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Sammy'sダイアリートップ > 2010年3月

2010/03/29 (Mon)

訴訟委任状は何故認め印でいいのでしょうか*裁判2010:03:29:11:50:34

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 昨今、書類に、実印を要求され、印鑑証明書まで提出しなければならないことが多いですね。場合によっては、運転免許証や健康保険証のコピーも必要なことがありますね。
 ですから、訴訟委任状を提出する場合、依頼者の方から「実印でなくても良いのですか。印鑑証明はいらないのですか。」とよく聞かれますが、印鑑証明書は不要とされ、認め印でよろしいことになっています。
 これは、弁護士の信用力によって、本人が間違いなく委任状を作成しているということが保証されているということでしょう。今のところ、トラブル無く通用しています。今後、東京の弁護士が地方の依頼者から受任したが、実は、本人は知らなかったというような事件や、弁護士が勝手に認め印を押していたという事件が発生すると、この制度もすぐに見直されてしまうことになるでしょうね。
 でも、少なくとも今は、弁護士が依頼者の意思確認をしないまま委任状を出すことはないという前提に立って、認め印による委任状提出でよろしいということになっています。
■
 裁判が和解で終了する場合も、同じように、依頼者の方に「今日の和解手続に、印鑑証明や実印をもって参りますか。」とよく尋ねられますが、これも不要となっています。
 裁判所では、和解調書というものが作られますが、裁判所の印鑑が押されているだけです。
 こちらの方は、弁護士と言うよりも、法的な最終判断者としての裁判所の信用によって、当事者の印鑑は不要とされているという理解でよろしいと思います。
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 印鑑証明書が絶対という風潮は逆に恐ろしい結果を招くことがあります。例えば、保険証券を無くした場合でも、印鑑証明書があれば保険金を受け取れますが、そこで重視されるのは、署名ではなく、印鑑だけです。保険証券の署名と保険金請求の署名が明らかに違っていても、印鑑証明書と実印が押されていれば、保険会社は免責されます。印鑑登録カードは、非常に大切なものということになります。
 保管にはくれぐれもご用心を。日本は徹頭徹尾印鑑社会です。署名は、捺印さえあれば代行できるという国なのです。
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 追伸
 人を信用できるという性善説に立つと手続は本当に楽です。しかし、性悪説に立って信用できないとなると、面倒な手続が必要となります。マネーロンダリングによる銀行取引の際の身分証明、テロ対策のための空港での面倒なチェック等数えたらきりがありませんね。

 
 

2010/03/26 (Fri)

「家族でブログを楽しみにしています」・・・ありがたい言葉です。2010:03:26:10:52:04

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 「小さい子から大人まで家族でブログを見ています。とても面白く読んでいます。」という言葉を複数の方からかけられました。 中には、心の琴線に触れる言葉もあるのでそれも楽しみだという方もいました。法外なな喜びです。一生懸命書いている甲斐がありますね。きっと、流行作家の人の喜びというのはこういうものなのでしょうね。
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 写真も楽しみですという方もいらっしゃいます。写真は全て自分で撮影したものを利用しています。
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 読んでくださっている方が皆法律の話が関心があるのかというと、そうでもなくて、ちょっと砕けたお話しが好きだという方、旅行の話が好きだという方、生き方の話が好きだという方様々です。
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 私は、ブログを通じて、この事務所は、この弁護士のキャラクターはどういうものなのかをいうことを判ってもらいたくて書いています。そして、まじめな話を書くときは、判ってくれる人はいるだろうか、いや必ずいるはずだという気持ちで書いています。
 弁護士業界も広告宣伝が盛んになってきました。お金をかければ、格好いいホームページを作ることはできるでしょう。でも、中身がなければ、すぐに見透かされてしまいます。
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 「お勧め本のコーナーが途中で止まっていますよ。最近読まれていないのですか。」「実は、先生の面白いと書かれている本を自分も買って読んでいます」と言われることがあります。実は、本は、サミーズダイアリーの中で都度紹介することにしていますので、検索してみてください。過去の面白かった本の検索の方法ですが、サミーズダイアリーの過去分を見るというところをクリックし、タイトルだけのページがでたら、各パソコンの検索機能を使って「お勧め」「本」などのワードで検索してらえると助かります。是非やってみてください。
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 現在、ご要望の多い、「Q&A」の充実を計画しています。ご期待下さい。

2010/03/23 (Tue)

事件受任の際の直接面談の必要性*法曹界2010:03:23:18:50:55

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 報道によると・・・・日弁連は昨年7月、債務整理の依頼者とは原則として直接面談し、意向を尊重するよう弁護士に求める指針を策定したが、債務整理を望む依頼者との直接面談を求めた日弁連の指針は、弁護士間の自由競争を阻害し独禁法違反に当たるとして、東京都内の弁護士が、公正取引委員会に排除措置命令を出すよう近く申し立てることが21日、分かった。過払い金返還請求など債務整理業務は、弁護士らに多額の報酬をもたらすが、報酬目当てに依頼者を募っているとの批判があり、日弁連は規制を強めている。申し立ては、自由競争を求める弁護士と、トラブル多発を懸念して一定の制限をしたい日弁連の立場の違いが顕在化した形だ。・・・・
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 この問題は、テレビコマーシャルを全面的にうって、地方の顧客を獲得しようとする東京の大手事務所と自分の地盤を守りたい地方の弁護士の利害のぶつかり合いという見方をすることもできますが、そのような見方は浅いと思います。
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 このような指針がでる前から、私を含め多くの弁護士事務所では面談なしの受任はしていなかったと思います。私は、過払いも含めて、必ず、ご本人と面談をして委任状を戴くことにしています。電話やメールではご本人の委任の意思を確認したつもりで事件を担当していたら、実は、依頼者は別人だったと言うことになったら大変だからです。
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 弁護士の顔やキャラクターも知らない顧客と、顧客の顔を一度も見ていない弁護士との間に、本当の意味で信頼関係は成り立つのでしょうか。
 たとえば、交通事故や医療過誤などの場合、電話1本だけで、私は事件を受けようとは絶対に思いません。ご本人と何とか直接会って委任契約を結んでいます。顔を見て、話す表情を見て、はじめてその人の気持ちを理解できると思うからです。
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 過払いの返還だけを依頼するという機械的な依頼だったらOKなのでしょうか。私はそうは思いません。過払い金の請求の背景には、依頼者の財産管理のあり方という抜本的な問題が横たわっています。この問題をないがしろにして過払いだけを解決しても、結局、元の木阿弥になることになると思います。実際、過払いだけを依頼したしたが、結局、それを他の負債の返済につぎ込んでしまって、全然生活が楽にならなかったという依頼者の方もいました。
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 こういう時代だからこそ、直接面談する必要があるのではないでしょうか。
 自由競争を妨げるという理由で、弁護士報酬規定もなくなりました。さらに、自由競争を妨げるということで面談は電話やメールでOKということになったらどうなるのでしょうか。弁護士業は本当に自由競争に適しているのでしょうか。弁護士会が行っている様々な人権活動は自由競争原理では絶対に成り立たないでしょう。自由競争が幸福への近道ではないと思います。

2010/03/22 (Mon)

中山博之先生、6年間の北大ロースクールの授業お疲れ様でした。2010:03:22:13:42:35

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 先日、札幌弁護士会から北海道大学ロースクールの教授として、送り出されていた中山博之先生が6年間の任務を終えられたことを慰労する会が、中山事務所出身の弁護士有志で催されました。
 私は中山博之先生のイソ弁第1号です。2番目が札幌弁護士会所属の森越壮史郎弁護士(独立)、3番目が新潟の長岡にいる金子直樹弁護士(独立)、4番目が吉田康紀弁護士(現役イソ弁中山事務所所属)、5番目が谷口晃太郎弁護士(現役イソ弁中山事務所)です。この弁護士陣に、当職事務所の齋藤健太郎弁護士(いわば、孫弟子)も加わり盛会になりました。
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 懐かしい写真を見ながら、思い出話に花が咲きました。
 最初の頃写真は中山先生と私と事務員2名の4名の写真なのですが、どんどんと人のつながりが増え、今では、中山事務所だけで弁護士3名、事務員さん4名、私の事務所でも弁護士3名、事務員7名、森越事務所では事務員2名と本当に大所帯になってきました。
 これから中山事務所や私の事務所から独立する弁護士がでる一方、さらに新人も各事務所に加入するので、輪はどんどんひろがっていく感じです。
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 このように1人の弁護士を核にして、縦に横に広がっていく人間関係は、今や古き良き伝統だと思っています。弁護士の関係が、急激な弁護士の増員により薄れつつあります。その中にあって、こういう牧歌的なほのぼのとした関係はとても大事だ思っています。
 お互い、弁護士としての道を外しそうになったら、注意しあえる関係でもあります。
 また、中山先生の姿は自分の数年先の目標でもありますし、私の姿や森越先生の姿は、独立前の弁護士の皆さんの参考になっていると思います。
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 中山先生を中心とする弁護士同士の結びつきを強くしている大きな要素に、テニスと旅行があります。中山先生、森越先生、齋藤先生と私はテニスのライバルでもあるのです。また、系列事務所が参加しての慰安旅行も企画されることがあり、共通の良い思い出になっています。
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 私が事務所で語っていることの多くは中山事務所時代に、私が勤務当時中山先生から話されていたことでもあります。きっと、私がいつも話していることを、齋藤先生や柴垣先生も独立ご依頼者にお話しすると思います。そういう風にして、中山イズムが新人の皆さんに浸透していくのだと思います。
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 中山博之先生は刑事弁護の分野では全国区と言っても過言ではない弁護士です。その中山先生と一緒に、齋藤健太郎弁護士も仕事をさせもらっています。とても良い勉強をさせてもらっていると思います。
 私も中山博之先生と一緒に難解な民事事件を手がけています。
 独立後も、同じ釜の飯を食った者として、強い信頼関係の下、やりがいのある仕事をしていくのは、本当にすばらしいことだと思っています。

2010/03/20 (Sat)

もっと家庭裁判所を利用しませんか。・・・遺産分割2010:03:20:11:31:01

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 電話帳を見て、遺産分割に関するご相談をしたいという方はかなりいらっしゃいますが、大抵、ちょっと話を聞いてみただけで終わってしまう方が多いように思います。面談して相談に乗りますよとお話ししても、兄弟と話してみる等といってそれっきりということが多いのです。
 電話で話だけを聞いて満足という人が多すぎる気がします。
 私のところ以外の事務所で弁護士を頼んで解決してもらうということであれば、それはそれで良いのですが、何もしないで終わっているような気がしています。
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 遺産分割の問題は、兄弟の中の一人が財産を独り占めしていて、情報を開示してくれない、何をしているのかわからない、今後の進行がわからないという方が多いように思います。
 その為には、家庭裁判所を利用して、裁判所の力を借りながら、公明正大に手続を進める方が良いのですが、どうしても、兄弟の問題を裁判所で解決することに躊躇を感じる方が多いようです。
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 離婚問題を含めて、家庭裁判所を利用しないで解決してしまっているのが大半ではないでしょうか。利用率は非常に低いと言われています。
 密室の中で、解決する場合は、どうしても声の大きい人、態度の大きな人、わがままな人が得をすることになります。裁判所は、力や声では勝てないが、理屈では勝てるという人にとっては、最大の味方でしょう。逆に、理屈では負けるが、頑固にしていれば何とかなるという成功体験を繰り返している人にとって、一番嫌なのは裁判手続のはずです。
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 それなのに、割に合わないと思っている側が、世間体を気にして、あるいは、兄弟間の感情を気にして、家庭裁判所を利用しないというのはおかしなことだと思っています。
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 法律は、使おうとしない人には、全くの無力です。遺産分割の話を切り出せずに悶々としながら一生を終え、次の世代にその問題を引き継ぐというのは得策ではないと思います。
 
 
 
 

2010/03/17 (Wed)

「時間とお金」〜交通事故と遅延損害金*交通事故2010:03:17:17:40:46

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 交通事故の場合、事故発生日から損害賠償される日まで、年5分の遅延損害金が付加されます。また、訴訟で判決を得た場合、弁護士費用も損害額の1割を請求することができます。
 但し、示談解決の場合には、遅延損害金と弁護士費用は被害者側が譲歩し、その引き替えに、早期解決をはかるということが行われるのが実務です。訴訟提起後は、判決に至る前に和解で解決する場合、弁護士費用や遅延損害金は付加されませんが、ある程度、それらに配慮した和解金額が提示されることが多いと思います。
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 和解というのは、互譲が条件ですから、譲る部分がないということになると、判決しかありませんが、その場合には、遅延損害金と弁護士費用を支払ってもらえますが、時間はかかることになります。
 時間がかかると言うことは、当事者の皆さんにそれだけ訴訟のストレスも継続するということになります。
 また、判決をもらったからといって、必ずしも自分に有利な結果が得られるとは限りません。判決をもらうことにはリスクを伴うこともあるのです。私が経験した訴訟では、一審で相手方に1000万円程度の勝訴判決がでたのに、これに満足せず、相手方が控訴したので、当方も付帯控訴(控訴された相手方が出すことが出来る上訴方法)ところ、結局、逆転して請求棄却となったことがあります。相手方にはお気の毒でしたが、致し方ありません。また、絶対に負けることがないと思っていた訴訟でも思わず敗訴して、控訴を強いられることもあるのです。
 訴訟をどのように終わらせるかは、弁護士の事件を読む力が試されるときでもあります。
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 もう一つ、交通事故で見落とされがちなのは、自賠責保険金の充当先です。最高裁判例によると、自賠責からの保険金については、損害の元本と遅延損害金の合計に満たないときは、まず、遅延損害金に充当されるということになります。例えば、損害額1000万円、遅延損害金が事故発生日からまる2年間で100万円(元金×0.05×2)で、自賠責保険金が75万円入った場合、損害額の元金は金925万円に減るのではなく、遅延損害金の一部が減るだけで、損害額は金10000万円のままということになります。
 このような計算方法は、判決が予想される場合、結構大きな違いになって現れてくるはずです。
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 交通事故の遅延損害金の発生日は、事故日とされています。これは債務不履行では、履行を請求した日の翌日からとされているのに比して、かなり債権者に有利になっています。これは不法行為の被害者を手厚く保護しようという民法の考えがバックグランドにあると思います。
 特に、極めて大きな違いになります。事故から症状固定までかなり時間がかかってしまうような重傷案件では、遅延損害金が賠償の大きな要素になることが多いと思います。

2010/03/15 (Mon)

偶然の再会*ライフ2010:03:15:06:14:11

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 当番弁護士担当の日、出動要請を受けて、接見を終えて、タクシーで中央署から事務所に向かう途中のことです。とても明るい感じの良い運転手さんに当たりました。よかったなあと思って、名前を見ると、どこかで聞いたような名前でした。名字は舟橋という名字で、名前も何だか見たことがあるのです。そこで、私は、運転手さんに、「実は、貴方と同姓同名の人を知っているんだけど。小さいとき真駒内上町5丁目に住んでいなかったですか。?」とおそるおそる聞いてみました。
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 そうすると、「はい。住んでいました。」という答えが返ってきました。
 そして、「僕のこと知らないかあ。C団地の16号棟の1に住んでいたんだけど。さとる君といわれていました。公園の脇の棟です。」というと、「わかりました。僕の兄と同級の方ですよね。」という答えが返ってきたのです。
 私は、名前の主は同学年の男子の舟橋君だと思っていたのですが、実は私の知っている舟橋君の弟さんだったというわけです。
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 その後の事務所に着くまでの数分間の中で、話したのは団地生活の楽しさでした。
 当時真駒内は、新しく開発されたベットタウンで、A団地、B団地、C団地、D団地、E団地、F団地まであったと思います。団地内には、小さな公園があり、そこにいくといつも同学年や高学年、低学年の小学生があり、すぐに遊びができたのです。
 陣取り、S陣取り、三角ベース、缶蹴り、かくれんぼ、鬼ごっこ、ソフトボール、ケンパ・・・
 中でも一番楽しかったのは、ソフトボールですね。団地ごとにチームを作って、真駒内地域のソフトボール大会があったので、そこに向けて、みんなで練習を重ねていました。
 私が6年生の時には優勝を飾りました。
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 雑品回収をして回ったり、火の用心で夜回りをしたり、花火大会をしたり、雪合戦をしたりと本当に楽しい楽しい小学校時代でしたね。
 当時一緒に遊んだみんなの名前も覚えています。館石君、北村君、金野君、中川君、宮田君、松岡君、杉本君・・・みんなの家が、団地のどこにあったのか、今でも思い出せます。
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 古き良き地域コミュニティが残っていたのでしょうね。C団地は、馬房のように、細長い2階館の建物が6つに仕切られている構造をしていました。本当に、狭い空間だったのですが、それでも当時は最高に文化的な生活とされていました。
 当時通った、真駒内小学校もモダンな作りでしたね。小学校には二つのグランドがありましたが、ちょうど学校の裏にある小グランドの前がC団地で、目の前が小学校でした。だから、小学校の小グランドがソフトボールの舞台でしたね。大きなドングリの木がありました。ソフトボールをしていたら、時々、団地の大人が参加して、ノックをしてもらったこともありました。
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 その真駒内小学校はもうすぐ廃校となるそうです。C団地も高層住宅になりました。あの当時の真駒内クラス小学生の活気は二度と得られないように思えます。私の宝です。

2010/03/13 (Sat)

日弁連会長選挙・地殻変動*法曹2010:03:13:06:53:01

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  報道によると・・・・日本弁護士連合会の次期会長選の再投票が十日行われ、仮集計の結果、多重債務問題の第一人者で「年越し派遣村」の名誉村長も務めた無派閥の宇都宮健児氏(63)=東京弁護士会=が九千七百二十票を獲得。現執行部が推す山本剛嗣(たけじ)氏(66)=同=を約千五百票上回り、当選が確実となった。所帯が大きい東京や大阪の弁護士会の主流派が擁立した候補者を、無派閥の弁護士が破るのは異例。十七日に確定、任期は四月一日から二年間。 投票率は63・19%だった。最大の争点の法曹人口問題で宇都宮氏は、司法試験合格者数を年間三千人程度とする政府計画に対し、「千五百人以下」と主張し、弁護士増に危機感を持つ会員の支持を集めた。法曹人口については「司法基盤が整わないまま弁護士だけが増え、地方では若手が十分な訓練を受けずに独立する状況が広がっている。見直しが必要だ」と強調した。・・・・・
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 これまでの日弁連会長は東京と大阪の大単位会の意向に、地方が従うという構図で進んできました。いわゆる現執行部が推す候補が連勝してきたのです。しかし、今回、施行部とは関係のない宇都宮候補が当選しました。これは本当に地殻変動が起きたとも思える状況のなのです。法曹人口の急激な増加は、地方の弁護士を直撃しているということでしょう。小さな単位会ほど、宇都宮候補が優勢だったようです。
■ 
 新聞各紙の見方はいろいろですが、共通していたのは、弁護士の増加は不可避である。質の向上は果たさねばならないが、数を減らす方法以外の方法を模索せよ、具体的には、法科大学院の改革が急務であるというということだったと思います。
 弁護士の本音は、弁護士の数の増加自体が過当競争を招いているので是正して欲しいというものでしょうから、そこには大きな意識のずれがあります。
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 しかし、地方の弁護士の立場からすると、徹底的な自由競争、商業主義というアメリカ型弁護士業界のあり方が本当に良いのかという気持ちはあります。地方の弁護士は、刑事弁護や様々な人権活動等地道な活動をしていますが、テレビコマーシャルで全国各地から顧客を電話一本で集めて、地方の顧客がどんどん吸い上げられて行くというのでは、たまらんという気がしていると思います。商業主義の行き過ぎは、やがて社会正義の実現を担う弁護士という理想よりも、ビジネス・商売として弁護士業をとらえる方向に進んでいくことは確実です。
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 ロースクール問題は深刻です。今の30%程度の合格率では、ロースクールの教育は試験対策中心にならざるをえません。環境法や労働法の習得、法廷技術、尋問技術などのトレーニングは二の次にならざるをえないのです。それはロースクールの制度設計上、入り口を拡げてしまったためです。法学部をもつ大学には、ロースクールは作らせないとして、数を限定するという方法もあったと思うのです。
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 弁護士の数を増やすことは、事後救済型社会に転換するという小泉首相の決断がなされて以降、全ての法制度がその方向で動いています。今更、司法だけが、後戻りはできません。しかし、問題はこのような重要なことが十分国民に理解されないで進められたことでしょう。
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 残念ながら、ロースクールの合格率が8割程度になるような見直しがない限り、今の流れは止められないように思います。弁護士が人権活動ができるのは、経済的に安定していることが前提です。生きていくのがやっとという状態では、人権活動をする余裕はありません。
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 法曹人口増加の中で、人権活動をどうやって維持していくのか。弁護士の質をどのように維持していくのか。大きな課題です。

2010/03/10 (Wed)

エクスターンシップを無事終えたKさんへ・・・健闘を祈ります。*法曹2010:03:10:11:29:52

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 約2週間のエクスターンシップ期間が終わりました。
 今回、エクスターンシップで、当職事務所に来ていたのは、北海道大学ロースクール学生のKさんです。エクスターンシップ生は、これで通算3人目です。以前は、色々な大学の法学部のインターンシップを毎年2名受け入れていましたが、今はロースクールのエクスターンシップ1名に絞っています。
■
 エクスターンシップでは、お客様の同意を得て、事務所内の法律相談に同席してもらう他、裁判所や相手方代理人弁護士の理解・同意を得て、法廷や和解室に同席をさせていただき、よりよき法曹になるための研鑽を積んでもらっています。
 もちろん、学生には厳しい守秘義務がありますし、万が一に備えて保険にも入っています。
 エクスターンは、全国のロースクールで実施されています。
■
 意外だったのは、依頼者の皆さんがロースクール制度をよくご存知で、快く研鑽に協力して下さる方が増えたことでしょう。学生も感激していたと思います。「是非、良い弁護士になって下さい」と暖かい声をかけてくださる依頼者の方もいらっしゃいました。
■
 札幌弁護士会にはロースクールから数十人のエクスターンシップ生が来ていると思いますが、彼女がその中でも最も充実した研鑽を積んだと思います。
 私のところは、修習にせよ、エクスターン研修にせよ、非常に厳しいという噂があり、戦々恐々としていたのではないかと思っていたのですが、あに図らんや物怖じしないで、堂々と厳しい研修にも真摯に事件に立ち向かっていた姿は非常に好感が持てました。また、体育会系の良さが出ていたと思います。雰囲気が良かったですね。人間の持つ雰囲気というやつは一朝一夕にできるものではないと思います。今までの大学での体育会系クラブでの努力は無駄にはなっていないと思いました。
■
 尋問も複数見ることができたと思います。裁判は勝つ人がいれば、必ず負ける人がいるということも判ってくれたと思います。裁判も連戦連勝とは行きません。形勢が不利な事件こそ、あるいは頑張ったのに敗訴してしまった案件こそ、依頼者に納得してもらえるのかが問題になります。勝って納得してもらえるのは当然ですが、負けても納得してもらえるかが勝負です。今回、いろいろな裁判の当事者に接することが出来たという経験は、ロースクールの中だけでは絶対に得られない財産です。
■
 贈る言葉・・・弁護士にとって一番大切なのはテクニックではありません。弁護士としてのスピリッツ・ガッツです。京都やパリが何度でも訪れたくなる町である理由は、奥行きがあり、常に新しい発見があるからだと思います。人間も同じです。薄っぺらな人間ではお客さんは2度と来てもらえません。常に自己研鑽を積んで人間としての奥行きを作っていって欲しいと思います。そのためには、兎に角、少しずつでも良いから本を読む習慣を付けることです。

2010/03/08 (Mon)

交通事故相談と医療事故相談*交通事故2010:03:08:17:22:17

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 最近、交通事故相談が増えています。ホームページを見て、あるいは、電話帳を見てという方が多いのですが、同業者の弁護士の方のアドバイスでお電話を下さった方もいました。
 その方は、後遺障害の等級を形式的に審査されてお困りの方なのですが、確かに、簡単な事例ではなく、医療訴訟の知識や経験を有していなければ、難しい案件だと思われました。
 ある弁護士の方から私のところに行ってみたらと言われたそうですが、これは私にしてみるととても嬉しいことです。なぜなら、同業者が一番お互いの実力を知っているからなのです。
■
 医療事故を多数手がけていますが、医療事故で一番のネックになるのが医師の過失と医療事故と結果との因果関係であり、医療事故の認定ではこの二つの壁がエベレストのように高いのです。
 ところが、交通事故では、まず、過失の論点がなくなります。なぜなら、交通事故の場合、医療事故とちがって、加害者の注意義務違反(前方不注意、脇見運転等)が明らかだからです。
 さらに、因果関係の認定も医療事故に比べて極めて緩いというのが実態です。それは、交通事故の場合、保険制度が充実していて、被害者が支払を求めるという感覚よりも、保険会社に支払ってもらうという感覚が強いからなのかも知れません。医療過誤も同じように医師賠償保険の適用を受けるのですが、交通事故よりも当事者がぐーんと前に出ています。すなわち、保険会社というよりも病院を相手にしているという感覚が強いのです。
■
 医療訴訟という極めて厳しい視界不良のフィールドを主戦場として戦っていて、そこから、交通事故のフィールドにやってくると、かなり遠くまで見渡すことができ、医療訴訟の知識や経験をフルに活用することができます。
 カルテ等の記載にも、臆することなく立ち向かえますし、医師の方にポイントを絞った照会をすることも可能になっていると思います。
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 特に、レントゲンやCT画像で単純明快に判断することができない、精神科、神経内科が絡んでくるような事案では、依頼する事務所によって、結論が大きく変わってくると思っています。
 交通事故で相談を受けた方からは、初回相談で当職事務所を信頼して戴いてほぼ100%受任となっています。
 交通事故の場合、着手金をいただいていないのも頼みやすい理由の一つかも知れません。

 
 

2010/03/06 (Sat)

「ブラックペアン1988」上下・海堂尊著・講談文庫(各419円)〜読書ノート2010/№62010:03:06:07:10:25

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 舞台は1988年の東城大学の医学部外科教室。神の手をもつ佐伯教授が君臨する教室に、食道ガン手術が簡単に行える術式をひっさげて、帝華高階講師が送り込まれてきたところから、物語は始まります。主人公は医師国家試験に受験後の医師一年目(一年坊と呼ばれるそうです)の世良の目を通して、物語は語られていきます。
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 作者は、チーム・バチスタの栄光で、有名な海堂尊。千葉県出身。県立千葉高校、千葉大学医学部卒業(医学士号取得)、同大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士号取得)。外科医を経て、現在は、病理医です。外科医の経歴、経験を生かして、リアルに大学病院の内部が描写されていきますが、これは医師でなければ書くことができない小説でしょう。
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 絶対的な佐伯教授が腹部内にペアンを残置したのではないかという疑惑を縦軸に物語は展開しますが、患者の命を時として犠牲にして、医師の論理で手術手技や担当医師が決定していく様が描かれています。私は、白鳥という強烈なキャラクターがでてくる、どこか漫画チックなチーム・バチスタよりも、ブラックペアンの方が断然リアルで面白いと思います。
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 私が担当している医療事故事案では、時として、余りに簡単にリスキーな手術が同意されていくことに驚かされることがあります。自分の命を左右するかも知れない手術について、患者側はその場であっという間に結論を出し、同意をしてしまうケースがあるのですが、もし、本当に真摯な説明をしていたら、その場で簡単な決断するようなことはないはずだと思っています。亡くなってからでは遅いのです。死んでから悔やんでも悔やみきれません。生きている内に、悩んで悩んで、最悪の事態をも覚悟して、手術を受ける必要があるのです。
■
 大きな手術をする時には、十分考えてから決めましょう。結論は変わらなくても良いから、時間はかけるべきです。医療事故相談の多くは、説明が不十分だという感情が患者にある場合が多いのです。患者の側も、自分の病気のリスクを十分理解して、選択肢を考える必要があると思います。

 

2010/03/03 (Wed)

近未来SF映画「サロゲート」を観ました。*シネマ鑑賞ノート・2010・№22010:03:03:18:26:57

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 ブルース・ウィリス主演のSF映画です。ロボットやクローン人間とシンクロして身代わりとして動かすという筋立ては、「アバター」と似ています。人類の殆どが、自宅で安全に暮らして、ロボットの脳とシンクロして、身代わりで仕事をさせます。そう、藤子不二雄の「パーマン」のコピーロボットみたいな物です。
 みんな実物より格好いい姿のロボット(人間そっくりです)をつかっているのが面白いですね。
 何年かぶりで、主役の刑事自身が自分の身体で表にでると、それ自体がストレスになって、パニックになったりするのです。
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 眠りながら、脳の中で実体験をするという設定は、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「トータル・リコール」に似ているし、刑事がロボットというのは「ロボコップ」と似ています。SFは近未来を描いているのですが、ある程度のリアリティーももつ必要があります。例えば、「デイアフタートゥモロー」の地球温暖化が引き金となって氷河期が始まるという理屈は、地球温暖化がさけばれている今だからリアリティがあります。「ロボコップ」などの映画があったからこそ、この映画にもリアリティーが出てきているのだと思います。
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 筋立ては別として、ブルース・ウィリスの顔をそっくりの若い顔のロボットはどう撮影したのか全くわかりませんでした。多分、ブルース・ウィリス自身が演じているのですが、特殊メイクなのか、CGなのか全くどうやっているのかわかりません。それと、ロボットを演じている人間の演技がすばらしいのです。映像のテクニックの進化に驚くというのも映画の一つの楽しみ方ですね。
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 主人公の刑事が、ロボットを作っている会社に行ったとき、弁護士が出てくるのですが、もう、弁護士の悪口の言い放題。きっと観客は喜んでいるのでしょうね。アメリカではどの小説を見ても、弁護士は悪人扱い、嫌われ者です。映画「ジュラシックパーク」で、最初にティラノザウルスに食べられるのは弁護士でした。今に、日本の映画でも、酷い陰口を言われ、最初に殺されるのは弁護士になるのではないかと心配です。
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 追伸1
 隣に座っていた60才前後の方が、最初の10分頃から寝入ってしまって、最後まで寝ていたのには驚きました。結構、激しい映画だったんですけどね。そういえば、内の事務所のある秘書さんは恋愛映画に行って寝てしまったそうです。
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 追伸2
 予告編も上映されますが、上手くできていますね。ついまた行きたくなってしまいます。
 頭の中を空っぽにするには、映画が一番だと思います。また、封切り映画をみるというのは、結構人より前に映画のことを知っているという、ちょっとした優越感も得られます。

2010/03/01 (Mon)

サマークラーク選考で考えたこと〜あえて苦言を申し上げます〜扉は自分で開けるしかありません。*法曹2010:03:01:19:52:43

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 サマークラーク2010の募集をしたところ、複数名のロースクール生から応募がありました。誠にありがとうござました。例年だと1名程度の応募しかなかったのですが、今年は複数の応募があり、できるだけ多くの方にプログラムの経験をしてもらいたいとの思いから、一人1ヶ月のプログラムとして実施することにし、合計3名の方に、来ていただくことになりました。
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 応募してきた学生の皆さんには、お気の毒でしたが、採用することができない方もでましたし、採用期間も短くなりました。
 残念ながら、私でできることはこの程度です。過度な期待をされても限界があるのです。
 ではどうしたらいいのでしょうか。
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 卒業後、司法試験を受験し終える5月から発表がある9月までどうやって過ごすのは、合格後の修習にとって、極めて重要になると思います。サマークラークとして過ごすのが一番だと私は思います。そして、学生の皆さんもそう思っている人が多いようです。
 だったら、サマークラークをさせて欲しいと、自らいろいろな弁護士を訪ねればよろしいのではないでしょうか。
 いろいろな弁護士事務所の扉を叩けば良いと思います。
 エクスターンシップの関係、北大ローの先輩後輩の関係、友人の伝手、実務家教官の伝手などいろいろあると思います。飛び込みだって良いではないですか。
 扉の前で、黙って立っていても扉は開きません。自分で叩くしかないのです。
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 先日行われた修習生対象の就職説明会で感じたことなのですが、事務所で働いて一人前にしてくださいとして、自分の無力さを告白するのはいかがなものでしょうか。ロースクール制度が出来る前の話ならわかりますが・・・。ロースクールができて、短期間の修習しかないのは、ロースクールを卒業したら殆ど一人前の法曹だという考え方に立っています。だったら、むしろ、私はこういうことができます。こういう勉強をしてきましたということをアピールして欲しいのです。
 自分は法曹としての実力は無いのだ、修習でその力を付けるのだという認識しているロースクール卒業生がいるとしたら、それは間違いです。皆さんの実力はもう十分あります。足りないのは実務経験だけです。だったら、その実務経験を修習開始前から得ておくことが大切です。夏休み図書館で座学するより、法律事務所で、一週間でも、一カ月でもより多く実務の中で修養することが、その後の修習にとても役立つはずです。
 そして、もっというと、ロースクール時代、さらにさかのぼると法学部時代に、自分が何を武器にして、法曹界を乗り切るかを意識してその実力を高めておく、研鑽を積んでおく(法律相談室活動をする、労働法の研究をする等々)必要があると思います。時代は変わったのです。
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 サマークラークになりたいなら、自分の足で当たらないと駄目だと思います。そこで必要とされるプレゼンテーション能力は、必ず就職活動でも生かされるはずです。

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