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Sammy'sダイアリートップ > 2009年11月

2009/11/30 (Mon)

今期の司法修習生が勉強に来ました。2009:11:30:13:38:46

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 今年もまた修習指導担当をする季節が来ました。毎年この時期になると修習生の指導を札幌弁護士会から仰せつかってます。
 私が修習生を担当するのはこれで5人目になります。今回は初めて女性の修習生を受け入れることになりました。2か月と言っても、年末年始あり、冒頭修習ありで、実質的な時間は限られています。時間を無駄にしないためにも、健康に留意して、充実した2か月にして欲しいと思います。
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 司法修習は、合格後、弁護、刑事裁判、検察庁、民事裁判を順番に2か月ごとに、5つのグループに分かれて回っていくのですが、弁護修習が最初というグループは最も指導が難しいと言われています。それは、修習生の方に、殆ど「準備」ができていないからです。
 その他の修習ではやることが決まっていて、それを徐々に見よう見まねで覚えていけばいいのですが、弁護士の業務は極めて多岐に渡っており、その方法論が通じないのです。見よう見まねで覚えていくと、2か月間では足りないし、本当の弁護士業務の本質を知ることができないのです。
 いわば映画で言えば予告編だけ見てしまうといことになりかねません。
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 修習の指導をされる弁護士のタイプには大きく分けて2つのタイプがあります。一つは基本的に優しく、自由に、見学でいいというタイプ、もう一つは厳しく指導するタイプです。私は、修習時代、自分が本当に厳しく指導を受けた経験が今にも生きていることから、厳しく指導してきたつもりです。しかし、こちらが熱くなって指導しても、修習生から響いてくるものがなければ、空回りになってしまいかねず、厳しい指導も、修習生次第にしています。修習生に準備ができていなければ厳しく指導してもかえって消化不良になってしまうからです。
 充実した修習になるかどうか、ひとえに修習生自身の心の準備、頭の準備にかかっていると思うのです。
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 同じ言葉を聞いても、それを受け止める側に準備が出来ていなければ何の感銘も生み出さないのです。本質を見抜く力を養うのは自分自身の責任であり、そのためには準備をする努力が必要です。じっくりと学ぶ機会というのは、もう修習時代を除いてはないと思って良いでしょう。
 スキーで例えるなら、折角プロに習うのに、準備をしてこなかったため、誰から教わってもできるスキー操作の基礎や緩斜面の滑り方しか教えてもらえなかったというのでは、本当にもったいないと思います。折角なら、スキーの基本操作や緩斜面は滑れるようになった状態で、より高度な急斜面の滑り方を指導してもらえた方が良いに決まっているのです。
 教える側も本当はいろいろ教えることができるのに、相手に準備が出来ていなければ、伝授することができないのです。

 
 

2009/11/27 (Fri)

よく間違えられる名前2009:11:27:10:40:26

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 同じ弁護士をしている方に、高嶋智先生がいらっしゃる。タカシマであって、タカハシではないのだが、高という字と智という字が共通しているので、頻繁に間違われます。時として、全くあずかり知らない国選事件でご連絡を受けたり、知らないお金が届けられたりすることもあり、よくみると大抵高嶋先生宛になっているのです。大変困ったものだと思っていたのですが、高嶋先生も同様にお困りの様子なのです。
 高嶋先生の方でも、私に来るべき弁護士会の費用がご自身の口座から引き落とされていたり、問い合わせがあったりしているらしいのです。
 智という字の読み方もサトルと共通しているので余計間違われるのでしょう。
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 同じ智という字でも、サトシと読むのが橋本智先生です。橋本智先生宛の書類が高嶋智先生ほどではないのですが、よく届きます。今度は橋という字に目がいくのでしょうか。いずれにせよ、智という字は目立つようです。
 例えば、大川哲也先生と西川哲也先生というお二人の弁護士の方がいるのですが、殆ど間違えられないそうです。でもよく見ると字は1字しか違わないのです。
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 サトルという名前は札幌弁護士会にいる会員約500名では、4人しかいません。前述の高嶋智先生、千葉悟先生、武部悟先生です。この4名をサトルちゃん連合と称する人もいるのですが、実際に下の名前で呼ばれることが多いのは私だけだと思います。
 どうしてかというと高橋という名前が多いため、高橋姓の方々は、区別がつくように、下の名前で呼ばれることが多いからです。したがって、「サトル先生」という風に業界内では呼ばれています。ちなみに、懇意にさせていただいている上田市長は私のことを弁護士時代も市長時代も「さとるちゃん」と呼んでいます。
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 サトル先生関連でいうと、医療事故問題に取り組んでおられる先生に、マサル先生がいらっしゃいます。宮崎県弁護士会の先生です。実は、この先生はファーストネームではなく、姓がマサル(真早流)なのです。
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 ちなみに、当事務所の齋藤先生は、齋藤姓の弁護士が多いので、健太郎先生と呼ばれているのですが、実は、田中健太郎弁護士という方も同じく田中姓が多いため健太郎先生と呼ばれており、競合しています。
 また、柴垣先生は、室蘭にいらっしゃる芝垣先生の娘ではないかと誤解していらっしゃる方が多く、FAXでも芝垣様と書かれているのをよく見かけます。

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2009/11/25 (Wed)

映画「ゼロの焦点」を観ました。2009:11:25:18:06:51

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 映画「ゼロの焦点」を観ました。昭和30年代の金沢が舞台ですが、ディテールにこだわった時代考証が物語に説得力を与えています。断崖絶壁、荒波、吹雪・・・。主役は広末涼子ですが、なかなか良いですね。でもそれ以上よかったのは、中谷さんと木村多江さんでした。
 この物語の本当の主役は中谷美紀さんですね。中谷さんの演じた役柄は女優としての実力がないとこなせない役柄ですね。
 原作がすばらしいのですが、その原作の良さを引き出していると思います。
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 「ゼロの焦点」は小説で読んだのが最初です。受験生時代、松本清張にはまって、大作は殆ど読みました。松本清張の作品は、今読んでも全く古くさくないですね。テレビでは何度か作られていますが、やはり映画は丁寧に作られているので良いですね。
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 最初の様々なミステリーからクライマックスまで一気にみせますね。殺人のシーンもなかなか良かったです。木村多江さんが死ぬシーンは特によかったです。泣かせますね。
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 オンリーユーの音楽が効果的に使われていましたが、最後のエンディングで流れる中島みゆきの曲は、いただけませんでしたね。映画の雰囲気とマッチしていませんでしたね。映画を見終わった後に、あのようにがなり立てる楽曲は聴きたくありませんでした。それが残念でした。
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 映画館はほぼ満員でした。客層は50才以上の方々が多いように思えました。見ず知らずの皆さんと同じ空間で時と感動を一緒にするのもたまには良いものです。年配の方にはお得な割引もあります。自宅で、DVDのレンタルという方が多いと思いますが、映画も良いですよ。

2009/11/23 (Mon)

お奨めの一冊vol.16 加藤諦三著「心の生理学」PHP(1300円+税)2009:11:23:12:15:11

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 加藤諦三さんはテレフォン人生相談のパーソナリティを長年勤めてこられています。早稲田大学名誉教授です。
 とても良いことが書かれています。一度手に取ってみては如何でしょうか。

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 自分の器を広げないで、周辺のことを整理する。これが心の整理学で大切なことである。そして整理するために必要なことは 捨てる ということである」「すべてを得ようとするからすべてを失う。人間関係も同じことである。この人達はもういいと捨てることができれば、誠意を持って愛してくれる人が現れる。しかしどの人も捨てられないでいると、最終的には誠意のある人は皆去ってしまう。対象無差別に愛を求める人は最後には誰からも愛を得られない。捨てることができなければ心の整理はできない。
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 日々のことが整理されていないと、いいことがあっても気が重い。要らない物を捨てないから気が浮かない。重い鞄を整理しよう!。持っていてもいなくても良い物とそうでない物とを分けていったら、捨てられる。悩みを顕微鏡で見ているときは、生命力が落ちているときである。
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 ストレスは「あれも欲しい、これも欲しい」という欲があるから酷くなる。人は欲望が強すぎて生き方を間違える。自分で自分の問題を作っている。財産に対する執着を捨てる。財産に執着して病気になるのと、財産に対する執着を捨てて元気になるのとどちらが良きかを考える。捨てるものを捨て、得るものを得ようとする。マルクス・アウレリウスは「さまざまな不幸を、一度に全部重い受けべたりしてはいけない」と述べた。庭の草を採るのに、目の前の草を採ればいい。庭全体を見渡して これは採れない と嘆く前に、今日の前の草だけを見ればいいと書いたのも同じことである。
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 皆から良い人と思われたいと無理をして頑張ってしまう。しかし、自分がある人は一般的に一番素敵な人を好きになるわけではない。だから自分も皆に好かれようなどとはしない。皆に好かれることはあり得ないと思っている。自分が一般的に一番素敵な人を好きではないのだから。
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 嫌いなこととは、その人のエネルギーを奪うことである。その仕事に対するエネルギーだけではなく、その人の生きるエネルギーを奪っていく。嫌いなことをやめることは生気を取り戻すことでもある。本当は何の害もない蛇を見ても怖がる人が多い。怖くないものを怖いと錯覚するように、その仕事をすることが怖くはないのに、怖いと思い込んでいるかも知れない。仕事のどこが嫌いなのかをということが判ってくればその部分をどう克服することかも判ってくる。仕事そのものではなく、自分の価値観に問題があるということだって考えられる。
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 マイナスのほうに気を取られることが悩みの原因になる。最悪を考えるというと、例えば明日殺される等である今の悩みは明日殺されることではない。明日、食べられないと言うことではない。明日ローンが払えないと言うことで家を出て行かなければならない、というほどの問題ではない。今の悩みはその程度の悩みである。

2009/11/21 (Sat)

札幌地裁初の裁判員裁判の結果〜最近の求刑、量刑の厳しさの観点から〜2009:11:21:12:17:27

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 報道によれば・・・・道内初の裁判員裁判の判決公判が20日午後、札幌地裁で開かれ、裁判長は強盗致傷や強制わいせつ致傷などの罪に問われた被告に対し、懲役8年を言い渡した。検察側の求刑・懲役13年を5年下回った。
 事実関係に争いがなく、被告にどのような刑を科すか(量刑)が争点だった。被告は女性から着衣を奪った三つの事件で起訴され、判決はいずれも起訴内容を認定。強盗致傷罪も成立するとした。ただ、「実態は女性を襲って下着などを奪うという、性犯罪的側面が強い」とも指摘した。その上で、量刑理由として「ゲーム感覚の犯行。1カ月半の間に3件の事件を繰り返し、女性の人格や尊厳を顧みていない」と悪質性を厳しく非難。女性被害者に対しても「精神的被害は甚大」と配慮し、「刑事責任は重い」と述べた。一方、被害者4人のうち3人と示談が成立したことや、父親らによる再犯防止策も具体的に検討されていることを評価。「更生への道筋が示されている」とし、情状面を考慮した。・・・とのことでした。
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 本件では量刑の面で裁判員が良識を発揮したと積極的に評価をしたいと思います。もし、これが裁判官のみの判断であったら、求刑近い量刑判断になった蓋然性が高いというのが私の感想です。
 最近の検察官の要求する刑は極めて重くなってきています。そして、それにつられて宣告刑も重くなっています。
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 罪と罰に均衡を欠いてきていると思います。この傾向が続くていくと、犯罪を犯す側の心理に大きな変化をもたらします。「自首はしない。同じ処罰されるならもっと大きな犯罪を犯した方が得。1人殺すも2人殺すも同じ。・・・」犯罪に足を踏み入れた者に対して、引き戻るための黄金の橋を用意しておくのも刑事政策上大切なことだと思います。規範の壁を越えた途端に切り捨ててはならないと思うのです。これでは何の救いもありません。犯罪を犯すのは特別な人ではありません。だれでもいつでもそうなる可能性があるのです。
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 裁判所の周囲はこの数日多くの報道陣が集まり、熱く報道をしていました。このような関心の高さが今後も続いて、刑事裁判を真剣に考える方々が増えてくると良いと思います。

2009/11/20 (Fri)

美容整形外科への写真手配2009:11:20:08:07:45

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 新聞報道によると、・・・・英国籍の英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の死体遺棄事件で、逮捕された市橋達也容疑者(30)が整形手術を受けて逃亡していたことについて、安藤隆春警察庁長官は12日の国家公安委員会報告会見で「今後必要に応じ、整形外科に写真を手配することなども検討したい。国民からの数多くの情報提供にお礼を申し上げたい」と述べた。・・・とのことです。
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 ハリウッド映画のみならず、逃走中の被疑者が顔を整形するというのは今や十分考えられる手段になっていると思うのですが、今までそのような手配がなされていなかったことに驚きを覚えた方も多いのではないでしょうか。
 今回明らかになったのは、お金を持っていれば、飛び込みでも簡単な美容形成はしてもらえるということですが、写真手配がこれまでされていなかったということは、過去に多くの犯罪者が顔を整形してい逃走している可能性があるとことでもあります。
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 小さい頃には、自宅にお風呂などなかったから、公衆浴場に通っていたのですが、脱衣場には必ず指名手配の顔写真が貼られていたものです。自宅にお風呂がないのが普通の時代ですから、公衆浴場は多くの人々が集まる場所でした。
 ところが、次第に、お風呂も自宅に備わるようになりました。電話も公衆電話は不要の時代になりました。さらに、家族も1人1人携帯電話を持つ時代になりました。
 個人個人が孤立し、匿名化社会となりました。
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 江戸では当時世界有数の大都市であったにも関わらず、殆ど犯罪がなかったそうです。それは、その地域に誰が住んでいてどのような素性の人か判るからです。否かで犯罪が殆ど無いのと同じ理屈だと思います。個人のプライバシーの確立が匿名化社会を産みだし、それが犯罪の増加に繋がっているのは皮肉です。

2009/11/17 (Tue)

勉強を続けるための時間術2009:11:17:15:50:51

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 無理なく勉強を続けられる人の時間術59・古市幸雄著・大和書房・1300円を読みました。お奨めというわけではありませんが、良いことが書いてあったのでご紹介します。
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 何かを達成することは、飛行機の操縦に似ている。離陸するときは、全速力で離陸しなければならない。しかし、予定の高度に達した後も全速力で飛行を続けると、ガソリンは必要以上に消費するし、エンジンが壊れてしまう。だから、スピードを落とす。でも、離陸するときに全速力で飛び立たなかったらどうなるだろうか。絶対に離陸できないのだ。だから、やるときは全力を傾けて、思い切ってやる。そして、ある程度軌道に乗ったら、力を緩めて家族と時間を過ごしたり、人生をエンジョイする。君には2つの選択肢がある。全速力で離陸して、その後はゆっくり飛行して人生を楽しむ。もうひとつは、離陸するときに全速力を出さずに、一生離陸できないまま人生を閉じるかだ。
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「仕事は優先順位を決めて処理する」という方法は効率が良さそうなのですが、これは大量に仕事がある場合の話です。普通の社会人の場合、優先順位を決める必要があるほど、処理しなければないけない大量の仕事をたくさん抱えているわけではありません。多くの人の場合、優先順を考えている暇があったら、すぐにやってしまった方が速く処理できることが多いです。処理を先延ばしにするから、「あの人は仕事が遅い」というレッテルを貼られます。
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 時間管理の本は、どんどん新しい本が出てきますので、都度読んでいますが、つまるところ、同じことが書いてあります。しかし、それを再認識することが大事だと思っています。
 飛行機の操縦に例えた話は人生にも通じますね。
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 10月中旬から宿泊を伴う出張が多く、東京、名古屋、和歌山、えりもに行きましたが、ようやく一段落しました。東京、五所川原への出張がありますが、日帰りです。時間管理は私にとって大切なスキルですので、それを磨くためビジネス本を読むようにしています。

2009/11/14 (Sat)

旧拓銀特別背任事件に上告棄却判決2009:11:14:08:12:21

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 旧拓銀の特別背任事件の最高裁判決について、新聞報道で以下のようなニュースが流れ、テレビでもさかんに報道されました。

 97年に都市銀行で初めて経営破綻(はたん)した旧北海道拓殖銀行の巨額融資を巡り、商法違反(特別背任)に問われた元頭取の山内宏(82)と河谷禎昌(さだまさ)(74)両被告の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は9日付で被告側の上告を棄却する決定を出した。ともに無罪とした1審判決を破棄し2人を懲役2年6月の実刑とした2審・札幌高裁の逆転有罪判決(06年8月)が確定する。
 共謀したとされる融資先のソフィアグループ元代表、中村揚一被告(69)側の上告も棄却、懲役1年6月の実刑とした2審の逆転有罪判決が確定する。
 特別背任は(1)自分や第三者の利益を図るため(図利目的)(2)取締役としての職務に反し(任務違背)(3)会社に損害を与えた場合に成立する。1審は任務違背を認めたものの図利目的を否定。2審は「過去のずさん融資発覚による経営責任追及を恐れ、自己保身のため追加融資した」と図利目的も認めた。
 この点に関する弁護側主張について、小法廷は「上告理由に当たらない」とだけ述べた。
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 新聞の解説によると、旧拓銀以外で元頭取らが不正融資の責任を問われた福徳銀行事件では、図利目的を否定し無罪確定。日本長期信用銀行の粉飾決算事件では、最高裁が「厳格な査定を求める新会計基準の適用が明確でなかった」と元頭取らを逆転無罪とした。日債銀事件も最高裁で有罪が見直される可能性が高いということです。
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 さて、本件で私は中村被告の弁護人を務めておりましたが、このような結果になって本当に残念に思っています。
 一審無罪判決が一転逆転され実刑判決が下されました。あの瞬間傍聴席を埋めていた多くの方々からうぉーという何とも言えないうめき声が聞こえました。この事件を有罪だという意見をもっていた方々で実刑相当と思っていた方々は、当の裁判官をのぞいて誰もいなかったと思います。
 拓銀が破綻したのは、ソフィアグループへの融資があったからだけではありません。いわゆるインキュベーター路線を引いて積極的な貸し出しをしたのは、今回被告にされている元頭取の皆さんではありません。この件で私服を肥やしている人はだれもいません。
 銀行救済の制度やツールがなかった時代に舵取りを強いられた銀行経営者の判断を実刑をもって断じた判決は誤っていると思います。
 非常に残念でなりません。

2009/11/12 (Thu)

「離婚」したいけど、できない。・・・と諦めていませんか。2009:11:12:15:52:23

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 結婚はお互いに好きであれば、自由にです。これは憲法上保障された権利でもあります。しかし、離婚になると、嫌いになったからといって簡単にできるものではありません。もちろん、離婚に双方が合意していれば、協議離婚が成立しますが、協議離婚が整わない場合は、裁判上の離婚をするしかないのです。但し、日本では調停前置主義といって、訴訟の前に、調停手続を経るようになっているため、離婚裁判になるまえに、調停手続が行われます。ここで話し合いがつき離婚できる場合もたくさんあります。これが調停離婚と呼ばれるものです。
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 裁判上離婚原因は限定的に列挙されています。男性が三行半の離縁状を書けば離婚成立という江戸時代とは時代が違います。離婚原因として民法があげているのは、①不貞②悪意の遺棄(家族を顧みないで婚姻費用も負担しない場合など)③精神疾患④その他婚姻を継続しがたい事由です。したがって、単に性格が合わないとか、嫌いになったというだけでは、相手方が納得して離婚に応じてくれる場合(協議離婚・調停離婚)以外の手続では、離婚できないことになっています。 
 どこの国でも、法律上離婚は制約されていますが、それは国家が家族を国を支える単位と考えているからであり、家族制度を守ることは国家の秩序を維持することに繋がると考えているからです。
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 不貞の場合、不貞をしてしまった側、いわゆる有責配偶者からの離婚についても大幅な制約があります。特に、養育すべき子どもがいる場合には離婚が難しいとされています。
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 以上のように、離婚するには制約が多く、このため一見離婚原因と呼べる事情がない場合には、もう離婚できないのだとあきらめて自暴自棄になっている相談者がいらっしゃいます。逆に、離婚できるはずがないとして、婚姻関係に執着している相談者もいらっしゃいます。
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 しかし、法律上離婚ができるできないというのは本来は二の次の問題であり、一番大切なことは、婚姻関係を維持することが当事者にとって幸福に繋がっているかどうかということではないでしょうか。私の事務所では、これを第一に優先しています。これからどのような人生を送りたいかというのが真っ先にきて、それから離婚すべきかどうか導かれるものだと思います。そして、離婚という選択肢を選んだなら、それに向けて努力をすべきであり、諦めてはならないと思います。悩んでいないでスタートしないといけません。悩みがいつまでも解決しないのは、解決しようと行動しないから以外に理由はありません。
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 当職事務所では、離婚問題について諦めていた方が実際に離婚できたという事例を多数経験しております。

2009/11/10 (Tue)

弁護士は自分自身で選びませんか。2009:11:10:11:17:43

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 法テラスや弁護士会の等では無料で弁護士を紹介してくれることになっています。その制度では、依頼者の方は弁護士を自ら選ぶということではなく、紹介機関に弁護士を選んでもらうというスタンスです。
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 最近、現在依頼している弁護士で、本当に大丈夫かというセカンドオピニオンを求められることがよくあります。その時、どうしてその弁護士を依頼したのですかという質問をすると、各機関に紹介されたから、他の弁護士も知らなかったし・・・という回答が多いと思います。
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 私は、自分自身の問題ですから、自分自身で積極的に弁護士を選ぶことをお奨めしたいと思います。病院はどの病院が良いのか、この病気だったらこの病院が良いなどの情報を探すのが常識になっていると思います。紹介されたからその病院で良いという、貴方任せの人は少ないでしょう。弁護士事務所も同じだと思うのです。口コミ、ウェブサイトなどを利用して弁護士を探して、そして、実際会ってみて、納得して選ぶということが大事だと思うのです。
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 例えば、刑事事件ではお金に余裕があるのに、国選弁護士を選ぶ方を見かけますが、その場合、弁護士に不満があっても簡単に弁護士を解任できません。弁護士を解任するのは裁判所だからです。無料で弁護士を付けてもらっている以上、わがままは言えないということでしょうか。国選である以上、どんな弁護士が担当することになっても、致し方ないということになります。弁護士が同質な牧歌的時代はそれでよかったのですが、現在のように弁護士の実力差が激しい時代では、もしお金に余裕があるなら主体的に弁護士を選ぶ必要が出てくるでしょう。

2009/11/06 (Fri)

和歌山に来ています。日弁連人権大会シンポジウム~HOTな心でCOOLな選択を~に参加して。2009:11:06:06:57:30

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 11月はシンポジウムの季節です。今回は、札幌弁護士会公害環境委員会委員長として、委員の皆さんと一緒に和歌山で行われた
第52回 日本弁護士連合会 人権大会シンポジウム 第二分科会 ストップ地球温暖化 ~HOTな心でCOOLな選択を~に参加しました。
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 冒頭、国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長 江守さんから、地球温暖化に関する理科的な易しい説明がありました。会場に来ていた多くの高校生と一緒に、一から温暖化について学びました。
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 地球温暖化が温室効果ガスの影響で進んでいることは、100年単位の長いスパンで見るとどうやら間違いのないことのようです。
 我々おじさんはあと数十年のことですが、これからの若い世代の皆さんは、生涯を通じて地球温暖化と対決していかねばなりません。
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 途中、寸劇として、アメリカ、日本、中国、ドイツの代表がコペンハーゲンで話し合う模様が演じられましたが、各国の思惑が絡み合い、コンセンサスがなかなかできない事情が浮き彫りにされていましたが、京都規定書以後、日本の二酸化炭素排出量は削減されるどころか、8%も増加してしまいました。日本政府の態度は、京都会議を主催しながら、地球温暖化を積極的に行わない理由を探し続けてきたと言われても致し方ないでしょう。
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 地球温暖化対策のためには、競争社会から協力社会への変換が必要です。環境破壊のない雇用の創出も必要なようです。
 世界は今環境ビジネス、自然エネルギービジネスで大きなチャンスを生んでいます。地球温暖化について消極的だったこの10年は実は日本が世界に立ち後れてしまった10年間でもありました。
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 札幌弁護士会公害環境委員会でもこの問題に取り組んでいきたいと思っています。

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2009/11/05 (Thu)

美味しいお店紹介vol.7 室蘭焼き鳥のお店「Ten」2009:11:05:21:23:04

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 室蘭出身のテニススクールの友人のNさんの紹介で、Nさんの 後輩がやっているという室蘭焼き鳥のお店に行ってきました。Nさんが絶対の推薦をするだけあって、とても美味しかったです。
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 室蘭焼き鳥とは、実は豚なのですが、ねぎまのネギがタマネギなのも特徴です。濃厚なたれと洋辛子で食べるのですが、これが豚肉に非常に合っています。豚精、レバー、しろ等いろいろなお肉を美味しく戴きました。飲み物もビール、焼酎、果実酒が充実しています。
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 焼き鳥ができるまでに食べたいのがなんこつです。これは酒の肴にもってこいです。室蘭焼き鳥ができあがるまでのつなぎとしては最高ですね。
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 仕上げは、釜飯です。一人10本の焼き鳥を食べて、おなかがふくらんできた時のだめ押しが釜飯です。お焦げがとても美味しいのです。
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 場所は、地下鉄南平岸駅から平岸街道側の出口の前の道路を右手に行ったところです。看板が大きいのですぐわかります。
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 お値段も非常にうれしいのです。6名でたらふく食べて1万4000円也。一人2000円と少しで十二分に楽しめます。地下鉄代を考えても非常にリーズナブルです。
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 地下鉄南北線にお住まいの方は是非立ち寄ってみてください。マスターも素敵です。 IMG_1593.JPG

 

2009/11/04 (Wed)

過払い金の回収可能性2009:11:04:11:31:17

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 当職事務所では、債務整理事件の一つとして、過払い金の回収を行っています。過払金の回収について、過払金回収の動きが全国的に出てきて、さらにそれを専門とする東京の法律事務所が出てきました。よくテレビで全国展開の宣伝をしている法律事務所です。
 また、司法書士も簡易裁判所の代理権が得られていることから、過払い金の返還業務を手がける司法書士の方も増えました。さらに、自分自身で過払い金の返還をしようと思う方も多いようです。
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 このような過払い金返還運動の一方で、サラ金業者などにはこれが大きな負担としてのしかかり、倒産寸前になる会社も現れており、過払い金の返還は以前よりもスムースに行っていないのです。これから先のことも不透明なので、過払い金があると思われる方は早めに相談をされた方がよろしいと思います。
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 さて、過払い金問題をどこの依頼するか、それとも自分で訴訟をするかということですが、過払い金の回収だけに絞れば、どこも大差ないかもしれません。しかし、その方の債務の立て直し、生活の立て直しを考えた場合、法律事務所に依頼するのが一番良いと思っています。過払い金だけ回収し終えて、後の債務はそのままというのはよく見られる状況です。
 また、私の事務所では、弁護士とふれあって、どこに多重債務の原因があるのかに気づいてもらい、二度と多重債務にならないようにするということを大切にしているつもりです。
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 追伸・過払い金の返還訴訟が横行しているというのは嘆かわしい事実です。利息制限法というものがありながら、刑事罰がないために、利息制限法を超えて、出資制限法以下のいわゆるグレーゾーンの高利の消費者ローンが横行してしまったのです。過払いの問題は政治の問題であったということも言えるでしょう。

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