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2010/09/03 (Fri)

昨今の超高齢者の戸籍問題について考える。

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 報道によると、長崎県壱岐市で1810年(文化7年)生まれの男性の戸籍が残っていることが27日、分かった。誕生日は記載されていないが、生きていれば今年200歳で、ポーランド出身の作曲家ショパンと同い年。市は「戸籍を消す作業が滞っていたのではないか」と話している。市は法務局と協議して削除する方針。 ・・など

 最近は、生きているはずのない年齢の戸籍があるという報道ばかりが目立つのですが、そうしてそんなに驚くのか不思議でなりません。また、戸籍が不完全だと言うことに対して、こうまで日本中でヒステリックになるのか理解できません。
 まず、戸籍なるものがある国というのは珍しいのです。日本が統治していた諸国にしかないはずです。そして、戸籍は、あくまでも申告主義なので、届け出は放置されれば、いつまでも抹消されずに、残るのは当然でしょう。
 戸籍が絶対だと信じていることの方が、世界的にみて不思議なことだと思います。
 そういえば、松本清張の「砂の器」には、戸籍の絶対性をいう錯覚を利用したトリックがしかけられていましたね。

 戸籍問題は、年金等の不正受給と絡んでいるから問題が大きく感じられるのでしょうね。死亡届を出さなければ、年金を受け取れるというのは、誰でも考えつきそうなことですね。私は、年金問題の解決は、戸籍ではなくて、国民年金番号制度の整備によってなされるべきだと思っています。

 戸籍は大変便利な制度ですが、それゆえにプライバシーの保護がなされないという側面があります。また、様々な相続に絡む手続において、生まれてから死ぬまでの戸籍を揃えねばならないということが多すぎて本当に困ってしまいます。
 得に、戦前は子どもの数が多すぎて、相続関係を明らかにするのに大変な思いをすることが多いのです。また、北方領土に渡ってしまった方についてはもはや戸籍は追えません。
 また、朝鮮籍の方についても、韓国や北朝鮮にも戸籍制度が残存しているため、やはり戸籍を取り寄せる必要があるなど結構大変なのです。

 

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