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2011/10/11 (Tue)

「疲れない体をつくる・免疫力」新潟大学大学院医学部教授安保徹著・知的生き方文庫(三笠書房)・571円+税〜お勧め読書

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 自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、疲れやすい人は二つのタイプに分かれます。一つは、副交感神経系優位による疲れを感じることが多い人です。過保護に育てられた小学生が「体を動かし始めるとぐすに疲れるような状態」を言います。一方、交感神経が優位になることによる疲れもあります。これは激務に追われているビジネスパーソンがその典型です。このバランスが取れていると疲れを感じづらいことになります。本の冒頭ではチェックリストがあり、そのバランスを自分で確認することが出来ます。

 私のような過度のストレスにさらされると交感神経優位となります。たとえば、眼精疲労、過度の冷房、睡眠不足などの働き過ぎ、心の悩み、薬の情報等です。一方、副交感神経優位の原因はたるんだ生活です。すなわち、人間はストレスがありすぎても行けないし、なさ過ぎても行けないと言うことになります。

 働き過ぎのストレス防止の方法は以下の通りです。私も取り入れるようにしています。まずは、デスクワークが1時間くらい継続したら、体を動かして血流を回復することです。
 体の冷やしすぎも大敵です。特に、冷たいものを体内に一気に入れるのはストレスになると言われています。

 睡眠も大事です。現代人は睡眠不足のおそろしさについての認識がともても甘く、簡単に夜更かしをしますが、自律神経と免疫の観点から見れば、崇神時間を削るのは体にとって、非常に恐ろしいことです。睡眠時間は7時間以上が理想です。睡眠不足は、ボディーブローのように人生の後半につけが回ってきます。がんばっている人ほど、休息時間もたっぷり取れということです。
 一番大事なのは、お天道様と一緒に起きると言うことです。私も、日の出時間にあわせて目覚ましをセットしていますが、理想は目覚ましなしで日の出とともに起きること、そのためには、カーテンを開けて寝るという手もあります。

 「笑い」も大事です。笑うと副交感神経優位となり、体温も上昇します。とにかく、交感神経優位になりがちな人は副交感神経優位の状況をあえて作り出すことが大切です。ゆっくりとお風呂に入ったり、笑ったり、玄米を食べるなどいろいろあります。また、体の内部を燃焼させて体温を上昇させることも大切だとされています。

 自律神経の機能が落ちて、免疫力が下がると、ガンが発生しやすくなります。安保先生の研究は人の持っている本来の自律神経の力、免疫力を高めて、ガンの発生を未然に防ごう、手術の予後を改善しようという研究です。安保先生の経験では、ガンが発症する人の多くが直近でストレスにたくさんさらされきて、免疫力が低下していたと思われるケースが多く、ガンを克服した人の多くがくよくよしないで免疫力を高めてくことが出来た人が多いと言うことです。

 ちなみに、「いびき」は、交感神経が緊張しすぎているために、体が酸素不足になっている兆候です。体からのサインです。「鼻水が粘性」になるのは交感神経が緊張して、分泌現象が抑制されている証拠です。さらさら鼻水が正解です。



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