2010/03/01 (Mon)
サマークラーク選考で考えたこと〜あえて苦言を申し上げます〜扉は自分で開けるしかありません。*法曹2010:03:01:19:52:43
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サマークラーク2010の募集をしたところ、複数名のロースクール生から応募がありました。誠にありがとうござました。例年だと1名程度の応募しかなかったのですが、今年は複数の応募があり、できるだけ多くの方にプログラムの経験をしてもらいたいとの思いから、一人1ヶ月のプログラムとして実施することにし、合計3名の方に、来ていただくことになりました。
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応募してきた学生の皆さんには、お気の毒でしたが、採用することができない方もでましたし、採用期間も短くなりました。
残念ながら、私でできることはこの程度です。過度な期待をされても限界があるのです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
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卒業後、司法試験を受験し終える5月から発表がある9月までどうやって過ごすのは、合格後の修習にとって、極めて重要になると思います。サマークラークとして過ごすのが一番だと私は思います。そして、学生の皆さんもそう思っている人が多いようです。
だったら、サマークラークをさせて欲しいと、自らいろいろな弁護士を訪ねればよろしいのではないでしょうか。
いろいろな弁護士事務所の扉を叩けば良いと思います。
エクスターンシップの関係、北大ローの先輩後輩の関係、友人の伝手、実務家教官の伝手などいろいろあると思います。飛び込みだって良いではないですか。
扉の前で、黙って立っていても扉は開きません。自分で叩くしかないのです。
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先日行われた修習生対象の就職説明会で感じたことなのですが、事務所で働いて一人前にしてくださいとして、自分の無力さを告白するのはいかがなものでしょうか。ロースクール制度が出来る前の話ならわかりますが・・・。ロースクールができて、短期間の修習しかないのは、ロースクールを卒業したら殆ど一人前の法曹だという考え方に立っています。だったら、むしろ、私はこういうことができます。こういう勉強をしてきましたということをアピールして欲しいのです。
自分は法曹としての実力は無いのだ、修習でその力を付けるのだという認識しているロースクール卒業生がいるとしたら、それは間違いです。皆さんの実力はもう十分あります。足りないのは実務経験だけです。だったら、その実務経験を修習開始前から得ておくことが大切です。夏休み図書館で座学するより、法律事務所で、一週間でも、一カ月でもより多く実務の中で修養することが、その後の修習にとても役立つはずです。
そして、もっというと、ロースクール時代、さらにさかのぼると法学部時代に、自分が何を武器にして、法曹界を乗り切るかを意識してその実力を高めておく、研鑽を積んでおく(法律相談室活動をする、労働法の研究をする等々)必要があると思います。時代は変わったのです。
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サマークラークになりたいなら、自分の足で当たらないと駄目だと思います。そこで必要とされるプレゼンテーション能力は、必ず就職活動でも生かされるはずです。

