ニューヨークで食べる本格派ハンバーガー

ニューヨークの一流ホテル「ル パーカー メリディアン ニューヨーク」には、分厚い紫色の幕で仕切られた秘密の一角がある。そのカーテンを開けると、本格ハンバーガーのお店があり、大勢の顧客でごった返している。ハンバーグの焼き加減とトッピングを注文して、自分の名前を申告、焼き上がるのを待つ。店を出て、摩天楼の下で食べる本格派ハンバーガー。これぞニューヨークの味。
セントラルパークを眺めつつ食べる 贅沢フレンチ

マンダリン オリエンタル ホテルの35階にある「アジアート」は忘れられないレストラン。窓から見える風景は、青々とこんもりと繁っているセントラルパークの木々たち。その風景を眺めながら食事(エイジアンフュージョン)を堪能する喜びは格別。
圧巻のMoMAのレストラン
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の中庭にはスカルプチャー庭園があり、さまざまなオブジェに囲まれながら、人々は思い思いの時間を過ごす。5階にあるレストランにはベランダ上に張り出した空間があり、そこに座れば、スカルプチャー庭園の様子を俯瞰しながら食事ができる。ここで飲むビール(ブルックリンラガー)が最高。ちなみに、レストランの入り口には、アンディ・ウォーホルの大きなスープ缶の絵が何枚も飾ってある。まさに、贅沢の極み。
ソウルの干し鱈の揚げ物

ソウル市内の場末の居酒屋で食べた干し鱈の揚げ物とマッコリが忘れられません。お店は満員で店の外でテーブルを出して飲食するのですが、飲んでいると、餅屋が餅を売りに来たり、物乞いがお金を要求しに来たりと、貴重な体験をしました。たらふく食べて、料金は一人1,000円以下。値段の安さでさらにびっくりしました。焼き肉も堪能しましたが、最終日に食べたキムチベースの辛い牡蠣鍋も忘れられませんね。
ベルリンのアスパラガスとベトナム料理

ベルリン視察では、この時期にしか食べられないというアスパラガスに舌鼓を打ちました。滞在中3回食べたのですが、いずれも絶品の味わい。日本ではお目にかかれないような太くて柔らかいホワイトアスパラガスが最高でした。ベルリンの5月という心地よい気候のもとで食べるのが、さらに美味さを演出したようです。
また、ベルリンは国際都市なので、インド料理をはじめとする各国料理の美味しいお店がたくさんあります。視察団で入ったのはベトナム料理のお店。とても美味しかったですね。アジアの食べ物を食べると何だかほっとします。
ティント・デ・ベラーノ

スペイン・グラナダにある「アルハンブラ宮殿」で飲んだ「ティント・デ・ベラーノ(Tinto de Verano:夏の赤ワイン)」が最高でした。スペイン南部でポピュラーな「夏のワイン」です。作り方は簡単。氷を入れたグラスに赤ワインを注ぎ、炭酸水で割るだけ。赤ワインの量はお好みです。美味しくて夏にぴったり。日本に戻っても、アルハンブラ宮殿を思い出しながら、毎日こればかり飲んでいました。
タパス

スペインで美味しい食べ物といえば、タパスです。いろいろな美味しいものが少量お皿に載って出てきて、それを肴にワインやビールを飲むというもの。スペイン版「おばんさい」というところでしょうか。美味しいなあと思ったのはイカの唐揚げやソーセージですが、一番はなんといってもニシンの酢漬けですね。お店ごとに工夫がありますが、私の入ったお店では、ニシンがポテトチップスの上にのってきました。
オランダのご馳走

オランダで食べる楽しみなのが、まずはハルニシン。新鮮な生のニシンを塩漬けにして玉葱などで和えたものが、スタンドで売られます。日本にはない美味しい食べ方です。パンに挟んでサンドイッチやハンバーガー風にしても美味です。
そして、オランダでもう一つ思い出深いのは、かつてオランダの植民地だったインドネシアの料理です。
サテ(焼鳥のようなもの)やナシゴレン(目玉焼やいろんな具ののったチャーハン)などとても美味しいのです。その理由は、インドネシアが独立してからも国に戻らなかったネイティブの皆さんが作っているから。なるほど納得の味わいです。
湯豆腐と石庭

京都に行くと必ず龍安寺に寄って、石庭と池を見て回り、その帰りに必ず湯豆腐を食べることにしています。寒い時期は当然美味しいのですが、夏の暑いときも思いがけない旨さです。クーラーの効いた畳の部屋で、熱い湯豆腐というのも奇妙な取り合わせですが、なかなか良いものです。是非、龍安寺に行かれたら立ち寄ってみてください。
宇治の抹茶とくずもち

電車を降りて、京都・宇治の平等院鳳凰堂にたどり着くまでの参道には、老舗のお茶のお店がたくさん並んでいます。どのお店からも美味しい抹茶の香りが漂います。そんな香りに誘われて、老舗の一軒ののれんをくぐり、抹茶とくずもちで一服。胃の腑に抹茶の味が染み渡り、ゆったりとした時間を過ごせました。京都へお出かけの際は、紫式部の世界に思いを馳せながら、抹茶を味わうことをお薦めします。

