2009/04/16 (Thu)
段取り能力と整理能力と弁護士2009:04:16:18:07:13
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弁護士には様々な処理能力が全て備わっているかというとそういうものでもありません。もちろん、法律業務については皆さんすばらしい能力が備わっていますが、段取りする能力と整理整頓する能力については、別物のようです。
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実績も人格もすばらしい先輩の先生の事務所に行って、資料などが雑然として床に置いてある、山積みになっているということもよくあります。テレビニュースでよく大学教授の方の部屋でインタビューを受けている画像が流されていますが、背景に着目するとものすごく本が散らかっていることがよくあります。
かく言う私も、勤務弁護士時代は最悪でしたが、年のせいなのか、いまでは兎に角整理されていないと気が済まなくなってしまいました。整理整頓の癖がつくと、頭の中もすっきりして、考えも良くまとまるようになりました。
逆に言うと、若い頃は、整理整頓しなくても、十分事件を整理して考える脳の余裕もあったし、時間もあったのだと思います。今、そのような状態で仕事をしたらすぐにアウトです。
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本屋に行くと、大量の時間管理、整理整頓の本がでています。それだけ、どのビジネスマンも整理整頓はしようとしても、容易にはできない課題なのでしょう。
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段取り能力は、幹事能力と言い換えても良いのですが、このような能力が備わっているのは、弁護士の中でもごく僅かだと思います。幹事を引き受けるだけの度量と心意気、さらに、実際に、遺漏無く準備を進められる計画性が要求されると思います。参加者への配慮も大事です。弁護士は個性豊かな方々が多く、かつ多忙ですので、各弁護士と連絡をとって、段取りを付けるのはなかなか容易ではなく、忍耐力も必要です。
このような能力のある弁護士は、自己犠牲の精神まで揃っているのですから、それだけでその人の事件への取組み方はすばらしいのだろうなあと思ってしまいます。

