2011/05/31 (Tue)
広瀬隆氏の講演会「泊原発は大丈夫?〜北海道に住むすべての人に今、一番伝えたいこと〜」を聞きに行きました。
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本日、エルプラザで開催された、原発時限爆弾の著者である広瀬隆氏の講演会があったので、お話を聞きに行きました。エルプラザの3Fのホールは満員で立ち見、床に座ってみるという人も沢山出ました。会場はかなりの熱気がありました。私も、開演時刻に行ったので、席には座れず、立って聞くのも疲れるので、背広のまま、床に座ってお話を聞きました。お話は3時間に渡りましたが、聞きに来た者を飽きさせない情報の提供方法、そして、情熱的なしゃべりで、あっという間に3時間の講演会は終わりました。
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広瀬氏は時にこちらが大丈夫かと心配してしまうほどの激しい言葉で原子力専門家の問題点を指摘していきました。ここまで断言されると逆に本当にそうなのかと思いが走ってしまうほどでした。お話は、福島第1原発の危機的な現状の解説、そして、それに比して泊原発は大丈夫なのかという問題、さらに、原発を止めても大丈夫かという問題に発展していきました。
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広瀬氏のお話の中で、ポイントだと思ったことは、第1に北海道は日本の食糧基地であり、北海道が放射線汚染されるということは絶対にあってはならないということです。第2は、自分の頭で考えて行動することの大切さです。テレビで大々的に流されている情報だけを当てにしてはいけないということです。例えば、日本国内のテレビや新聞では報道されていないことは海外では流されているのです。メルトダウンは事故直後からニューヨークタイムスで報道されていたことだったのです。第3は、泊原発のそばには活断層があり、泊原子力発電所だけが安全だと言うことは言えないということと、北海道では原子力発電が無くても十分電力はまかなえる、そして、泊原発3号機で使用し始めようとしているMOX燃料はウラン燃料に比べて極めて毒性が高くて危険だということです。
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お話を聞いて、今回の地震の余震で、多くの原発で冷却系が使えず、わずかに残ったシステムでぎりぎり救われてきているという事実も知りました。また、最後の綱の緊急発電装置もこれを動かすためのバッテリーは数時間しか持たないということも知りました。また、防波堤をいくら高くしてもまず大津波には勝てないだろうなと言うことも知りました。また、福島の原発は非常に危険な状態にあり、いつ再臨界になったり、水素爆発を起こしても不思議ではない状態であることも知りました。福島の原発事故6基全てが安定して、日本が救われる確率は極めて少ないという現実から目をそらさずに、放射線被害から子どもたちを守るには福島から子どもたちを疎開させることが大切だということも知りました。
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むろん、広瀬氏のお話に反対だとする方もいらっしゃると思います。私も広瀬氏の話がすべて真実だと頭から信じるものでもありません。我々にとって大事なのは、広瀬氏の話と、北電側の説明のどちらがより説得力があるかということだと思います。それは自分なりに、勉強をして自分で考え、自分で身を守ることをするということだと思います。
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ただ言えるのは、一度生じてしまったら、取り返しの付かない結果を招く原子力発電は可能であれば止めた方が良いといことだと思います。そして、止めてもなお、我々はプルトニウムを大量に保有し続けなけれず、実はそれも未来への負の遺産として背負って生きねばならないという大きな問題だと思うのです。






