2009/12/04 (Fri)
「注文の多い料理店」2009:12:04:11:40:58
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家内と二人で、結婚記念日だから、美味しい料理を食べようと言うことになり、ある老舗のお店にでかけました。家内はそのお店にずいぶん昔に食べに行って、とても美味しかったというので、決めました。
その時のできごとです。
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お店には、マスター一人しかいませんでした。お店で待ち合わせして、予約した時間より15分くらい前に先に私が到着したのですが、予約した時間になってから来て欲しいと言うことだったので、私は、店の外で、寒さの中家内を待ちました。そして、予約時間になったので、お店の中に入りました。
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まず、そのお店の目玉料理の一つ、とても家内が楽しみにしていた名物料理Aを注文しました。すると、マスターは
「いやー、その料理はできあがるのに30分かかりますよ。いいですか。」
と言いました。
そこで、別の目玉料理Bを注文しようとすると、マスターは
「うーん。いや〜。その料理はもっと時間がかかりますよ。」
と言うのです
私が、ではセットメニューなら早いだろうと思って、このセットメニューでお願いしますというと、
「う〜ん。いや〜。え〜。実はそれが一番時間がかかるですよお・・・。2時間くらいかかります・・。」と言われました。
でも、折角、A、Bという料理がお目当てで足を運んで来たのだからと、家内と相談して、時間がかかるのは承知で、単品でABそれにさらに定番のCという料理を頼むことにしました。
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30分くらいで出来るのですよねとマスターに確認をすると、「何かない限りは大丈夫だと思いますが、何かあれば時間がかかります。」と言うので、その「何か」とは何だろうと思い、マスターに尋ねると「例えば、他のお客さんが来たり・・」ということでした。
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私たちは、前菜を食べながら、料理を待ちました。他のお客さんが来ないことを祈りつつ・・・。
単品Aが出てきたのは、約1時間後でした。
予想したより遅かったのですが、料理は美味しかったので、次の料理を待つことにしました。
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途中、残念ながら、次のお客さんが来てしまいました。
そのお客さんも私たちと同じ品を注文したのですが、マスターからやはり時間がかかるという説明を受けていました。何を注文しても「う〜ん。時間がかかりますよ。」という答えが返ってくるので、そのお客さんは業を煮やしたように尋ねました。
「では、この店で一番早い料理は一体何ですか!」
マスターは言いました。
「ナッツです。」
そのお客さんは結局ナッツとビールを注文して、食べ終えると早々に引き上げていきました。
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結局、私たちの注文した単品BとCが出てきたのは注文してから2時間後でした。
でも、とても美味しかったのと、テレビのバラエティードリフの大爆笑の「もしも」のコーナーのいかりや長介の気持ちを疑似体験できたことで、自分を納得させて、結構なお値段の支払いを済ませて、家路につきました。

