2010/05/19 (Wed)
ハートのある医師に診てもらっていますか。〜交通事故事例の経験から〜
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交通事故で、後遺障害が残っている事案では、自賠責調査事務所にきちんと認定をしてもらうには、主治医にいかにきちんとした医学的根拠のある後遺症診断書を作成してもらえるかということに大きなウェイトがかかっているといえるでしょう。
相談業務などで後遺症診断書を見ることも多いのですが、自覚症状を中心に、適当に簡素に書かれたものがあって、とても残念に思うことがあります。
患者の痛みが単なる愁訴なのか、医学的根拠がある痛みの訴えなのかを、各種検査で突き詰めてくれる医師の方はそうたくさんはいらっしゃいません。この場合は、原因調査のため、こちらから筋電図やサーモブラフィーによる精密検査等をお願いすることがあります。
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また、特に見逃されがちなのは精神性疾患です。交通事故を直接的原因として、表現性障害やうつ病に罹患しているために訴えが続いているという方も多いのですが、多くの患者さんが精神科を受診していないのです。相談をしている途中で、精神的に病んでいることが分かることが多く、そういう場合、私は信頼できる精神科医師を紹介して受診していただいています。
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症状固定を無理に進めようとする医師の方もいらっしゃいます。
医学的にみて、痛みが残っているのはおかしいから、もう症状固定ではないかと話されるという気持ちは分かるのですが、できれば、患者側の納得を得るべく、時間を取って患者に説明して欲しいし、できれば、精密検査を実施するなどしていただきたいですね。
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逆に、本当に丁寧に診て下さる医師の方もいらっしゃいますね。頭が下がる思いがします。他覚的所見を客観的に記載していただけると後遺障害の認定も出やすくなります。
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医師の方には、保険会社からの情報だけで、交通事故による負傷者の診察に誤った認識を持っている方が非常に多いようです。保険会社からの問い合わせに閉口してしまう方も多いようです。患者の方は、医療機関からの情報に頼らず、弁護士に相談してみることをお勧めします。
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また、意外に多いのは、自分の場合は、弁護士を頼むほど大げさな事故ではないという思い込みです。そいういう思い込みは良くないですね。一番大事なのは、納得して症状固定を迎えることだと思います。






