2010/08/13 (Fri)
裁判しか道がないという場面、貴方ならどうしますか。諦めますか。
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アメリカ占領下で始まった戦後教育の中で、我々は何を学んできたのでしょうか。自分の権利を侵害されたら、自分で裁判を起こして、自己実現を図る、被害救済を求める。それがアメリカ流の民主主義、自由主義だったのではないでしょうか。
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ところが、戦後教育を受けてきたはずの世代の依頼者の皆さんも、未だに、「裁判」を避けようとします。相手方の態度と当方の主張からみて、裁判でしか解決するしかないという場面に追い込まれてさえ、なお、「話し合いによる解決は出来ないでしょうか。」「裁判を避けることはできないでしょうか。」という質問が依頼者の方から帰ってくる度に考えさせられてしまいます。
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裁判を何故避けるのか、もちろん、裁判に対する大きな偏見誤解がベースにあります。
○平均審理期間は6か月です。・・・小さな裁判でも3年はかかると思っていらっしゃる方が多いです。
○法廷に出頭するのは弁護士です。・・・依頼者の方が出頭する必要があると思い込んでいる方が多いです。
○相手方が頼んだ弁護士の費用は相手方が支払います。・・・相手方の弁護士費用まで支払わされると思っている方が多いです。
○傍聴席には殆ど人はいません。・・・傍聴席が満員で恥ずかしいと思い込んでいる方もいます。
でも、問題なのは、自分の権利を救済するのは自分が行動を起こすしかないのだという気持ちが薄いということです。黙っていても誰も助けてくれません。
話し合いで解決できないことは世の中にたくさんあります。その時に法律に定められたルールで解決をするのが裁判です。話し合いで解決できない場合、取るべき方法は2つしかありません。諦めて相手方の意向に沿って同意するか、裁判を申し立てるかです。
裁判とは一体何なのかも知らずに、諦めてしまう方が余りに多すぎます。平たく言えば、「泣き寝入り」が横行しています。これは自由主義、民主主義とは相反する事態です。農耕社会は崩壊しているのに、未だに、他人を監視し合い、人と違うことをすると村八分に合うことを恐れるという閉鎖的な意識が日本人には宿っています。
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せめて諦める前に弁護士に相談して欲しいと思います・・・。






