2011/10/15 (Sat)
医療弁護団全国交流会in横浜に来ています。
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医療訴訟を患者側で手がけている弁護団の全国交流会初日に参加してきました。会場は、横浜中華街の中にあるローズホテルです。今日は、午後から、全国高裁所在地を中心に配置されている医療集中部の成果と評価について横浜医療弁護団のレポートと札幌、大阪、東京、名古屋の各弁護団から選ばれたパネリストによるパネルディスカッションが行われました。
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パネルディスカッションでは、争点整理や鑑定などの諸論点について、集中部の審理にどのような問題点があるのかについて議論が交わされました。私は、集中部は一定の成果を収めた以上、集中部ができた頃から事件の数は半減しているのであるから、もう集中部はやめてもよろしいのではないかと思っています。刑事裁判官が検察よりになってくるように、医療事故でも特定の裁判所が鑑定人協議会や病院の見学会なので医療側との距離がなくなるにつれ、医療側の諸事情に精通し、現状追認の方向に舵を取りやすいと感じているからです。
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一方、パネリストの一人は、集中部に医療事故を集中しすべきで、地方の医療事故も大都市の医療集中部にもってきてはどうかという見解を述べられました。全国集会でいつも感じることは、大都市圏の弁護士と地方の弁護士の意識の大きな格差です。この方の見解によれば、たとえば道内でいえば、函館でも釧路でも稚内でも北見でも医療訴訟は札幌審理せよということになります。こうなってしまったら、地方で医療事故の被害にあった人はまず訴訟を提起しないでしょうね。
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日本は、中核都市をつくらず、首都圏を中心とする国家像を構築してきました。その結果、電力も労働力も地域の犠牲の上に大都市は繁栄してきました。私は東京や大阪などの大都市で暮らしている人が幸せだ、恵まれているのだとは全く思いません。医療集中部こそが最高なのだという気落ちも全くありません。私は、物的設備や人材にも恵まれない中でも、がんばっている地方の人々が大好きです。
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