よりも、竹中平蔵氏がどうして小泉内閣の中心閣僚にまでなったのかの自伝的な部分に感銘を受けると思います。楽しく読める本です。

 50歳にして、本の世界にさらに深く分け入っている私ですが、このように本を読むのは、実は、大学生の時長期間入院生活をした時以来です。療養中は、司法試験の勉強は一旦お休みして、兎に角、長編の小説を読みあさりました。吉川英治の「宮本武蔵」「三国志」「徳川家康」、司馬遼太郎の「坂の上の雲」「竜馬が行く」等々です。全て、志をもった人々が主役です。思えば、この間の読書が私のこれまでの人生に大きな役割を果たしてきたと思うのです。

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