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2009/06/29 (Mon)

交通事故で示談提示額から1500万円の増額に成功しました。2009:06:29:20:40:09

IMG_0123.jpg ○
 交通事故の案件で、相手方の提示額から1500万円アップの判決を得ることができ、同裁判は確定しました。
 後遺障害等級及び労働能力喪失率について争いのあるケースでしたが、話し合いでは到底解決が付かないので、訴訟に踏み切った案件でした。
○
 交通事故は、過失割合や損害のとらえ方で、変数が多く、どの弁護士に頼んでも皆同じ結論になるものではありません。
 保険会社側と原告側で大きく見解が違うのもこのためです。
 どちらが誤りということはありません。
○ 
 ただ、私の事務所の特徴は、後遺障害等級出ている案件について、形式的なものの見方はせず、被害者の方々の実質的に被っている不利益、不都合、制限、制約に沿って、実質的な賠償額認定をしてもらうということを心がけている点でしょう。
 適切な賠償を求めるためには、カルテの取り寄せもしますし、医療照会もさせていただいています。
 そのせいもあって、後遺障害等級絡みの案件が非常に多いと思います。
○
 交通事故の場合の弁護士費用はあくまでも弁護士介入前の提示額からの増額分を基準にしていますから、弁護士に依頼したからといって損をするということは絶対にありません。
 とは言っても、どの弁護士に頼んでも結果は同じということはありません。せっかく1000万円の提示を受けておきながら無理に争って、判決で負けて、元も子もなくした方もいます。事件の見極めが非常に大事なのです。
○
 相談は無料ですし、交通事故については、着手金もいただいていません。保険会社から確実に支払いがなされるからです。交通事故の被害者の方は一度相談してみてください。

2009/06/28 (Sun)

「安全で質の高い医療を実現するために」発刊2009:06:28:21:09:46

IMG_0124.jpg ○
 報道によると・・・・患者の取り違えによる医療事故の報告数が過去5年間で計85件にのぼり、増加傾向にあることがわかった。日本医療機能評価機構(東京都千代田区)が24日、発表した。99年に横浜市大で起こった手術患者の取り違え事故以降、各医療現場で確認の徹底など防止策づくりが進み、報告が根付く一方で、基本的なルールが守られていない実情が改めて浮き彫りになった。法令上の報告義務がある272の病院と、自発的に報告している262の医療機関からのデータを、同機構が分析した。調査が始まった04年は報告はなかったが、05年は10件、06年20件、07年21件、08年27件と年々増加。今年は1〜3月で7件あった。そのうち、06年10月〜09年3月の59件を詳しく分析したところ、薬の準備や投薬時などに関する事故が26件と最も多く、次いで輸血時、検査時がともに10件だった。具体的には、▽認知症患者に似た名前の患者の薬を使ってしまった▽計算ミスで10倍量の薬を投与した▽白内障手術で別の患者に使うレンズを入れた——など。1人で患者3人の薬の準備を同時にしていて間違えるなど、人手不足が背景にある事例もあった。・・・・とのことです。
○
 この事例から判るように、医療事故というものは、個人の注意力に期待するだけでは防げません。ヒューマンエラーを前提としたシステムを構築しないと防げないと思います。
 また、医療事故は隠さず、逃げず、ごまかさないという姿勢が大事です。医療事故を反省材料として、対策を練ることが大事だと思います。航空機事故で徹底的に公正な調査が行われているのは良い例です。
○
 昨年このような医療事故を減らし、「安全で質の高い医療を実現するために」はどうしたらいいかをテーマにした日弁連人権大会シンポジウムが富山で開催された。そして、この度、この時の資料をまとめた本が、あけび書房から出版されました。2800円です。
 患者側のみならず、病院側の弁護士も共同して研究・調査に参加した画期的なシンポジウムの資料ですが、いずれの弁護士も現在の法曹界で最先端を行く弁護士ばかりですから、当然資料の内容も充実しています。
 是非、医療事故防止の最先端議論を知っていただくため、医療関係者の方々にはお買い求めいただきたい本です。
○
 ちなみに、私は、第7章「医療事故調査、被害救済制度に関する諸外国の取り組み」の執筆を担当しております。

2009/06/25 (Thu)

悲しい言葉=「なんで弁護士が出てくるのよ!」「なんで弁護士のところなんかに行くのよ!」2009:06:25:23:46:28

IMG_0109.jpg ○
 最近、弁護士に相談に行こうと決めて予約までしたのに、周囲の反対にあって相談を止めた方がいます。その話を聞いて本当に悲しい気持ちになりました。弁護士のところなんかに行くなという助言をする方々に聞きたいのです。どうして弁護士に相談することがいけないことなのでしょうか。無料相談に行ってどうしてはどうしていけないのでしょうか。何か失うものがあるのでしょうか。専門家の意見を聞くことは得にはなっても損にはならないはずです。
○
 法律の専門家である弁護士に相談に行くことを止めろという方々は、病気になっている人に、医者に行くなと行っていることに等しいと思うのです。弁護士以外に誰に相談に行けば良いのでしょうか。結局、悶々と悩めと言うことなのでしょうか。相談に行こうと思っている方の悩みを解決できる方法を知っているのでしょうか。
○
 また、弁護士をしていて一番悲しくなる言葉に、事件の相手方当事者から、依頼者が弁護士をつけたこと自体を非難する言葉があります。弁護士を依頼したこと自体をけしからんこだと受け止めているです。弁護士を選任すること、依頼することは自由です。相手方が弁護士をつけたのなら自らも弁護士を依頼すればいいことであって、弁護士を依頼したこと自体を責めてみても何も解決しません。
○
 日本に弁護士が定着してからかなりの歴史がありますが、未だに弁護士を依頼することを躊躇したり、相手が弁護士を依頼したことを非難する感情があることを非常に残念に思います。
 今、日本の社会は、爆発的に弁護士を増やしています。法テラスという経済的に苦しい方でも弁護士を雇える機関もあります。これは規制緩和をするため、事前規制ができずに様々な被害を受けた市民を事後的に救済する社会を作る上で必要なことだからです。
 そのような時代にあって、弁護士に相談することに躊躇を覚えたり、相手方が弁護士を立てたことに腹を立ててばかりいたら、損をしてしまうのが現代社会なのです。
 
 
 

2009/06/24 (Wed)

連日のご相談、ご依頼に感謝します2009:06:24:07:18:38

IMG_0112.jpgのサムネール画像 ○
 6月に入ってから毎日のように新しい事件の依頼があり、今月は特に忙しく過ごしています。ご依頼のきっかけは様々です。
 電話帳を見て電話を下さったという方もいらっしゃいますし、ウェブサイトを見て電話をしたという方もいらっしゃいます。そして、圧倒的に多いのが、口コミで、すなわち、以前当職事務所をご利用下さってその紹介でという方でした。
○
 電話帳広告やウェブサイトを見てお電話を下さる方にはもちろん感謝しているのですが、最もうれしいのは口コミです。どうしてかというと、口コミの方は、小売店で言うところのリピーターの方々に該当するからです。
 企業などは別として、個人の場合、法律問題というのは、一生に一度あるかどうかです。一生に何度も交通事故にあっては困るし、何度も離婚しても困ります。もちろん、希にそのような方もいるのですが(交通事故を解決したら、また交通事故にあったという方の事件を担当しています)、やはり法律トラブルは一過性のものでしょう。そうすると、同じお客様に何度も来てもらえると言うことはなかなか難しいということになります。
○
 しかし、当職事務所に依頼をされて事件解決を果たした方が、当職事務所の解決を喜んで下されば、周囲の方に推薦してくれます。逆に、不満を持たれていたら、推薦どころか、あの事務所はよした方が良いとアドバイスなさると思います。
 そうすると、口コミのお客様が多いということは、顧客満足度が高いということになると思うからです。
○
 一人のお客様の後ろには何人もの潜在的なお客様がいると思って、がんばる毎日です。

2009/06/22 (Mon)

ウィンブルドン開幕!キングスポイントに注目2009:06:22:20:08:19

IMG_0128.JPG ○
 テニスの四大大会の中でもウィンブルドン大会は最も大好きな大会です。全仏も行きましたが、格式、雰囲気ともに、ウィンブルドンの方が断然上でした。もう一度行くとしたら断然ウィンブルドンです。
今年はナダルが膝の負傷のハンディキャップを負っています。出場も危ぶまれています。フェデラーもキャリアグランドスラムを達成しただけにモチベーションが下がらないか心配です。ナダル欠場の場合の対抗馬は、デルポトロとマレーでしょう。トミー・ハースはダークホースではないでしょうか。
 女子はシャラポワがどこまでやるのか楽しみですが、男子以上に混戦でしょうね。
○
 テニスの試合で試合を決める1球をキングスポイントというらしいのですが、知っていましたか。作家の故山際淳司氏が、ウィンブルドンでボルグが初優勝した試合を表現した文書で用いた用語だそうです。
 今シーズンでいえば、全豪のナダル対フェデラーの決勝において、完全に振られた球をバックハンドのダウンザラインで決めたナダルの奇跡的ショットだし、全仏の準々決勝のハース対フェデラーで、フェデラーが2-0で、追い詰められ絶体絶命の時繰り出した、回り込みフォアのオンラインショットです。このショットが決まったから、勝ったと言える球が、ぎりぎりの死闘にはあるものだと思います。
 サッカーでも野球でも同じことが言えるのでしょうね。試合を決めたゴール、一打というのもあります。それが手に取るように判るから高校野球や高校サッカーは面白いのだと思うのです。
○
 難解な訴訟でも同じことが言えます。この証拠があったから勝てた、この証言があったから勝てたということもたびたびあります。
 また、弁護士の一生を決めるような訴訟もあります。私で言えば、最初に手がけた猪首による気管挿管困難のための麻酔事故で勝訴的和解を得たこと、ミルク誤嚥事故で勝訴判決を得たことかもしれません。最初に手がけた医療訴訟で勝つ喜びを覚えたことが現在の弁護士活動に繋がっているのかもしれません。これらの訴訟で負けていたら、キングスポイントを上げていなければ、今の自分はないかもしれません。
 今振り返ると、それだけ大事な裁判だったと思います。
○
 但し、キングスポイントは後から振り返って分かるものであり、予期することはできません。その場面その場面で全力を尽くすしていくしかないのでしょうね。

追伸
 ロンドン郊外から列車でウィンブルドン駅につくと、イギリスでおなじみの騎馬警官が出て整理に当たっています。降りてからゆっくりと15分くらい歩いて、会場に入ると、グリーンを基調としてお花が綺麗に飾られたすばらしいテニスクラブが観客を出迎えてくれます。そして、午前11時から午後8時までたっぷりとテニスを楽しむことができます。大きなコートで、一体感がある観客と一緒にテニスを観るのも良いのですが、手に届くような距離で選手の息づかいまで感じられる小さなコートで有名選手の試合を見るのもたまりません。
 テニス好きの方は、海外に行くのであれば、ウィンブルドン大会をツアーに組み込むことをお奨めします。季節も最高に良いですよ。
 

 

2009/06/21 (Sun)

ウィンブルドン大会を前にナダル欠場のニュース2009:06:21:15:35:09

IMG_0133.JPG

○
 本日未明、WOWOWで、去年のウィンブルドン決勝の再放送がされていました。あの戦いをライブで見ることができた人は歴史の目撃者です。
 今年も、あの戦いを期待しました。
○
 しかし、今回、膝を痛めていたナダルは、膝の回復が思うようにならず、ナダル選手がウィンブルドンを欠場することになりました。思えば、全仏前のマドリッド準決勝のジョコビッチ戦、決勝のフェデラー戦が共に大接戦だっただけに、ここが怪我の原因かも知れません。
 昨年のファイナルの伝説の戦いフェデラー対ナダル戦のような戦いを再び期待していただけに残念です。全豪以降はフェデラーの不調が伝えられ、ナダルの絶好調ぶりが報道されていただけに、本当に怪我だけは判らないですね。
○ 
 再放送を見ても判るとおり、とにかくナダルの身体能力には驚かされます。特に、守備においては、球に追いつくスピード、コートの端に追い出されてから戻るまでの俊敏さ、予知能力のすばらしさは超人的とさえいえます。この守備力があるからこそ、トップスピンで時間を掛けて深く返球さえしておけば、自ずと勝ちがもたらされるのです。もちろん、最近のナダルはサーブやバックハンド、フォアの逆クロス等攻撃面の上達が見逃せませんが、何と言っても守備力がベースになるし、その守備力を生み出すのが柔軟な膝や足腰だと思います。
○
 ナダルはロボットではありません。あのようなテニスを毎週いつも見せてくれることは奇跡です。ここはしばらくじっくり休んで、試合への出場の仕方から見直して、再び伝説の戦いを見せて欲しいと思います。
 
 

2009/06/20 (Sat)

お奨めの一冊vol.11 藤巻健史著・100年に1度のチャンスを掴め!・サブプライムローン問題後のマーケットはこう動く・PHP新書(800円)2009:06:20:05:40:19

IMG_0102.jpg ○
 サブプライムローン問題以来の世界同時不況と言われていますが、皆さんは内容を十分把握していますか。私はこの本を読むまで正確には把握していませんでした。アメリカ経済の特徴的なデリバティブ(先物取引)になじみがないため、どうしても理解が不足し、漠然としたイメージしか持てませんでした。
 よくわからないものに、人間は拒絶反応を示すものですし、不安感を抱くもののようです。
○ 
 著者の藤巻氏は、三井信託銀行からモルガン銀行に転職し、現在は一橋大学や早稲田大学でも非常勤講師を務める傍ら経済投資アドバイザーをしています。さすが、テレビ番組のコメンテーターをつとめているだけに、とてもわかりやすく現在の経済やインフレーションを説明してくれています。
○
 円高株安をどう読み解くのか、この先アメリカの不況は回復するのか等大局的なものの見方を示しててくれていますが、この本が予言していたとおり、日本の株式の価格は上昇し、アメリカ経済も底を打ち始めています。それだけに信憑性が裏打ちされているといっても良いでしょう。
○
 たとえば、今回の不況でトヨタの赤字決算は象徴的に取り上げられましたが、見方を変えれば、今回の金融危機で自動車業界という土俵からアメリカの大手が撤退して行ったことになり、長い目で見ると体力のあったトヨタにとってはチャンスでもあるというのです。
○
 ピンチと言えばチャンスではないかと考える。短期的にものを見ないで長期的にものをみる。表面だけをみずに、本質を見るというのは、経済にも通じることなのだとよくわかります。
 書店に並んでいます。是非手にとって立ち読みして、気に入ったら買ってみて下さい。

2009/06/19 (Fri)

ハローページの弁護士広告2009:06:19:20:25:30

IMG_0097.jpg ○
 ハローページの弁護士広告をご覧になったことはありますか。
 法律事務所は殆ど掲載されていますが、大きな面積で広告だしているところは思いがけず少ないと思います。
 最近、ハローページの更新時になり、私の事務所でもデザインをリニューアルして、よりわかりやすい広告にさせて戴きました。今回は、NTTの担当の方と話がはずみ、彼にいろいろなアイディアを出していただき、今までにないすばらしい広告になりました。新しい電話帳が届いたら是非一度法律事務所の欄を見せてください。
○
 インターネット全盛の時代とはいえ、ハローページを見てという方もまだまだいらっしゃると思います。ハローページはホームページと異なり、事務所の実態が詳細には分からないだけに、ファーストコンタクトとして電話に応対する秘書や弁護士の印象が大事でしょうね。
 私は、札幌にいる500名の弁護士の中からあえて私の事務所を選んで戴いてありがとうございますという感謝の気持ちから、「お電話ありがとうございます」とまずご挨拶させていただくよう心がけています。これは本当の気持ちです。
○
 事務所にお電話を下さる方は、後でお聞きしてみると本当に迷って迷って、おそるおそる電話を下さる方が大半ですね。その時に無愛想な声で横柄な電話だったらきっと相談をする気も無くしてしまうでしょうね。最近、他の法律事務所の秘書の対応が冷たくて、依頼するのを止め、私の事務所に来てくださったという方がいらっしゃいました。他山の石として注意したいですね。
○
 追伸
 私の事務所にお電話いただいた方には、まず簡単な質問をさせていただき、弁護士の関与も不要でちょっとしたアドバイスで解決できそうな問題については、無料で電話で答えさせていただいております。
 また、面談相談も30分までなら無料です。

2009/06/18 (Thu)

東京六華同窓会(札幌南校同窓会)に参加してきました。2009:06:18:06:09:22

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 先週、東京九段下(武道館のあるところ)にあるホテルグランドパレスで開催された札幌南高校の東京の同窓会に参加してきました。札幌の高校の同窓会が東京で大々的に開催されているのは非常にめずらしいことで、しかも、100年以上も続いているのですから驚きです。
 今回参加したのは、幹事当番になっている26期の先輩からお誘いがあったからです。

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2009/06/17 (Wed)

郵便不正事件報道の危うさ2009:06:17:06:43:05

IMG_0108.jpg ●
 マスコミはこのところ連日足利事件で、えん罪の恐ろしさを報道していましたが、その一方で連日郵便不正事件で、逮捕された女性官僚が容疑を否認しているというのにもかかわらず、あたかもこの女性官僚が不正に関わっていることが間違いがないような報道を毎日繰り返しています。どうしてエリート官僚がこのような犯罪を犯してしまったのかという観点からの報道が多いようです。いかにもマスコミ受けのするストーリーです。
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 真相は別にしてこのような報道のあり方について、私は大きな疑問を感じざるを得ません。この被疑者が事件に関与した証拠は部下の供述ということになりますが、部下が取り調べを受けた場合、自分の罪を相対的に軽くするために、上司を首謀者と供述して犯罪に巻き込むというパターンはえん罪の典型例なのです。
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 また、本件で果たして、捜索差し押さえは別として、果たしてエリート官僚を逮捕勾留をする必要があったのでしょうか。捜索差し押さえさえすれば、証拠隠滅や逃走のおそれははなかったといえるのではないでしょうか。逮捕勾留のねらいは、社会から隔絶させ、精神的打撃を与え、「自白」を獲得しようとするものでしょう。
 そして、ねらい通り、逮捕の報道や大臣の謝罪報道によって、女性官僚の社会的地位は失われました。
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 もし、えん罪であれば、どのように捜査機関や令状を出した裁判所は償うのでしょうか。えん罪だったら、大変なことだという意識をどれだけの皆さんが持っているのでしょうか。
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 一方で、えん罪を作り出した日本の刑事手続の問題点を声高に叫びながら、一方で否認事件をあたかも、犯人と断定したかのような報道を繰り返す日本のマスコミは、いかがなものなのでしょうか。これから裁判員制度が始まります。このような事前情報がインプットされた裁判員に被告人が無罪であることを説得するというのは最初からハンデを背負っている作業と言わざるを得ないのではないでしょうか。
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 そんな見方を私はしています。

2009/06/14 (Sun)

N君(サマークラーク)・K君(スプリングクラーク)との再会 in Tokyo2009:06:14:13:01:55

IMG_0101.jpg ●
 初代ロークラークのN君と二代目ロークラークのK君は、現在東京地裁で司法修習生として研修中です。今回東京へ行く機会があったので2人を呼び出して、代官山近くの「ル・コック」というお気に入りのフレンチレストランで、久々に語り合い、美味しい食事と楽しいお酒を楽しみました。
 二人とも東京生活を楽しむ余裕は余りなく、厳しい修習プログラムに一生懸命食らいついているという感じでした。
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 二人とも法曹養成プログラムを受けている最中ではありますが、自分の将来を見据えているようで、話していて成長したなあ、大人になったなあと思いました。
 彼らから聞いた就職活動の厳しさは私の想像以上であり、弁護士がかつてのような将来を約束された仕事ではなく、本当に厳しい職業になっていくのだと実感した次第です。
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 二人とも私の事務所での経験が修習にも役立っているようで何よりでした。法曹の考え方、ものの見方が身につくというところがサマークラーク・スプリングクラークの良いところだと思います。
 二人とも20代半ばの若者で、とても優秀です。精進さえ忘れなければ、絶対に良い法曹になってくれるものと思っています。私の弁護士としてのスタンス、仕事の仕方が彼らの肥やしになればと思っています。ロークラーク制度は、できる限り、続けようと思っています。
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 追伸1
 久々の東京ですが、梅雨の谷間で日が差して青空が広がり、とても暑かったですね。品川駅から恵比寿駅まで通勤ラッシュ時期にJRに乗りましたが、本当によくこれだけの人がいるなあと思いました。この人数をもう少しばらすことができたら、地方経済も活性化するのになあと思いました。
 それとこんなに密集して生活したいたら、東京こそ鳥インフルエンザになったら終わりだなあと思った次第です。
● 
 追伸2
 ル・コックは、週刊文春で取り上げられていたのを見て、行き始めたフレンチレストランです。ご夫婦で経営されているお店で、アットホームなお店です。一品一品丁寧に仕上げられています。今回のメインはバスク地方の豚のソテーでした。久々おいしいフレンチを堪能させてもらいました。

2009/06/11 (Thu)

足利事件と人間の弱さ2009:06:11:12:03:48

IMG_0363.JPGのサムネール画像 ●
 足利事件についての報道が連日なされています。
 なぜ無実の人間が自白をしたのか疑問だという声が多いのですが、これは取り調べの実態を知らないからです。弁護士も立ち会えない孤立無援な中で自白を迫られ、自分の言うことが全く聞き入れてもらえないというのは本当に精神的につらいものです。自白をすると不利なことはわかっているが、将来の不安より現実の危機から逃れたいという気持ちが強くなってしまい、例え死刑になる罪であっても自白してしまうことになります。
 それだけ人間というものは弱い存在なのです。
●
 逆に言うと、警察側もどうしても犯人を挙げなければならないというプレッシャーを受けているということでしょう。罪を犯した者には必ず報復をしなければならない。多少疑わしくても、犯罪を犯したのに罪を免れる人を作ることが恐ろしい。疑問を感じていても、全体の雰囲気に流されてしまう。それも人間の弱さゆえかもしれません。
●
 よく言われることですが、たとえ真犯人と取り逃がすことになっても、無辜の咎人を作ることを絶対に避けるという方針なのか、冤罪が多少出てもとにかく疑わしい場合には処罰していくのかという方針の二つがありますが、日本の裁判実務は明らかに後者です。
●
 日本人いは、一旦結論が出た以上、それを振り返って見直すことをしないという気質が強いと思います。日本の裁判実務でも、一度有罪判決が出たら、合理的な証拠があっても再審査をなかなかしません。
 大きな根底には自分たちは誤りを犯す弱い人間なのだという認識が不足していると思います。
 人は誤りを犯すかも知れないという前提に立っていれば、足利事件にせよ、これまでの多数の冤罪にせよ、もっと早く再審が開始されていたといえるのではないでしょうか。
●
 人は、航空機やビルから落ちても死なない人もいれば、容赦ない他人の一言で自殺してしまうこともあります。人は精神的な弱い存在です。その弱い人間が弱い人を調べたり、裁いたしていているのだと思います。
●
 追伸アメリカではDNA鑑定のやり直しで多数の冤罪が明らかになっているそうです。

2009/06/10 (Wed)

2009年度サマークラーク始動2009:06:10:11:52:37

IMG_0345.JPG ●
 今年度もサマークラークとして北大ロースクール出身のK君が働き始めています。判例調査、文献調査等の仕事をしてもらっています。
 サマークラーク制度を導入して2年目になりますが、1年目実施した反省に立って、より充実した仕事をしてもらおうと思っています。
●
 サマークラークは、ロースクール卒業後5月に司法試験を受験した方を合格発表がある9月までの期間、法律事務所で仕事をしてもらい、実際の法曹実務を肌で知ってもらい、合格後の司法修習に生かしてもらおうというものです。
 残念ながら、札幌でこの制度を採用しているのは数事務所だけです。
●
 ところで、新司法試験制度になって、旧司法試験のように、働きながら勉強して苦学して合格するということが難しくなりました。ロースクールの2年間全生活を勉強に費やして試験に臨んでくる人ばかりで、バイトをしながらというロースクール生は殆どいません。だから、ロースクール生は経済的には大変厳しいのです。
 特に、司法試験合格から発表までの数ヶ月間は勉強どころではなく、アルバイトに専念するという人も多いのです。
 サマークラークは、受験生の経済的支援という目的もあります。
●
 さて、来年からは、司法修習生の給与貸与制が始まります。そうすると、実務家になったら修習生の時もらった給与を返済していくことになります。弁護士は皆借金を背負ってスタートということになるのです。
 「貧すれば貪する」と言いますが、経済的に苦しい状態の者が、医師や弁護士の業務をすることは弊害が生まれやすいと言います。経済的に安定しているからこそ、人権活動もできると思うのです。
 数年後には、弁護士の世界にも本格的格差の時代がやってくると思います。
 選ぶ側も、どの弁護士を選ぶかはとても大切な仕事になってくると思います。

2009/06/07 (Sun)

最近、カラオケに行っていますか。2009:06:07:20:34:16

2008 ロンドン・パリ 122.JPG ●
 先日、事務所メンバーでサマークラークのK君の歓迎会をしました。二次会は、カラオケに出かけました。
 カラオケは本当に久々です。
 私が修習生をしていた平成2年頃が全盛期だったのではないでしょうか。そのころは、エイトトラックやレーザーディスクを使ったものがほとんどでしたが、今は、当然ながら通信カラオケが殆どですね。
 今回のカラオケ店ももちろん同じ方式なのですが、ちょっと驚いたのは、カラオケのリクエスト方法です。私がよく行っていたころは、まず、本で該当曲を探して、その後、記号をリモコン操作をして入力するという方法でしたが、今は、鉄人28号のリモコン装置のような端末をペンでタッチして検索して行くという方法でした。なるほど、これは楽ですね。
●
 当職事務所で最も年下の秘書は23才のKさんですが、今時の私のわからない歌を歌うと思いきや、私に合わせて懐かしい松田聖子の「赤いスイートピー」を歌ってくれました。その気配りには正直驚きました。
 一方、私の歌った曲は「わかれうた」「ジョニィへの伝言」「よろしく哀愁」「サボテンの花」「夜空ノムコウニ」です。秘書の皆さんは知らない曲ばかりですが、今時の歌は覚えられないし、覚えようという気も起きないので致し方ありません。
 ウォークマンの出現以来、音楽はパーソナル化していき、みんなで歌うものから、個人で聴くものに変わってしまいましたね。だから今時の歌は普通の人が歌うことを前提としていない難解な歌詞とメロディーばかりですね。
●
 大声で歌うと気持ちが良いですね。昭和歌謡は、前奏からサビまでにたまった感情をサビで一気に爆発できるので、歌うと精神浄化作用がありますよね。
 それと、歌声と普段の声も違うし、歌うときに陶酔する人から普段と変わりない人まで様々です。職場では見せない顔を見ることもできます。
●
 次回の懇親会後にも是非カラオケに行きたいと思っています。何を歌おうか時々考えています。
 

2009/06/06 (Sat)

日本予防医学リスクマネージメント学会北海道地方会2009:06:06:18:35:01

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 日本予防医学リスクマネージメント学会北海道地方会で、講演することになったとお知らせしましたが、その続報です。
● 
 主な講演内容が決まったそうですので、ご紹介しておきます。
 魅力的な方々が講演されるので、私も最初から出席させていただいて、勉強させてもらいます。

 以下、敬称略です。

医療安全フォーラム’09
〜安全で安心な医療を支える〜
後援: 厚生労働省北海道厚生局、北海道医師会

日 時:6月7日(日曜日)午後1時〜午後5時
場 所:札幌プリンスホテル 国際館パミール6F 美瑛

午後1時00分〜午後2時00分 特別講演
 医事紛争の10年をふりかえって
                  弁護士・東京大学 児玉安司
午後2時00分〜午後2時30分 教育講演
 診療関連死をめぐる遺族の願いと第三者機関の役割—アンケート調査より
                         千葉大学 武市尚子
午後2時30分〜午後3時00分 教育講演
医療安全を看護の立場で支える
 日本看護協会 永池京子

午後3時00分〜午後3時15分 コーヒーブレイク

午後3時15分〜午後3時45分 教育講演
 医事紛争例から患者・医療人関係への提言
                        札幌弁護士会 高橋 智
午後3時45分〜午後4時15分 教育講演
 安全で安心な医療を支える
 —診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業から
                        札幌医科大学 松本博志

午後4時15分〜午後4時45分 パネルディスカッション
  「北海道の安全で安心な医療を支えるには」

2009/06/05 (Fri)

ツーキニングしていますか。2009:06:05:20:13:07

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 ツーキニングとは、自転車通勤のこと。移動手段に自転車を使うのが欧州ではブームのようです。昨年、訪れたパリでも、自転車を停留場から停留場までなら事前に料金を支払えば自由に使えるというシステムが導入されていました。
 東京でも自転車通勤が広がってきているようで、先日、ニュースでも取り上げられていました。
 実は、私の行きつけの理容室のマスターも自転車通勤の先駆者ですし、アメリカに環境問題研究で留学してきた弁護士も自転車通勤をしています。
 自転車通勤は交通費用がかからない上、晴れた日は本当に気持ちがいいもののようです。
 かくいう私も、ドイツ視察を終えてもどった私は自宅から自転車で通勤することを始め、1年以上ツーキングしていましたが、職場と自宅の距離が余りにも近すぎて、運動にならないことから、最近はもっぱら徒歩にしています。
●
 自転車は、環境に優しい乗り物であることから、ドイツやオランダでは速くから着目されていて、数年前に訪れたドイツハイデルベルクでも郊外の自宅から電車でやってきて、駅からは自転車というライフスタイルが推奨されていました。駅には大きな駐輪場が設けられていました。
 また、ハイデルベルクの町も、自転車道が発達しており、自転車は快適でかつ速い乗り物でした。
 オランダでは、歩道と車道の間にある自転車道を自転車が猛スピードで駆け抜けていくため、自転車道の習慣がない我々視察団は何度も自転車に轢かれそうになってしまいました。
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 日本の場合、自転車道が整備されていないために、非常に危険な場合が多いと思います。また、通勤してきても職場の近くに駐輪場がないため違法駐車をせざるを得ないという人もいるようです。高速道路の無料化もいいのですが、例えば、高速道路料金の一部をこのような自転車利用のインフラ整備に回すというのもいいかもしれませんね。

 

2009/06/03 (Wed)

薬事法省令の改正の問題2009:06:03:08:21:54

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 薬の販売方法をめぐって、今、大変な問題になっています。効能のある薬は、対面販売でなければ買えない状態になってしまうからです。この問題、薬を手軽に買える都会の人々と、そうではない過疎地の人々で大きな意識の差があるように思います。
 また、対面販売といってもどの程度有効なのか極めて疑問なところがあります。
 さらに、このような問題を、国会の立法作業ではなく、省令の改正という国会が関与しない形で進められてしまったことにも大きな問題があると思います。
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 中古電化製品の販売の規制や地デジ規制、裁判員制度の導入にしても、余りにも、施行、実施直前になって、「えっ!いつの間に」という問題が多すぎると思います。
 マスコミの取り上げ方も後追い後追いすぎますね。きっとマスコミの取材も官庁発表があったのを垂れ流しているだけということが多いように思います。
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 ところで、法律の改正、立法には、立法事実が必要だとされています。立法をするだけの必要な事情があるかどうかです。日本の場合、その立法事実が存在しているかどうかがかなり怪しいことが多いのです。
 違憲立法審査権の検討の際には、立法事実があるかどうかが厳しく問われることになります。
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 今回の場合、対面販売を防止するだけの必要性があるかどうかが問題で、その立法の必要性が仮に認められたとしても、侵害される人権に対応して、規制の仕方が必要最小限と言えるかどうかがさらに問題となるはずです。
 薬の販売でいうと、薬を販売する営業の自由と、薬を入手して服用する自由(幸福追求権等)を過剰に規制していないかが問題となるということです。
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 このような法的規制に対してアメリカなら直ぐ訴訟ということになるのでしょうが、日本の場合はこれまで非常に動きが鈍かったですね。弁護士の数を急激に増やしているのであるから、この手の問題もすぐに訴訟問題として、司法の権限を高めていくというのが正しいやり方なのかもしれません。

2009/06/01 (Mon)

ローランギャロスで、ナダル破れる・・・2009:06:01:07:29:17

IMG_1794.JPGのサムネール画像

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 今朝、テニスフレンチオープンの公式ウェブサイトを確認したところ、優勝候補筆頭のナダルが、スウェーデンのソーダリング選手に負けていました。1−3での完敗のようです。当然、決勝戦はナダルが出てくるはずと思っていたのですが、残念です。
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 ナダルとフェデラーはトップクラスの選手とは別次元のテニスをすると思っていたのですが、それができていなかったようですね。それだけソーダリング選手がすばらしいテニスをしたのでしょう。別次元のテニスと言っても、それはタフな精神力と体力によって維持されているので、その一つでもかけるとあっという間に負けてしまうものなのですね。
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 いかに、連勝するか、連覇するというのが難しいのかということを、ナダルが敗れて改めて認識しました。四大大会の連覇、連勝は賞賛に値すべきものすごいことですね。ナダルはフレンチオープン4連覇、31試合連続勝利をしていました。ナダルも人間だったのですね。
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 これでナダル対フェデラーといういつもの決勝にならないのは確実となりましたが、ナダル敗戦で、各選手のモチベーションは一気に上がるでしょう。優勝争いは、混沌としてきました。今後の展開に目が離せません。
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 追伸
 シャラポワが、2−1での勝利を重ねながら勝ち抜いています。復帰第2戦目ですが、徐々に試合勘を取り戻しつつあるように思います。肩の調子も良さそうです。奇跡のカムバック優勝もありうるかもしれません。

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