1月は「書面ラッシュ」の季節
毎年1月は、年末年始の時間を活用して大きな書面を提出する流れになることが多く、どうしても激務になりがちです。まとまった準備書面や主張整理を一気に仕上げるには、年末年始は貴重な作業時間でもあります。
しかし、その反動もあって、年明けは心身ともに負荷がかかりやすい時期でもあると感じています。
弁護士の仕事は作家と同じ「締切」に追われる仕事
弁護士という仕事は、どこか流行作家に似ている面があります。常に次の締切が控え、また次の締切が迫ってくる。気がつけば、〆切に追いまくられている生活です。
もちろん、こうしたスケジュールは、「健康に働けていること」を当然の前提として組まれています。体調を崩さず、予定どおり動けることが暗黙の前提になっているのです。
北海道の冬は体調管理が難しい時期
特に北海道の冬は、1月中旬から2月中旬――ちょうど雪まつりが終わる頃までが、体感的にも最も寒さの厳しい時期ではないでしょうか。
外気の低温、屋内外の温度差、乾燥した空気。こうした条件が重なることで、体力の消耗や免疫力の低下を実感しやすい季節でもあります。日々の業務に追われていると見落としがちですが、この時期は体調を崩しやすい「要注意期間」だと改めて感じています。
健康を崩すと一気に歯車が狂う
だからこそ、ひとたび健康を害すると、影響は小さくありません。風邪で数日寝込む――それだけでも、業務全体に大きな支障が出てしまいます。
弁護士業務は、完全に誰かに代わってもらえる性質の仕事ではありません。もちろん、代替できる場面もありますが、依頼者との関係、事件の経過把握、書面作成の文脈などを考えると、「簡単に交代」というわけにはいかないのが実情です。
正直なところ、「代わってもらえたらどれほどありがたいか」と思う場面がないわけではありません。それでも、最終的には自分で背負うしかない――そんな仕事でもあります。
人の体は絶妙なバランスの上にある
人というものは不思議なもので、たった一か所でも、痛いところ、痺れるところ、痒いところができるだけで、思いのほか強いストレスを感じてしまいます。
普段は意識しませんが、私たちは本当に絶妙なバランスの上で生活しているのだと、体調を崩したときに痛感します。
「健康は続く」とつい思い込んでしまう
健康な状態が続いていると、この状態がこのまま維持されるような気がしてしまいます。自分の年齢をどこかで忘れ、少々無理をしても大丈夫だろうと、つい過信してしまう。
今回は、まさにそれでした。無理が重なり、結果として風邪を引いてしまい、1月はその意味でもなかなか苦しい時間となりました。
いまされながら、だからこそ、何よりも健康
仕事の質も、判断力も、集中力も、すべては健康という土台の上に成り立っています。当たり前のことですが、忙しい時期ほど、この前提を見失いがちです。
北海道の厳冬期を乗り切るという意味でも、そして日々の実務を安定して続けていくためにも、改めて胸に刻みたい言葉があります。
一番大切なのは、やはり健康です。
皆様もご自愛ください。

