2011/04/07 (Thu)
マンガ離れしたのはいつですか。内田樹著・「街場のマンガ論」・小学館クリエイティブ・1470円
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内田樹先生の街場のマンガ論を通読しました。帯には、「日本辺境論」で語り尽くせなかった「日本人論」 という広告が載っていましたが、実際は、殆ど重要なところは「日本辺境論」で十分語り尽くされていたと思われます。
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マンガというサブカルチャーは、内田先生がおっしゃるとおり、日本人のリテラシーの高さと、表音文字と表意文字を駆使する日本語独特の文化から生まれたのでしょうが、それにしても、そのサブカルチャーを方法論として確立した手塚治虫なる人物の偉大さはすごいですね。エジソン並みです。・・・たとえば、マンガを縦書きのように右側から読む、しかし、横で段組みしている場合は、上段をまず右から左、中断を右から左というようにマンガのルールは手塚治虫が決めたようなものです。
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内田樹先生は今でもマンガをこよなく愛しているようですが、私は弁護士になってからは本当に遠ざかってしまいましたね。マンガをこよなく愛していたのは内田樹先生と同じなのに、どうして、私が途中でマンガから離れることとなり、内田先生を筆頭に生涯マンガを読み続ける人がいるのかとても不思議なことです。
マンガ論で取り上げられているマンガは、「宮崎駿アニメ」「エースを狙え!」「バガボンド」等です。興味のある方は書店で手に取ってみてはどうでしょうか。
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ところで、私がマンガを最も一生懸命読んでいたのは小学校。伊賀の影丸、タイガーマスク、巨人の星、ハレンチ学園等々・・・。次ぎに、一生懸命読んでいたのは、司法試験受験生時代です。受験勉強に疲れて布団に入りながら、マンガを読んでしばし現世のつらさを忘れるというのが常でした。そのころ枕元にあったのは、水島新二先生の「ドカベン」と美内すずえ先生の「ガラスの仮面」、川崎のぼる先生の「巨人の星」、手塚治虫先生の「ブラックジャック」等です。これらのマンガの特徴は、読み返すたびに新たな発見があり、何度読んでもおもしろいかったですね。
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ところで、最近気がついたのですが、鉄腕アトムの原動力は、100万馬力の原子力モーターです。鉄腕アトムは、どうやって放射能を除去していたのか知りたいです。その知恵が鉄腕アトムには描かれていません。残念です。
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