お知らせ

2023.02.22

医療事故と気がつくかどうかが重要

  • ■ 交通事故が起きた場合、被害者と加害者は当然のように警察や保険会社に連絡をして、賠償問題に発展します。それは事故が起きたことが誰の目にも明らかだからです。しかし、医療事故の場合、それが医療事故と認識できない場合が多いのです。
  • ■ 医療事故が起きた場合、病院側からこれは医療事故ですから賠償交渉しましょうと言い出すことはまずありません。患者が医療事故では無いかと言うことを持ち出してはじめて賠償交渉が始まります。医療事故はたくさん起きていますが、患者がそれに気がつかずにスルーしてしまっている案件はとても多いと思います。また、医療事故だ、何か変だと思っても、言い出す勇気が持てなくて、あるいは、弁護士に相談する勇気が持てなくて、そのまま火葬に付せられるということも多いと思います。火葬に付してしまうと、証拠は消えてしまいます。家族の1人が、死後の検査を病院に求め、その検査結果が決め手となって、死亡の原因が判明するという例が何例かありました。
 
  • ■ 医師の説明とは全く異なる経過でなくなったケースでは、医療事故を疑って構わないし、死因の解明を病院に申し出ても構わないと思います。医療事故による損害賠償請求事件で勝利をした案件には、家族1人の気づきから始まったというケースも少なくないのです。