2009/08/17 (Mon)
女優大原麗子さんの訃報を聞いて
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女優の大原麗子さんは、私が大学生の頃、大好きな女優さんでした。NHK大河ドラマ春日局や寅さん映画、市川崑監督の獄門島などが代表作として報じられていますが、これという大作の主役を演じたという方ではなかったと思います。ポジション的に言うと主人公があこがれる女性という役所にぴったりの方だったと思います。
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私が、大原麗子さんを好きになったのは、石立鉄男が主役となって作成されていた一連の日本テレビ系列のユニオン映画作成のドラマです。特に、「雑居時代」は毎週楽しみに見ていましたし、再放送も何度も見ました。物語は、大阪志郎演じる父とその娘達(長女冨士眞奈美、次女大原麗子、三女川口晶、四女山口いずみ、末っ子杉田かおる)が、ある外交官の自宅の留守番を兼ねてそこに住むことになったが、そこには外交官のドラ息子である石立鉄男がいて、彼と同居することになり、石立鉄男と大原麗子が反発し合いながらも、互いに引かれ合っていくストーリーでした。
さらに、その延長線上に、「気まぐれ天使」があります。これは、下着メーカーに勤務しながら童話作家を目指している男(石立鉄男)が主人公で、その上司(大原麗子)や同僚(森田健作)、下宿先の本屋さんに同居する人々(坪田直子、樹木希林ら)が織りなすドラマでした。残念ながら、どういうわけか大原麗子さんは、途中から転勤となってしまい、後任に酒井和歌子さんが登場してしまいましたが、いつ復帰するのか待っている間に放送終了となってしまいました。
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この二つの作品はとても良くできた、民法テレビの良質ドラマだったと思います。雑居時代は半年間放映、「気まぐれ天使」は、1年間の放映です。ワンクール11回程度というのが今の連続ドラマの長さですが、昔は本当に1年間じっくりとドラマが作られていたと思います。
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二枚目とは言えない、そして、どこか哀愁のある石立鉄男が、大原麗子演じるマドンナと接近していくドラマに、感情移入できた男性視聴者は多かったと思います。そういう三枚目の男があこがれていく女優としてはナンバーワンだったと思います。
だから、晩年のすごみのある悪役としての石立鉄男は好きになれなかったし、キャリアウーマン的な役所や春日局的な役の大原麗子さんも余り好きになれませんでした。
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大学時代に入院したとき、担当の看護師さんが大原麗子さんにそっくりの方で、もう脈を測ってもらうだけでドキドキしていたことを思い出します。
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年齢を経てからは、ご病気のせいか顔をみられませんでしたが、孤独死というのは本当に寂しい報道でした。芸能界が華やかなものだけに、寂しさが際だってしまいますね。






