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Sammy'sダイアリートップ

2010/03/10 (Wed)

エクスターンシップを無事終えたKさんへ・・・健闘を祈ります。*法曹2010:03:10:11:29:52

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 約2週間のエクスターンシップ期間が終わりました。
 今回、エクスターンシップで、当職事務所に来ていたのは、北海道大学ロースクール学生のKさんです。エクスターンシップ生は、これで通算3人目です。以前は、色々な大学の法学部のインターンシップを毎年2名受け入れていましたが、今はロースクールのエクスターンシップ1名に絞っています。
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 エクスターンシップでは、お客様の同意を得て、事務所内の法律相談に同席してもらう他、裁判所や相手方代理人弁護士の理解・同意を得て、法廷や和解室に同席をさせていただき、よりよき法曹になるための研鑽を積んでもらっています。
 もちろん、学生には厳しい守秘義務がありますし、万が一に備えて保険にも入っています。
 エクスターンは、全国のロースクールで実施されています。
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 意外だったのは、依頼者の皆さんがロースクール制度をよくご存知で、快く研鑽に協力して下さる方が増えたことでしょう。学生も感激していたと思います。「是非、良い弁護士になって下さい」と暖かい声をかけてくださる依頼者の方もいらっしゃいました。
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 札幌弁護士会にはロースクールから数十人のエクスターンシップ生が来ていると思いますが、彼女がその中でも最も充実した研鑽を積んだと思います。
 私のところは、修習にせよ、エクスターン研修にせよ、非常に厳しいという噂があり、戦々恐々としていたのではないかと思っていたのですが、あに図らんや物怖じしないで、堂々と厳しい研修にも真摯に事件に立ち向かっていた姿は非常に好感が持てました。また、体育会系の良さが出ていたと思います。雰囲気が良かったですね。人間の持つ雰囲気というやつは一朝一夕にできるものではないと思います。今までの大学での体育会系クラブでの努力は無駄にはなっていないと思いました。
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 尋問も複数見ることができたと思います。裁判は勝つ人がいれば、必ず負ける人がいるということも判ってくれたと思います。裁判も連戦連勝とは行きません。形勢が不利な事件こそ、あるいは頑張ったのに敗訴してしまった案件こそ、依頼者に納得してもらえるのかが問題になります。勝って納得してもらえるのは当然ですが、負けても納得してもらえるかが勝負です。今回、いろいろな裁判の当事者に接することが出来たという経験は、ロースクールの中だけでは絶対に得られない財産です。
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 贈る言葉・・・弁護士にとって一番大切なのはテクニックではありません。弁護士としてのスピリッツ・ガッツです。京都やパリが何度でも訪れたくなる町である理由は、奥行きがあり、常に新しい発見があるからだと思います。人間も同じです。薄っぺらな人間ではお客さんは2度と来てもらえません。常に自己研鑽を積んで人間としての奥行きを作っていって欲しいと思います。そのためには、兎に角、少しずつでも良いから本を読む習慣を付けることです。

2010/03/08 (Mon)

交通事故相談と医療事故相談*交通事故2010:03:08:17:22:17

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 最近、交通事故相談が増えています。ホームページを見て、あるいは、電話帳を見てという方が多いのですが、同業者の弁護士の方のアドバイスでお電話を下さった方もいました。
 その方は、後遺障害の等級を形式的に審査されてお困りの方なのですが、確かに、簡単な事例ではなく、医療訴訟の知識や経験を有していなければ、難しい案件だと思われました。
 ある弁護士の方から私のところに行ってみたらと言われたそうですが、これは私にしてみるととても嬉しいことです。なぜなら、同業者が一番お互いの実力を知っているからなのです。
■
 医療事故を多数手がけていますが、医療事故で一番のネックになるのが医師の過失と医療事故と結果との因果関係であり、医療事故の認定ではこの二つの壁がエベレストのように高いのです。
 ところが、交通事故では、まず、過失の論点がなくなります。なぜなら、交通事故の場合、医療事故とちがって、加害者の注意義務違反(前方不注意、脇見運転等)が明らかだからです。
 さらに、因果関係の認定も医療事故に比べて極めて緩いというのが実態です。それは、交通事故の場合、保険制度が充実していて、被害者が支払を求めるという感覚よりも、保険会社に支払ってもらうという感覚が強いからなのかも知れません。医療過誤も同じように医師賠償保険の適用を受けるのですが、交通事故よりも当事者がぐーんと前に出ています。すなわち、保険会社というよりも病院を相手にしているという感覚が強いのです。
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 医療訴訟という極めて厳しい視界不良のフィールドを主戦場として戦っていて、そこから、交通事故のフィールドにやってくると、かなり遠くまで見渡すことができ、医療訴訟の知識や経験をフルに活用することができます。
 カルテ等の記載にも、臆することなく立ち向かえますし、医師の方にポイントを絞った照会をすることも可能になっていると思います。
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 特に、レントゲンやCT画像で単純明快に判断することができない、精神科、神経内科が絡んでくるような事案では、依頼する事務所によって、結論が大きく変わってくると思っています。
 交通事故で相談を受けた方からは、初回相談で当職事務所を信頼して戴いてほぼ100%受任となっています。
 交通事故の場合、着手金をいただいていないのも頼みやすい理由の一つかも知れません。

 
 

2010/03/06 (Sat)

「ブラックペアン1988」上下・海堂尊著・講談文庫(各419円)〜読書ノート2010/№62010:03:06:07:10:25

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 舞台は1988年の東城大学の医学部外科教室。神の手をもつ佐伯教授が君臨する教室に、食道ガン手術が簡単に行える術式をひっさげて、帝華高階講師が送り込まれてきたところから、物語は始まります。主人公は医師国家試験に受験後の医師一年目(一年坊と呼ばれるそうです)の世良の目を通して、物語は語られていきます。
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 作者は、チーム・バチスタの栄光で、有名な海堂尊。千葉県出身。県立千葉高校、千葉大学医学部卒業(医学士号取得)、同大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士号取得)。外科医を経て、現在は、病理医です。外科医の経歴、経験を生かして、リアルに大学病院の内部が描写されていきますが、これは医師でなければ書くことができない小説でしょう。
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 絶対的な佐伯教授が腹部内にペアンを残置したのではないかという疑惑を縦軸に物語は展開しますが、患者の命を時として犠牲にして、医師の論理で手術手技や担当医師が決定していく様が描かれています。私は、白鳥という強烈なキャラクターがでてくる、どこか漫画チックなチーム・バチスタよりも、ブラックペアンの方が断然リアルで面白いと思います。
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 私が担当している医療事故事案では、時として、余りに簡単にリスキーな手術が同意されていくことに驚かされることがあります。自分の命を左右するかも知れない手術について、患者側はその場であっという間に結論を出し、同意をしてしまうケースがあるのですが、もし、本当に真摯な説明をしていたら、その場で簡単な決断するようなことはないはずだと思っています。亡くなってからでは遅いのです。死んでから悔やんでも悔やみきれません。生きている内に、悩んで悩んで、最悪の事態をも覚悟して、手術を受ける必要があるのです。
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 大きな手術をする時には、十分考えてから決めましょう。結論は変わらなくても良いから、時間はかけるべきです。医療事故相談の多くは、説明が不十分だという感情が患者にある場合が多いのです。患者の側も、自分の病気のリスクを十分理解して、選択肢を考える必要があると思います。

 

2010/03/03 (Wed)

近未来SF映画「サロゲート」を観ました。*シネマ鑑賞ノート・2010・№22010:03:03:18:26:57

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 ブルース・ウィリス主演のSF映画です。ロボットやクローン人間とシンクロして身代わりとして動かすという筋立ては、「アバター」と似ています。人類の殆どが、自宅で安全に暮らして、ロボットの脳とシンクロして、身代わりで仕事をさせます。そう、藤子不二雄の「パーマン」のコピーロボットみたいな物です。
 みんな実物より格好いい姿のロボット(人間そっくりです)をつかっているのが面白いですね。
 何年かぶりで、主役の刑事自身が自分の身体で表にでると、それ自体がストレスになって、パニックになったりするのです。
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 眠りながら、脳の中で実体験をするという設定は、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「トータル・リコール」に似ているし、刑事がロボットというのは「ロボコップ」と似ています。SFは近未来を描いているのですが、ある程度のリアリティーももつ必要があります。例えば、「デイアフタートゥモロー」の地球温暖化が引き金となって氷河期が始まるという理屈は、地球温暖化がさけばれている今だからリアリティがあります。「ロボコップ」などの映画があったからこそ、この映画にもリアリティーが出てきているのだと思います。
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 筋立ては別として、ブルース・ウィリスの顔をそっくりの若い顔のロボットはどう撮影したのか全くわかりませんでした。多分、ブルース・ウィリス自身が演じているのですが、特殊メイクなのか、CGなのか全くどうやっているのかわかりません。それと、ロボットを演じている人間の演技がすばらしいのです。映像のテクニックの進化に驚くというのも映画の一つの楽しみ方ですね。
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 主人公の刑事が、ロボットを作っている会社に行ったとき、弁護士が出てくるのですが、もう、弁護士の悪口の言い放題。きっと観客は喜んでいるのでしょうね。アメリカではどの小説を見ても、弁護士は悪人扱い、嫌われ者です。映画「ジュラシックパーク」で、最初にティラノザウルスに食べられるのは弁護士でした。今に、日本の映画でも、酷い陰口を言われ、最初に殺されるのは弁護士になるのではないかと心配です。
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 追伸1
 隣に座っていた60才前後の方が、最初の10分頃から寝入ってしまって、最後まで寝ていたのには驚きました。結構、激しい映画だったんですけどね。そういえば、内の事務所のある秘書さんは恋愛映画に行って寝てしまったそうです。
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 追伸2
 予告編も上映されますが、上手くできていますね。ついまた行きたくなってしまいます。
 頭の中を空っぽにするには、映画が一番だと思います。また、封切り映画をみるというのは、結構人より前に映画のことを知っているという、ちょっとした優越感も得られます。

2010/03/01 (Mon)

サマークラーク選考で考えたこと〜あえて苦言を申し上げます〜扉は自分で開けるしかありません。*法曹2010:03:01:19:52:43

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 サマークラーク2010の募集をしたところ、複数名のロースクール生から応募がありました。誠にありがとうござました。例年だと1名程度の応募しかなかったのですが、今年は複数の応募があり、できるだけ多くの方にプログラムの経験をしてもらいたいとの思いから、一人1ヶ月のプログラムとして実施することにし、合計3名の方に、来ていただくことになりました。
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 応募してきた学生の皆さんには、お気の毒でしたが、採用することができない方もでましたし、採用期間も短くなりました。
 残念ながら、私でできることはこの程度です。過度な期待をされても限界があるのです。
 ではどうしたらいいのでしょうか。
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 卒業後、司法試験を受験し終える5月から発表がある9月までどうやって過ごすのは、合格後の修習にとって、極めて重要になると思います。サマークラークとして過ごすのが一番だと私は思います。そして、学生の皆さんもそう思っている人が多いようです。
 だったら、サマークラークをさせて欲しいと、自らいろいろな弁護士を訪ねればよろしいのではないでしょうか。
 いろいろな弁護士事務所の扉を叩けば良いと思います。
 エクスターンシップの関係、北大ローの先輩後輩の関係、友人の伝手、実務家教官の伝手などいろいろあると思います。飛び込みだって良いではないですか。
 扉の前で、黙って立っていても扉は開きません。自分で叩くしかないのです。
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 先日行われた修習生対象の就職説明会で感じたことなのですが、事務所で働いて一人前にしてくださいとして、自分の無力さを告白するのはいかがなものでしょうか。ロースクール制度が出来る前の話ならわかりますが・・・。ロースクールができて、短期間の修習しかないのは、ロースクールを卒業したら殆ど一人前の法曹だという考え方に立っています。だったら、むしろ、私はこういうことができます。こういう勉強をしてきましたということをアピールして欲しいのです。
 自分は法曹としての実力は無いのだ、修習でその力を付けるのだという認識しているロースクール卒業生がいるとしたら、それは間違いです。皆さんの実力はもう十分あります。足りないのは実務経験だけです。だったら、その実務経験を修習開始前から得ておくことが大切です。夏休み図書館で座学するより、法律事務所で、一週間でも、一カ月でもより多く実務の中で修養することが、その後の修習にとても役立つはずです。
 そして、もっというと、ロースクール時代、さらにさかのぼると法学部時代に、自分が何を武器にして、法曹界を乗り切るかを意識してその実力を高めておく、研鑽を積んでおく(法律相談室活動をする、労働法の研究をする等々)必要があると思います。時代は変わったのです。
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 サマークラークになりたいなら、自分の足で当たらないと駄目だと思います。そこで必要とされるプレゼンテーション能力は、必ず就職活動でも生かされるはずです。

2010/02/26 (Fri)

「虹と雪のバラード」を覚えていますか。*回顧録2010:02:26:20:21:16

IMG_0030.jpg ■
 バンクーバーオリンピックももう終盤ですね。
 1972年の札幌オリンピックの当時は、真駒内中学校の1年生でした。私が住んでいた上町5丁目から真駒内中学校に通う道の途中に選手村がありました。オリンピックの最中、選手がランニングしているのを見たり、ピンバッチを交換してもらったりしていました。
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 スケートができる同級生の多くは、開会式に参加。風船を持って、登場しました。(映画札幌オリンピックに登場した同級生も多数おりました)が、私はスケートができなかったので、自宅で開会式の中継をテレビで見ていました。
 小学校全体で、アイスホッケーを真駒内のアイスアリーナに応援しに行きました。日本と関係ない対戦だったのですが、一生懸命応援したのを覚えています。
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 札幌オリンピックのスターは、何と言っても、ジャンプの笠谷選手と、フィギュアの女子のジャネット・リン選手ですね。フィギュアの女子の銅メダルですが、金メダルや、銀メダルの選手が誰だったのか全く記憶にないのですが、ジャネット・リンは今も記憶に残っています。もう、上機嫌・笑顔が身についた方ですね。数年前、村主章枝さんがジャネット・リンさんの家を訪ねるテレビ番組がありましたが、あの笑顔は健在でした。このころから、フィギュアスケートが好きになったのかも知れません。
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 笠谷選手は、小学校のスキー学習で、クラウチングスタイルをまねして、小さな瘤からジャンプして遊んでいましたね。笠谷・金野・青地という、日の丸飛行隊のメダル独占は、本当に感動しましたね。札幌オリンピックで唯一のメダルですが、あれがないと寂しい大会になったでしょう。
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 当時の札幌は、オリンピック歓迎ムード一杯でした。
 私の通っていた真駒内小学校では、朝礼で、全員で、毎日トア・エ・モアの「虹と雪のバラード」を混声合唱で歌っていました。だから、この曲を聞くと、当時のことが思い出され、今でも大好きな曲ですが、メロディーもすばらしいのですが、歌詞が出色です。
 オリンピックがやってくる時の気持ちが表現されている1番も良いのですが、オリンピックが終わった後、つまり宴の後のことが表現された2番の歌詞の方が大好きです。「影たちが飛び去るナイフのように」「生まれ変わるサッポロの地に、きみの名を書くオリンピックと」・・・その時のみんなの気持ちを投影していると思います。
 オリンピックソングに、オリンピックが終わった後のことを表現するというのはとても日本的のようなきがします。

  虹の地平をあゆみ出て
  影たちが近づく 手をとりあって
      町ができる 美しい町が
      あふれる旗、叫び、そして唄
    ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
    あの星たちのあいだに眠っている北の空に
           きみの名を呼ぶ オリンピックと

   雪の炎にゆらめいて
  影たちが飛び去る ナイフのように
       空がのこる まっ青な空が
       あれは夢? 力? それとも恋
    ぼくらは書く いのちのかぎり
    いま太陽の真下に生まれかわるサッポロの地に
           きみの名を書く オリンピックと
           生まれかわるサッポロの地に
           きみの名を書く オリンピックと
 

2010/02/24 (Wed)

カウンセリングと弁護士、ブログの効用*生き方2010:02:24:16:04:24

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 札幌美容形成外科の本間先生のブログは一日のアクセス数がサミーズダイアリーの何数倍というアクセス数を誇っていますが、たまに、本間先生のブログで私のことが取り上げられているようです。面はゆい限りではあります。
 皆様も一度、本間先生のサイトにもアクセスしてみてはどうでしょうか。毎日、医療関係の事柄を中心に、様々な問題が本間先生の視点からとらえられていてとても面白いと思います。人気があるだけのことはあります。
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 本間先生が毎日ブログを書かれているのをみて、私も一念発起して毎日ブログを書きはじめたのですが、最初は大変な作業ではないかと思っていたのですが、取り組んで見ると、面白く、弁護士の仕事柄話題も尽きないことがわかりました。本間先生のようには毎日はかけませんが、結構楽しんで書いています。
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 ブログを書くということは、自分自身をさらけ出すことだと言うことをつくづく知りました。しかし、人というものは、苦しくなると言葉として外にはき出して、誰かに聞いてもらってバランスを取っていると思います。自分で小さなブログをつくるのがはやっていますが、日本はストレスフルな社会だから、ブログを書くことによって精神のバランスを保っているという面もあるのではないでしょうか。
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 もちろん、沈黙は金です。しかし、沈黙を守り続けること、他人に打ち明けず心を閉ざすことはかなりのストレスだと思います。沈黙を守り続けて、精神を病むよりも、信用できる人に打ち明けた方が良いかもしれません。そして、そういう相談できる家族や友人を持つと言うことはとても大切なことだと思います。
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 医師も弁護士も他人の悩み事、人には言えないことを聞いて相談にのる仕事です。ある意味、カウンセラー的な役割も担っていると思います。現に、依頼者の方で話をしてしまってほっと一息を付いたと話される方が多いようです。涙を流して安心したと話される方もいます。
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 最近、テレビコマーシャルなどで法律事務所の宣伝が大々的になされていますが、最終的な安心感を得るためには、私は対面で相手の表情を見ながら話すことが絶対に必要であると思っています。電話のやりとりだけで、依頼を決めてしまってよいのかなあを思います。医療をよく引き合いに出しますが、電話一本で医師に相談して納得する人は殆どいないでしょう。やはり診てもらわないと安心できないのではないですか。それと同じだと思うのです。
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 最近、弁護士のブログも増えていますが、じっくりと過去ログを読んでみることです。読んでみると、必ず、その弁護士の考え方が見えてくるはずです。

2010/02/22 (Mon)

名著「生物と無生物の間」の著者の福岡伸一先生の講演を聴いてきました。*イベント2010:02:22:18:02:57

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 札幌市医師会医学会の市民公開の特別講演として、青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授福岡伸一先生のお話しを聞いてきました。演題は、「 世界を解くキーワード、それは“動的平衡”」です。
 福岡先生は、名著「生物と無生物の間」「世界は分けてもわからない」等で知られる分子生物学の権威です。ちなみに、福岡先生は、爆笑問題がキャスターを務めているNHK番組「爆問学問」にも登場したことがあります。
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 福岡先生の文書は本当にお上手です。文筆能力という文系の才能まで兼ね備えている希有な存在だと思います。福岡先生の本で、DNAのらせん構造を発表を巡るワトソンとクリックに代表される行き詰まる科学分野の競争のストーリーの数々を知りました。本当に科学の世界にはスリリングかつドラマチックな実話がありますね。ランゲルハンス島を発見したランゲルハンスの話、顕微鏡の父といわれる   の話、そして、同じ年、同じ町(オランダ・デルフト)で生まれたフェルメールと話・・・・面白い話がたくさんあります。
■ 
 福岡先生のお話の肝の部分は、「動的平衡」の考え方を紹介し、その「動的平衡」という視点から世の中を見渡してみると、別の見方ができるのではないかということだったと思います。身体はエンジンと違って、食料がガソリン代わりになっているのではありません。食べ物は分子レベルに分解され、絶えず、体中の分子が入れ替わっているのです。
 社会や生態系も同じです。皆棲み分けをして、それぞれの役割になっていて、人が入れ替わっても、組織は維持されていくということになります。
■ 
 動的平衡を一旦崩してしまうと、開腹させることは非常な困難を伴います。環境問題を考える上でも、動的平衡を崩さないことを念頭に考えると良いのではないかと思います。地球温暖化の問題も、動的平衡を崩してしまった結果であるといえると思います。
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 福岡先生のお話は、その著書と同じくどこまでも明快で、わかりやすく、楽しいものでした。講演は予定時間よりも早く開始され、最後に質問の時間を設けて下さり、私も動的平衡から診た寿命ということについて質問をさせていただきました。
 また、本を持参していたので、サインも戴きました。不躾にも、私の名前も入れてもらいました。私の「お宝」です。本当にうれしい限りです。
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 医師会のすばらしい企画だったと思います。きっと、満員札止めになってしまうのではないかと懸念していたのですが、医師会が余り宣伝をしなかったせいか満席という状況ではなく、一番前の席でじっくりとお話を伺うことができました。本当にラッキーでした。札幌市医師会学会では、市民公開の特別講演を毎回開いておられるようです。次回も期待したいと思います。
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 講演会は、良いですね。脳科学の茂木健一郎、作家の五木寛之先生の講演も良かったです。来月は野村楽天名誉監督のお話を聞きに行く予定にしています。
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 本日は、旭川市立病院で私の講演会があります。夕方旭川に向かいます。

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2010/02/19 (Fri)

「仕事燃費を3倍アップする!」・齋藤孝著・講談社(1300円)〜読書ノート2010/№52010:02:19:19:24:16

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 上機嫌は世界共通のマナーである。・・・例えば、アメリカ人は機嫌良く振る舞うことが社会性がある証だという認識を持っているので、常に機嫌の良さをアピールしている。・・聖書を見ると「cheerful」という言葉が繰り返し出てくる。つらいことや悲しいことがあったとき、不幸なときにあえて陽気に笑顔を見せて努めて周囲を明るくしようと心がけるというのは容易にできることではない。・・・欧米では「cheerful」を心の習慣としていて、社会生活上の作法になっていることに、新渡戸稲造は着目していた。
■
 **いまの世の中は、不機嫌な人に甘い**家庭でも学校でも、強く叱ったり厳しく言ったりしない。大学で教えていてもそうだ。授業で用いるテキストひとつさえも、これを使うことで不快になる学生がいないだろうかと気にしながら選択しなければならなくなっている。不機嫌ウィルスが増殖する土壌が、あちこちにある。しかし、実際のところ、不機嫌でいて特になることは何一つない。
■
 「なんで、私ばっかりこんな雑用をやらなきゃいけないのか」「なんで、私ばっかりこんな面倒な仕事を押しつけられるのか」といった不満を言う。あるいは、「私は忙しいんだから、よけいなことは頼まないで!」という雰囲気を、体中から発している。・・・という発想の人は、一様に周りが全く見えていない。そういう独りよがり思想を捨てないと、仕事燃費は向上しない。それぞれの人がそれぞれのタスクを背負っている。そのタスクを書き出してみると結構他人に対する眼が開けてくる。
■
 「あとでやろう」の「あと」は永久に来ない。とりあえずメモを取り、あとできちんと整理し直そう。こんな燃費の悪い考えはもう捨てよう。
■
 以上は、本の中で、特に印象に残った部分です。この他にもたくさん生きる上でのヒントになることが書かれています。
■
 日本は、「不機嫌な人に甘い社会」ですね。不機嫌にしていると周りに気を遣ってもらえます。それで特をしている気持ちになっている人がどれだけ多いことか。いつあっても上機嫌で楽しい人というのは、周囲を見渡していらっしゃいますか。数えるだけしかいないはずです。私は、実は、不機嫌を気分のベースとしている人が大嫌いです。でも、私は、上機嫌がベースだから、悔しいけど、術中にはまって、不機嫌を気分のベースとしている人に気を遣ってしまいます。悲しい性ですね。
■
 頼まれたくないという空気を全身から発している人は数多くいます。この場合、頼み事が上機嫌モードの人に偏ってしまいがちです。そうすると、上機嫌モードの人の不満が蓄積して、突然爆発して、不機嫌モード人間になってしまったりします。人間関係は複雑ですね。
 どうして、みんな上機嫌モードをベースとして仕事ができないのかなあ。不思議でしかたありません。

2010/02/17 (Wed)

交通事故で思いがけず症状が悪化しているという事例の相談が増えています。*交通事故2010:02:17:20:06:43

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 最近、交通事故で思いがけず、症状が悪化してしまって、そのことが保険会社に理解されずに困っていますという相談が頻繁に寄せられています。
 相談者の方に共通してある誤解は、自賠責決定が最終的なもので、異議が認められなかった場合にはあきらめざるを得ないと考えていることでしょう。
 自賠責の決定は最終的なものではありません。
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 人権の最後の砦は裁判所です。裁判を受ける権利は国民に認められた憲法上の権利です。ですから、自賠責の決定に不服があれば、訴訟をすればいいのです。
 自賠責の決定は書面審査によるものであり、被害者の生活実情を十分に把握した上でのものではありません。ですから、自賠責決定を上回る後遺障害認定を裁判所の判決でしてもらえることがあります。
 特に、形式的な労災と同じ自賠責基準では十分くみ取れない痛みや不具合が発症しているケースというのが多いのです。
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 例えば、精神科の専門医に鑑定をしてもらったところ、事故を契機として、うつ病が発症している場合もありました。また、定評のある整形外科の見立てによれば、実は肩盤が断裂していたとか、脊柱の一部が圧迫骨折していたということもありました。そして、自賠責の認定では非該当でも後遺障害の補償を裁判所で受けたケースもあります。
 ですから、すぐにあきらめてしまう必要はありません。そして、このような診断がつかなくても、裁判所に自覚症状を理解していただければ、慰謝料の増額を勝ち取ったこともあります。
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 最近、脳脊髄液減少症という診断を受けている方の相談も増えていますね。脳脊髄減少症の診断基準については、緩やかな基準を立てている医師がつくる研究会がありますが、多数派ではありません。保険会社も正面からこの診断を受け入れている訳でもありません。
 ですから、この診断があるから当然高次脳機能障害として認定されると言うことになるわけではないのですが、その症状が別系統の神経症状として認定をされることもあります。だから、やはり諦める必要はありません。
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 一方、客観的データを無視して、高額に過ぎる賠償を求めていくことも、いたずらに解決を後らせるだけという側面があります。いずれにせよ、交通事故に詳しい、弁護士のアドバイスを受けた方がよろしいかと思います。

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